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最終更新日2024-04-19 (金) 15:39:11
２０２３年
このトップページは２０２２年（昨年）の元旦より新トップページとしてリニューアルいたしました。
新トップページを更新しました。更新日２０２４年４月１９日
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紅雨の横浜花散歩３はこちらへ ４月１７日更新
２０２１年以前
２０２０年１２月第15回個展（みなとみらギャラリー）は盛況りに終了いたしました。ありがとうございました。
追ってこのホームページに掲載いたします。
第11回から14回個展（青山）はトップページ内にございます。
みなとみらいギャラリー２０１５年第１０回個展のホームページが目次「関口紅雨個展」にできました。
「門生の習作ギャラリ」を更新しました。(２０１８年１０月２０日）
「紅雨デザイン」を更新しました。（２０１５年７月１５日）
「門生の習作ギャラリー」に２０１５年１２月２日から開催されましたニチレイ「創立記念日作品展」の作品を掲載しました。
青山メディケア小品展おわりました。一部作品です。こちらへ
以下２０２１年以前のページです。
ーーーーー
２０２１年１２月1日 師走
早いもので師走になりました。
書は「蕭瑟」（しょうしつ）木枯らしが吹きすさぶさま
イロハモミジの紅葉
野毛山公園の紅葉
美点凝視 個展作品旧作
２０２１年１１月１５日 七五三
蝦夷菊
レッドクリフ（ケイトウ）
キバナノコスモス
有無相生（うむあいしょうず） 個展作品（旧作）
２０２１年１１月１日
菊薫る季節、文化の日を前にして文化に浸りたいとは思いますが、昨今なにもできず日々の無事を祈るばかりの生活だったように思われます。
書は「一日一生」
横浜市役所運河テラスにて
大輪のダリア
孤高 個展作品（旧作）
２０２１年１０月１６日 １０月１８日十三夜
幾度となく夏日を繰り返し漸く秋の気配を感じる頃となりました。
ホトトギス
ダリア（天竺牡丹）
セロシア（野鶏頭）
含英咀華（がんえいそか） 個展作品（旧作）
２０２１年１０月１日 衣替え
いつの間にか１０月に入りました。漸く宣言が解除されましたがまだまだ不安の日々となりそうです。遠出は当分できそうにありませんね。
書は「有楽」
石榴（ざくろ）の実
馬刀葉椎（まてばしい）の実
秋霖（しゅうりん） 個展作品
２０２１年９月１６日
９月２０日 敬老の日 ２１日 十五夜 ２３日 秋分の日 秋酣
白いヒガンバナ
彼岸花
ススキ
鉢植えの仙人草
延年転寿 個展作品 軸装
２０２１年９月１日 防災の日
ムラサキシキブの実
ハツユキカズラ
トレニア
美点凝視 個展作品（旧作）
２０２１年８月１５日
真夏の富士（野毛のつり橋より）
高砂百合（野毛山公園）
知者楽水（ちしゃはみずをたのしむ）論語 個展作品
仁者楽山（じんしゃやまをたのしむ）論語 個展作品
２０２１年８月１日 水の日
書は「一望無垠（いちぼうむぎん）」
見渡す限り遮るものがないこと。いまはその逆境にありますが。
中央は水音を楽しむ水琴窟と浜木綿の花を生けました。
ようやく夕闇に咲き出したきからすうり
黄色いオシロイバナ
赤いオシロイバナ
一望無垠（いちぼうむぎん） 個展の作品 軸装
２０２１年７月１３日 盆迎え火
盆飾り 書は「涅槃」（軸装）
コオニユリ
純白槿（むくげ）
一片氷心 個展作品
２０２１年７月１日
夏越の大祓も終わり今年もあと半年となりました。
６月３０日 夏越の大祓（なごしのおおはらえ）
伊勢山皇大神宮の茅の輪
書は「楽古」
スイレンボク
雨過天晴 個展の作品
２０２１年６月１５日
ようやく梅雨入りとなりました。雨はあまり降ったとは思えませんが、真夏日が続いていたのでなんとなく一区切りついてほっとしています。
ヒメヒオウギ
オトギリソウの花と実
鏡花水月 個展作品
２０２１年６月１日 水無月
6月にはいり梅雨入りも間近と思われます。大好きなアジサイを生けて楽しんでいます。
書は「有無相生」（うむあいしょうず）
紫陽花
上善如水（じょうぜんはみずのごとし）老子 個展作品
２０２１年５月１５日
五月半ばというのにもう梅雨入りとか。
シラーベルビアナ（大蔓穂）
薔薇
ラナンキュラス
光が見えない毎日ですが、せめて光を求めて次の書を。
韜光養徳（ひかりをつつみとくをやしなう）菜根譚 個展出品作
和光同塵（わこうどうじん）
（自分の才能や徳を隠し世俗に合わせること。） 老子 個展出品作
２０２１年５月１日 八十八夜
風薫る5月となりました。ゴールデンウィークは静かに過ごしたいと思います。
書は蓮池遊魚
野毛山動物園のこいのぼり
左から、きりん、わに、吹流し、きりん、レッサーパンダ、わに、ライオン
キャロラインジャスミン
藤
山水在清韻 個展出品作
２０２１年４月１５日
目の覚めるような赤い美しい躑躅の花がいつもより早くあちこちで満開になりました。
野毛山公園池のほとりの躑躅
落葉帰根 個展出品作
常緑樹も新芽が美しく輝き、下の古い葉が根元に落ちてそれがまた土に返り栄養となる。
２０２１年4月１日 卯の花月
ソメイヨシノが終わり赤い蘂（しべ）が美しく残っていて風情があります。
八重桜がだんだんと咲き始めました。それもまた暖かさがありほっとします。
書額は「鳥」
例年になく鳥のさえずりが賑やかです。特にうぐいすの美しい声が耳に。
ハナズオウ
ハナモモ
落英繽紛（らくえいひんぷん）
花びらの美しく散る様 個展出品作
２０２１年３月１６日
桜の開花も間近になりました。未だ自粛が終わりません。
彼岸を控え季節が足早に移りつつあります。
３月の富士 野毛の吊り橋より
雪柳
八重の辛夷（こぶし）
清音幽韻（せいおんゆういん） 個展出品作から
文章の優れていること
２０２１年３月１日 弥生３月雛の月
３日ひなまつり５日啓蟄、春になりました。
額は「春和」
英華発 個展の作品
２０２１年２月１５日
2月は逃げるといってあっという間に月半ばを過ぎてしまいました。相変わらず自粛生活の中にいます。そんななか梅の花を見つけてほっとしました。
紅梅
文殊
白梅
上善如水（老子）個展出品作
２０２１年２月１日 きさらぎ 衣更着
２日節分、３日立春、初午
今年は１２４年ぶりに節分立春が１日早くなる年回りだそうです。
このめずらしさが良いほうへ転ずると良いですね。
書額は「魂」（みたま）
春を待つ
我が家のアロエの花
身心一如 個展の作品から
心とからだは一体である。コロナ禍で身も心もやっと持ちこたえている毎日。平穏な日々が早く戻りますように。
２０２１年１月１５日 小正月
小正月なので久しぶりに習わしどおり小豆粥をつくりました。
書額は「寿福」。南天の実を加え難を転ずるように。乙女椿で春の気配を。
干支の牛くんクッキーと招き猫クッキー。
月弦 （個展の展示作品より）（１９８０年代の作）
２０２１年１月７日 七草
あっという間のお正月、五日は寒の入り小寒、七日七草松の内が終わります。行事は次々ありますが生活スタイルは依然として自粛が続きそうです。とにかく注意を怠らず健康には充分気をつけましょう。
春の七草
一望無垠（いちぼうむぎん）
遥か遠くまでみとおせる世の中になりますように。（個展の展示作品より）
２０２１年 元日
賀正
皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
書額は「佳哉」よきかな
中國神話の伝説の瑞鳥「鳳凰」をイメージしました。
愛と幸せを運ぶとのこと。そう願いたいです。
龍跳虎臥（りょうちょうこが） サイズ・半切
自由自在の筆勢
２０２０年１２月３１日 大晦日
年末の個展は皆様のおかげをもちまして無事盛況のうちに終えることができました。
心から感謝申し上げます。
胡蝶蘭
“幸福が飛んでくる”という花言葉のある見事な胡蝶蘭を会場に贈っていただきました。
来る１２月１７日（木）から１２月２０日（日）まで横浜市のみなとみらいクイーンズスクエア２Fみなとみらいギャラリーにて
「第１５回 関口紅雨書の世界」個展を開催する運びとなりました。お知らせ申し上げます。
以下２０２１年以前のページです。
ーーーーー
２０２１年１２月1日 師走
早いもので師走になりました。
書は「蕭瑟」（しょうしつ）木枯らしが吹きすさぶさま
イロハモミジの紅葉
野毛山公園の紅葉
美点凝視 個展作品旧作
２０２１年１１月１５日 七五三
蝦夷菊
レッドクリフ（ケイトウ）
キバナノコスモス
有無相生（うむあいしょうず） 個展作品（旧作）
２０２１年１１月１日
菊薫る季節、文化の日を前にして文化に浸りたいとは思いますが、昨今なにもできず日々の無事を祈るばかりの生活だったように思われます。
書は「一日一生」
横浜市役所運河テラスにて
大輪のダリア
孤高 個展作品（旧作）
２０２１年１０月１６日 １０月１８日十三夜
幾度となく夏日を繰り返し漸く秋の気配を感じる頃となりました。
ホトトギス
ダリア（天竺牡丹）
セロシア（野鶏頭）
含英咀華（がんえいそか） 個展作品（旧作）
２０２１年１０月１日 衣替え
いつの間にか１０月に入りました。漸く宣言が解除されましたがまだまだ不安の日々となりそうです。遠出は当分できそうにありませんね。
書は「有楽」
石榴（ざくろ）の実
馬刀葉椎（まてばしい）の実
秋霖（しゅうりん） 個展作品
２０２１年９月１６日
９月２０日 敬老の日 ２１日 十五夜 ２３日 秋分の日 秋酣
白いヒガンバナ
彼岸花
ススキ
鉢植えの仙人草
延年転寿 個展作品 軸装
２０２１年９月１日 防災の日
ムラサキシキブの実
ハツユキカズラ
トレニア
美点凝視 個展作品（旧作）
２０２１年８月１５日
真夏の富士（野毛のつり橋より）
高砂百合（野毛山公園）
知者楽水（ちしゃはみずをたのしむ）論語 個展作品
仁者楽山（じんしゃやまをたのしむ）論語 個展作品
２０２１年８月１日 水の日
書は「一望無垠（いちぼうむぎん）」
見渡す限り遮るものがないこと。いまはその逆境にありますが。
中央は水音を楽しむ水琴窟と浜木綿の花を生けました。
ようやく夕闇に咲き出したきからすうり
黄色いオシロイバナ
赤いオシロイバナ
一望無垠（いちぼうむぎん） 個展の作品 軸装
２０２１年７月１３日 盆迎え火
盆飾り 書は「涅槃」（軸装）
コオニユリ
純白槿（むくげ）
一片氷心 個展作品
２０２１年７月１日
夏越の大祓も終わり今年もあと半年となりました。
６月３０日 夏越の大祓（なごしのおおはらえ）
伊勢山皇大神宮の茅の輪
書は「楽古」
スイレンボク
雨過天晴 個展の作品
２０２１年６月１５日
ようやく梅雨入りとなりました。雨はあまり降ったとは思えませんが、真夏日が続いていたのでなんとなく一区切りついてほっとしています。
ヒメヒオウギ
オトギリソウの花と実
鏡花水月 個展作品
２０２１年６月１日 水無月
6月にはいり梅雨入りも間近と思われます。大好きなアジサイを生けて楽しんでいます。
書は「有無相生」（うむあいしょうず）
紫陽花
上善如水（じょうぜんはみずのごとし）老子 個展作品
２０２１年５月１５日
五月半ばというのにもう梅雨入りとか。
シラーベルビアナ（大蔓穂）
薔薇
ラナンキュラス
光が見えない毎日ですが、せめて光を求めて次の書を。
韜光養徳（ひかりをつつみとくをやしなう）菜根譚 個展出品作
和光同塵（わこうどうじん）
（自分の才能や徳を隠し世俗に合わせること。） 老子 個展出品作
２０２１年５月１日 八十八夜
風薫る5月となりました。ゴールデンウィークは静かに過ごしたいと思います。
書は蓮池遊魚
野毛山動物園のこいのぼり
左から、きりん、わに、吹流し、きりん、レッサーパンダ、わに、ライオン
キャロラインジャスミン
藤
山水在清韻 個展出品作
２０２１年４月１５日
目の覚めるような赤い美しい躑躅の花がいつもより早くあちこちで満開になりました。
野毛山公園池のほとりの躑躅
落葉帰根 個展出品作
常緑樹も新芽が美しく輝き、下の古い葉が根元に落ちてそれがまた土に返り栄養となる。
２０２１年4月１日 卯の花月
ソメイヨシノが終わり赤い蘂（しべ）が美しく残っていて風情があります。
八重桜がだんだんと咲き始めました。それもまた暖かさがありほっとします。
書額は「鳥」
例年になく鳥のさえずりが賑やかです。特にうぐいすの美しい声が耳に。
ハナズオウ
ハナモモ
落英繽紛（らくえいひんぷん）
花びらの美しく散る様 個展出品作
２０２１年３月１６日
桜の開花も間近になりました。未だ自粛が終わりません。
彼岸を控え季節が足早に移りつつあります。
３月の富士 野毛の吊り橋より
雪柳
八重の辛夷（こぶし）
清音幽韻（せいおんゆういん） 個展出品作から
文章の優れていること
２０２１年３月１日 弥生３月雛の月
３日ひなまつり５日啓蟄、春になりました。
額は「春和」
英華発 個展の作品
２０２１年２月１５日
2月は逃げるといってあっという間に月半ばを過ぎてしまいました。相変わらず自粛生活の中にいます。そんななか梅の花を見つけてほっとしました。
紅梅
文殊
白梅
上善如水（老子）個展出品作
２０２１年２月１日 きさらぎ 衣更着
２日節分、３日立春、初午
今年は１２４年ぶりに節分立春が１日早くなる年回りだそうです。
このめずらしさが良いほうへ転ずると良いですね。
書額は「魂」（みたま）
春を待つ
我が家のアロエの花
身心一如 個展の作品から
心とからだは一体である。コロナ禍で身も心もやっと持ちこたえている毎日。平穏な日々が早く戻りますように。
２０２１年１月１５日 小正月
小正月なので久しぶりに習わしどおり小豆粥をつくりました。
書額は「寿福」。南天の実を加え難を転ずるように。乙女椿で春の気配を。
干支の牛くんクッキーと招き猫クッキー。
月弦 （個展の展示作品より）（１９８０年代の作）
２０２１年１月７日 七草
あっという間のお正月、五日は寒の入り小寒、七日七草松の内が終わります。行事は次々ありますが生活スタイルは依然として自粛が続きそうです。とにかく注意を怠らず健康には充分気をつけましょう。
春の七草
一望無垠（いちぼうむぎん）
遥か遠くまでみとおせる世の中になりますように。（個展の展示作品より）
２０２１年 元日
賀正
皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
書額は「佳哉」よきかな
中國神話の伝説の瑞鳥「鳳凰」をイメージしました。
愛と幸せを運ぶとのこと。そう願いたいです。
龍跳虎臥（りょうちょうこが） サイズ・半切
自由自在の筆勢
２０２０年１２月３１日 大晦日
年末の個展は皆様のおかげをもちまして無事盛況のうちに終えることができました。
心から感謝申し上げます。
胡蝶蘭
“幸福が飛んでくる”という花言葉のある見事な胡蝶蘭を会場に贈っていただきました。
来る１２月１７日（木）から１２月２０日（日）まで横浜市のみなとみらいクイーンズスクエア２Fみなとみらいギャラリーにて
「第１５回 関口紅雨書の世界」個展を開催する運びとなりました。お知らせ申し上げます。
２０２０年１２月１７日
第１５回個展きょう開会いたしました。
会場奥からみなとみらいホールのクリスマスツリーが見えます。
時々人形たちが踊ります。
会場奥です。
ご来場をお待ち申し上げております。
２０２０年１２月９日
いよいよ個展が来週となりました。
会場前のクリスマスツリーが既に飾られています。
このツリーは会場からもよく見えます。
夜になるとツリーのお人形が踊ります。
是非会場まで足をお運びください。
２０２０年１２月１日 師走
今年の師走は特別な感覚です。気づけば１２月といった感じと、寒さと共に感染者の数が増えて毎日その話題でしかありません。心が休まる日がありません。
プリンセチア
シャコバサボテン
ユッカラン
落葉帰根
２０２０年１１月７日 立冬
なにをしたでもない日々をすごしているうち早や立冬を迎えました。さすがに、晩秋の気配がしてきました。
欅（けやき）の黄葉
イチョウの最後の一葉の黄葉と硬い芽吹き
ベランダからの十月三十一日の満月（ブルームーン）
「明月高秋逈」��
２０２０年１０月２９日 十三夜
十三夜の月は雲間越しに見ることができました。10月１日の十五夜と共に両方の月を見る両見月ができました。今年は十月に満月が二度見られる数年に一度の年で１０月３１日の満月はブルームーンとよばれています。
書は「黙考」
延年転寿
長寿を祝う言葉
２０２０年１０月１日 衣替え 十五夜
書は「明月高秋逈」明月高く秋はるかなり
曼珠沙華
臨港パークのハンマーヘッドのテラスより遥かベイブリッヂを望む。
一望無垠（いちぼうむぎん）
２０２０年９月１４日
いつもの秋とは違う秋。猛暑が長く続きました。ここにきて少しだけ一息。
8月はひまわりの花を見ることもなかったので、きょう高山画伯のご命日に作品の「ひまわり」を飾りました。
高山辰雄画伯 木版画「ひまわり」
ようやくの秋のおとづれに野毛山公園で見つけた椚（くぬぎ）の実とマテバシイの実
秋霖（しゅうりん）
秋のやさしい雨の日が続きますように・・・
２０２０ 年 ９月 １日 防災の日
早や９月を迎えましたがいつもとは違った夏でした。
すこしでもいつもの秋が戻ってくることを願っています。
高山辰雄画伯の作品と久留米藍胎
洋種朝鮮朝顔 昼間のつぼみ
昼間、花先がほころぶのを見てそれが花かと思っていました。暗くなり開花を見てびっくり。次の写真のように開花しました。
初めて見た開花です。
アスパラガススプレンゲリイ
小さな花で蕾はゴマ粒の半分位、花も直径5ミリほどです。
光陰可惜��
２０２０年８月１５日 旧盆
遅い梅雨明けの後いきなりの猛暑。熱中症にコロナ対策を加えて令和の夏は危険と隣り合わせの毎日です。
ハイビスカス
我が家の仙人草
ホットリップス
白花朝鮮朝顔
只管打坐�掘覆靴�んだざ）禅語
２０２０年８月１日 水の日
この時期水の大切さと恐ろしさをしみじみと感じます。
書は「水」
水琴窟とハマユウ
新市庁舎をバックにカンナの花
バーベナ
韜光養徳�掘覆劼�りをつつみとくをやしなう）菜根譚
自己の才知をあらわさず心の徳を養うこと サイズ半切
２０２０年７月１５日 盂蘭盆会
豪雨のお見舞い申し上げます。
掛け軸は「涅槃」 大内行灯
書額は「定命」
布袋葵
牡丹臭木
上善如水―�掘．汽ぅ哉樟�
２０２０年７月１日 半夏生（はんげしょう）
梅雨本番鬱陶しさが一入です。熱気と湿気でやり切れません。夏も半分過ぎたようです。
息災を願いつつ。
書額は「禅」、花は竹似草・竹煮草
茅の輪（伊勢山皇大神宮）
夏越の大祓は例年６月３０日のみですが、今年はコロナウイルス感染症を考慮し６月２０日から７月５日までとなりました。
銀梅花・銀香梅・マートル
アナベル
上善如水��
２０２０年６月１５日
梅雨入り発表後例年通り中休みとなり真夏日あり梅雨寒ありとめまぐるしい毎日です。
オトギリソウ
前を向いて生きましょう（花ことば）
睡蓮木
韜光養徳�供覆劼�りをつつみとくをやしなう）菜根譚
自己の才知をあらわさず心の徳を養うこと
２０２０年６月１日 水無月 衣替え
心も閉ざす自粛という重い言葉からはようやく開放されましたが、まだまだ緊張の毎日が続きそうです。心の窓を少しずつ開いて自然に目をむけ今までどおり体力低下に気を配り熱中症も注意しながら。
書は「龍跳虎臥」（りょうちょうこが） 筆勢が縦横自在であるさま。
はまみらい 野毛山荘入り口
山桑の実
一片氷心�掘覆い辰擇鵑里劼腓Δ靴鵝法．汽ぅ哉樟�
２０２０年５月１５日
シラーベルビナ（大蔓穂）
文目（あやめ）
休館中の中央図書館の植え込み
英華發外（えいかはつがい）�供．汽ぅ哉樟�
内面から自然に滲み出る英知
２０２０年５月１日 皐月 早苗月 八十八夜
むかしから八十八夜の別れ霜といわれています。漸く陽気は暖かくなりましたが・・・。
節句の飾り
書額は龍吟虎嘯（りゅうがぎんじとらはうそぶく）
お互いに気持ちや言動が通じ合うこと。
ジャーマンアイリスがやっと咲きました。なんと蕾が四つも付きました。
いちょう
盆栽の銀杏（いちょう）の芽吹き（大通り公園銀杏並木の実生）。
蔦葉海蘭（つたばうんらん）の小さな花がドクダミに負けずに顔を出して咲き出しました。
水天一碧（すいてんいっぺき）サイズ半切
海も空もひとつにつながって真っ青な風景。
２０２０年４月１５日
ロドレイア
蘇芳（スオウ）
木苺
他不是吾（たはこれわれにあらず）禅語 サイズ半切
他人がしたことは私がしたことではない。自分でやってこそはじめて自分のものになる。
２０２０年４月１日 卯月 卯の花月
世界中を捲き込んで人々を悩ませているウイルス、わたしたちはひたすら耐えるしかないのでしょうか。
自然の美しさに畏敬の念を抱き目を向けているしか。
額は「鳥」（古代文字）
鳥のさえずりがにぎやかになりました。
花桃
四手辛夷（しでこぶし）
大島桜
清音幽韻（せいおんゆういん） サイズ半切
大自然の静かな様子
２０２０年３月１５日
日々の安穏を願いつつ過ごしておりましたが今回の衝撃は想像を超えていて言葉になりません。せめて身近に気を配りできることを大切にと。
野毛山公園のオカメザクラ
黄梅
山水在清韻�供覆気鵑垢い砲擦いい鵑△蝓縫汽ぅ哉樟�
自然界の美しさ
２０２０年３月１日 弥生三月雛の月
三日は雛祭り五日は啓蟄と春はいつもなら心躍る月ですが、今年はとてもそんな気分にはなれません。
雛飾り
梅古木2株
只管打坐（しかんだざ）
ひたすら座禅を組む （禅語）
２０２０年２月１５日
暖冬といわれていましたが立春すぎに急に寒気が降りてきてまさしく衣更着（きさらぎ）にふさわしい寒さがつづきました。その後は一転春の陽気、気象変動が激しく季節感がどうなるのでしょうか。
雀瓜（すずめうり）
非常に珍しく手に入りにくいものです。
カレンデュラ（ふゆしらず）
一片氷心（いっぺんのひょうしん）
透きとおった氷のように澄み切った美しい心
２０２０年２月１日 如月（きさらぎ）
2月は寒さで着物のうえに更に着るということから衣更着（きさらぎ）ともいうそうです。
3日が節分、４日が立春とこよみの上では春を感じるころとなりました。
豆まき
水仙
シャコバサボテン
韜光養徳（ひかりをつつみとくをやしなう）菜根譚
自己の才知をあらわさず心の徳を養うこと
第１５回個展きょう開会いたしました。
会場奥からみなとみらいホールのクリスマスツリーが見えます。
時々人形たちが踊ります。
会場奥です。
ご来場をお待ち申し上げております。
２０２０年１２月９日
いよいよ個展が来週となりました。
会場前のクリスマスツリーが既に飾られています。
このツリーは会場からもよく見えます。
夜になるとツリーのお人形が踊ります。
是非会場まで足をお運びください。
２０２０年１２月１日 師走
今年の師走は特別な感覚です。気づけば１２月といった感じと、寒さと共に感染者の数が増えて毎日その話題でしかありません。心が休まる日がありません。
プリンセチア
シャコバサボテン
ユッカラン
落葉帰根
２０２０年１１月７日 立冬
なにをしたでもない日々をすごしているうち早や立冬を迎えました。さすがに、晩秋の気配がしてきました。
欅（けやき）の黄葉
イチョウの最後の一葉の黄葉と硬い芽吹き
ベランダからの十月三十一日の満月（ブルームーン）
「明月高秋逈」��
２０２０年１０月２９日 十三夜
十三夜の月は雲間越しに見ることができました。10月１日の十五夜と共に両方の月を見る両見月ができました。今年は十月に満月が二度見られる数年に一度の年で１０月３１日の満月はブルームーンとよばれています。
書は「黙考」
延年転寿
長寿を祝う言葉
２０２０年１０月１日 衣替え 十五夜
書は「明月高秋逈」明月高く秋はるかなり
曼珠沙華
臨港パークのハンマーヘッドのテラスより遥かベイブリッヂを望む。
一望無垠（いちぼうむぎん）
２０２０年９月１４日
いつもの秋とは違う秋。猛暑が長く続きました。ここにきて少しだけ一息。
8月はひまわりの花を見ることもなかったので、きょう高山画伯のご命日に作品の「ひまわり」を飾りました。
高山辰雄画伯 木版画「ひまわり」
ようやくの秋のおとづれに野毛山公園で見つけた椚（くぬぎ）の実とマテバシイの実
秋霖（しゅうりん）
秋のやさしい雨の日が続きますように・・・
２０２０ 年 ９月 １日 防災の日
早や９月を迎えましたがいつもとは違った夏でした。
すこしでもいつもの秋が戻ってくることを願っています。
高山辰雄画伯の作品と久留米藍胎
洋種朝鮮朝顔 昼間のつぼみ
昼間、花先がほころぶのを見てそれが花かと思っていました。暗くなり開花を見てびっくり。次の写真のように開花しました。
初めて見た開花です。
アスパラガススプレンゲリイ
小さな花で蕾はゴマ粒の半分位、花も直径5ミリほどです。
光陰可惜��
２０２０年８月１５日 旧盆
遅い梅雨明けの後いきなりの猛暑。熱中症にコロナ対策を加えて令和の夏は危険と隣り合わせの毎日です。
ハイビスカス
我が家の仙人草
ホットリップス
白花朝鮮朝顔
只管打坐�掘覆靴�んだざ）禅語
２０２０年８月１日 水の日
この時期水の大切さと恐ろしさをしみじみと感じます。
書は「水」
水琴窟とハマユウ
新市庁舎をバックにカンナの花
バーベナ
韜光養徳�掘覆劼�りをつつみとくをやしなう）菜根譚
自己の才知をあらわさず心の徳を養うこと サイズ半切
２０２０年７月１５日 盂蘭盆会
豪雨のお見舞い申し上げます。
掛け軸は「涅槃」 大内行灯
書額は「定命」
布袋葵
牡丹臭木
上善如水―�掘．汽ぅ哉樟�
２０２０年７月１日 半夏生（はんげしょう）
梅雨本番鬱陶しさが一入です。熱気と湿気でやり切れません。夏も半分過ぎたようです。
息災を願いつつ。
書額は「禅」、花は竹似草・竹煮草
茅の輪（伊勢山皇大神宮）
夏越の大祓は例年６月３０日のみですが、今年はコロナウイルス感染症を考慮し６月２０日から７月５日までとなりました。
銀梅花・銀香梅・マートル
アナベル
上善如水��
２０２０年６月１５日
梅雨入り発表後例年通り中休みとなり真夏日あり梅雨寒ありとめまぐるしい毎日です。
オトギリソウ
前を向いて生きましょう（花ことば）
睡蓮木
韜光養徳�供覆劼�りをつつみとくをやしなう）菜根譚
自己の才知をあらわさず心の徳を養うこと
２０２０年６月１日 水無月 衣替え
心も閉ざす自粛という重い言葉からはようやく開放されましたが、まだまだ緊張の毎日が続きそうです。心の窓を少しずつ開いて自然に目をむけ今までどおり体力低下に気を配り熱中症も注意しながら。
書は「龍跳虎臥」（りょうちょうこが） 筆勢が縦横自在であるさま。
はまみらい 野毛山荘入り口
山桑の実
一片氷心�掘覆い辰擇鵑里劼腓Δ靴鵝法．汽ぅ哉樟�
２０２０年５月１５日
シラーベルビナ（大蔓穂）
文目（あやめ）
休館中の中央図書館の植え込み
英華發外（えいかはつがい）�供．汽ぅ哉樟�
内面から自然に滲み出る英知
２０２０年５月１日 皐月 早苗月 八十八夜
むかしから八十八夜の別れ霜といわれています。漸く陽気は暖かくなりましたが・・・。
節句の飾り
書額は龍吟虎嘯（りゅうがぎんじとらはうそぶく）
お互いに気持ちや言動が通じ合うこと。
ジャーマンアイリスがやっと咲きました。なんと蕾が四つも付きました。
いちょう
盆栽の銀杏（いちょう）の芽吹き（大通り公園銀杏並木の実生）。
蔦葉海蘭（つたばうんらん）の小さな花がドクダミに負けずに顔を出して咲き出しました。
水天一碧（すいてんいっぺき）サイズ半切
海も空もひとつにつながって真っ青な風景。
２０２０年４月１５日
ロドレイア
蘇芳（スオウ）
木苺
他不是吾（たはこれわれにあらず）禅語 サイズ半切
他人がしたことは私がしたことではない。自分でやってこそはじめて自分のものになる。
２０２０年４月１日 卯月 卯の花月
世界中を捲き込んで人々を悩ませているウイルス、わたしたちはひたすら耐えるしかないのでしょうか。
自然の美しさに畏敬の念を抱き目を向けているしか。
額は「鳥」（古代文字）
鳥のさえずりがにぎやかになりました。
花桃
四手辛夷（しでこぶし）
大島桜
清音幽韻（せいおんゆういん） サイズ半切
大自然の静かな様子
２０２０年３月１５日
日々の安穏を願いつつ過ごしておりましたが今回の衝撃は想像を超えていて言葉になりません。せめて身近に気を配りできることを大切にと。
野毛山公園のオカメザクラ
黄梅
山水在清韻�供覆気鵑垢い砲擦いい鵑△蝓縫汽ぅ哉樟�
自然界の美しさ
２０２０年３月１日 弥生三月雛の月
三日は雛祭り五日は啓蟄と春はいつもなら心躍る月ですが、今年はとてもそんな気分にはなれません。
雛飾り
梅古木2株
只管打坐（しかんだざ）
ひたすら座禅を組む （禅語）
２０２０年２月１５日
暖冬といわれていましたが立春すぎに急に寒気が降りてきてまさしく衣更着（きさらぎ）にふさわしい寒さがつづきました。その後は一転春の陽気、気象変動が激しく季節感がどうなるのでしょうか。
雀瓜（すずめうり）
非常に珍しく手に入りにくいものです。
カレンデュラ（ふゆしらず）
一片氷心（いっぺんのひょうしん）
透きとおった氷のように澄み切った美しい心
２０２０年２月１日 如月（きさらぎ）
2月は寒さで着物のうえに更に着るということから衣更着（きさらぎ）ともいうそうです。
3日が節分、４日が立春とこよみの上では春を感じるころとなりました。
豆まき
水仙
シャコバサボテン
韜光養徳（ひかりをつつみとくをやしなう）菜根譚
自己の才知をあらわさず心の徳を養うこと
中国の暦では立春から一年が始まります。今年のテーマとして“七十二候”（しちじゅうにこう）を取り上げてみました。二十四節気の各節気の間に約五日ごとに位置付けられた“候”。年間七十二候ある言葉を書にしてみます。古い時代の言葉でなかには有り得ないこともあるとか楽しみながら取り組んでみます。（出典：東京美術選書「こよみ事典」）
２０２０年１月２０日 大寒
野毛山公園日本庭園の青サギと鴨
オオヤエクチナシの実
野毛山公園日本庭園の青サギと鴨
オオヤエクチナシの実
昨年２月の立春から始めました七十二候のうち大寒から立春までの最後の候となりました。
七十二候のうち大寒から立春までの三候
第七十候
鶏始乳（にわとりはじめてにゅうす）
鶏が時の気を感じ、はじめて卵を生む季節
第七十一候
征鳥�匱澄覆擦い舛腓Δ呂欧靴�とし）
渡り鳥が早く飛んでいく季節
第七十二候
水沢腹堅（すいたくうちかたし）
氷が厚くはりつめる季節
以上で七十二候を終えます。思いの外難しい言葉に対峙しましたがどうにか最後まで辿り着くことができました。
２０２０年１月１５日 小正月
一月も半ばとなりました。暖かい日に恵まれ寒中とは思えない毎日です。これから大寒がき２月４日の立春を過ぎるころが寒さのピークとなるのでしょうか。ご自愛ください。
小正月なので床の間の飾りを変えてみました。
書は「受福無彊」限りなく幸福を受けること
２０２０年１月７日 七草
松の内に近くの成田山横浜別院（野毛不動尊）と伊勢山皇大神宮に初詣をいたしました。
春の七草
成田山横浜別院（野毛不動尊）
伊勢山皇大神宮
２０２０年１月６日 小寒
15年目のシャコバサボテン
2年目のシクラメン
七十二候のうち小寒から大寒までの三候
第六十七候
雁北嚮（かりきたにむかう）
雁が南に在って、北を思う季節
第六十八候
鵲始巣（かささぎはじめてすくう）
鵲が巣をつくり始める季節
第六十九候
雉鶏始雊（きじはじめてなく）
雉鶏（きじ）がなきはじめる季節
２０２０年１月１日 元日
恭賀新年
令和の新年を迎え皆様にとりまして益々平安なる日々でありますように。
本年もよろしくお願い申し上げます。
書額は“呵凍”（かとう） 天宝遺事
寒中に凍った硯を暖めて揮毫すること
天地寿
雲中白鶴
２０１９年１２月２８日
お正月飾り
南天
災難を転じて幸せとなることからおめでたい木とされています。
今年もあと3日となりました。いろいろなことがありました。来年は皆様にとって幸せな年となりますように。
来年もどうぞ宜しくお願いいたします。
２０１９年１２月２２日 冬至
鈴なりの柚子
我家のプリンセチア
本年もよろしくお願い申し上げます。
書額は“呵凍”（かとう） 天宝遺事
寒中に凍った硯を暖めて揮毫すること
天地寿
雲中白鶴
２０１９年１２月２８日
お正月飾り
南天
災難を転じて幸せとなることからおめでたい木とされています。
今年もあと3日となりました。いろいろなことがありました。来年は皆様にとって幸せな年となりますように。
来年もどうぞ宜しくお願いいたします。
２０１９年１２月２２日 冬至
鈴なりの柚子
我家のプリンセチア
七十二候のうち冬至から小寒までの三候
第六十四候
蚯蚓結（きゅういんむすぶ）
蚯蚓（みみず）かたまりとなる季節
第六十五候
麋角解（びかくおつ）
大麋（たいひ・麋：なれ鹿）のたぐいもその角を落とす季節
第六十六候
水泉動（すいせんうごく）
水泉が動きはじめて道を通さなくなる季節
２０１９年１２月７日 大雪
シュウメイギク
孔雀アスター
七十二候のうち大雪から冬至までの三候
第六十一候
鶡鳥不鳴（もずなかず）
鶡鳥（もず）も鳴かなくなる寒い季節
第六十二候
武始交（とらはじめてまじわる）
虎が気を感じて生育する季節
第六十三候
茘挺出（れいていいず）
韮（にら）が芽を出す季節
２０１９年１２月１日 師走 歳末助け合い運動開始
暑い暑いといっていた毎日が懐かしくなるようです。やはり本格的な冬が訪れました。身勝手な私は寒くなると寒い寒いを繰り返しています。街はすっかりクリスマス一色となりイルミネーションの暖かさにほっとしています。
高山辰雄画伯の木版画「皓皓」
枯れ葉のなかのタンポポ
タンポポの綿毛
蕭池水禽（しょうちすいきん）
すがれた池に水鳥のいる風景
履霜堅氷至（しもをふみてけんぴょういたる）易経
何事も前もって準備をしておくこと
２０１９年１１月２２日 小雪
さざんか
つわぶき
七十二候のうち小雪から大雪までの三候
第五十八候
虹蔵不見（にじかくれてみえず）
陽気もおちて、虹もみえなくなる季節
第五十九候
天気上騰地気下降（てんきじょうとうしちきかこうす）
天地の気が上下逆になる季節。すなわち暑さ寒さが逆になる季節
第六十候
閉塞成冬（へいそくしてふゆとなす）
天地が閉塞する真冬の季節
２０１９年１１月１８日
青山メディケアの小品展が終わりました。一部紹介させていただきます。
お知らせ
下記のとおり小品展をいたします。
２０１９年１１月８日 立冬
ムラサキゴテン
柊木犀
七十二候のうち立冬から小雪までの三候
第五十五候
水始氷（みずはじめてこおる）
寒気が次第に強まり、水も凍りはじめる季節
第五十六候
地始氷（ちはじめてこおる）
陽気もなくなり、大地も凍り始める季節
第五十七候
雉入大海為蜃（きじたいかいにはいっておおはまぐりとなる）
雉が海に入って蜃（おおはまぐり）になる季節
２０１９年１１月１日 古典の日
ようやく従来の穏やかな気候が戻ってきたように思われますが、いつもの秋とは違う被災の爪あとを思うと心が痛みます。
師匠上條信山の書
夕されば小倉の山に鳴く鹿の今宵は鳴かずいねにけらしも（万葉集）
鬼柚子
ピンクのミズヒキソウ
心随万境転（こころはばんきょうにしたがっててんず）禅語
ひとの心はたえず変化する
寂滅為楽（じゃくめついらく）仏語
煩悩を取り払うと楽しいものである。悟りの境地
２０１９年１０月２４日 霜降
秋の実り
どんぐり（くぬぎ）
七十二候のうち霜降から立冬までの三候
第五十二候
豺祭獣（さいけだものをまつる）
豺（さい）が獣を捕らえて食べる季節
第五十三候
草木黄落（そうもくこうらくす）
霜が降り、草木の葉が黄ばみ落ちる季節
第五十四候
蟄虫咸俯（ちつちゅうことごとくふす）
蟄虫がみんな土の中にかくれて動かなくなる季節
２０１９年１０月１９日
お見舞い
また台風２０号が発生しました。今年は多くの大型台風が上陸し、被災された方々に心からお見舞い申し上げます。
お知らせ
下記のとおり小品展をいたします。
２０１９年１０月８日 寒露
ヒガンバナ
三度目に咲いたシクラメン
七十二候のうち寒露から霜降までの三候
第四十九候
鴻雁来賓（こうがんらいひんす）
雁が再びまいもどってくる季節
第五十候
雀入大海為蛤（すずめたいかいにいりはまぐりとなる）
雀が海に入って、蛤になる季節
第五十一候
菊有黄花（きくこうかあり）
菊の花が黄色く、美しく咲く季節
２０１９年１０月１日 衣替え
南部鉄器を集めました。
ツリガネニンジン
剪られた枝にようやく残った桐の花のつぼみ
風来筆硯香（かぜきたりてひっけんかおる）
長い残暑が続く中10月を迎え少しは書に勤しみたい気持ちです。
水月空華（すいげつくうか）
実体はないが実は大切なものが。
２０１９年9月２３日 秋分
センニチコウと蜆蝶（シジミ蝶）
ベンケイソウとハツユキカズラ
七十二候のうち秋分から寒露までの三候
第四十六候
雷乃収声（かみなりすなわちこえをおさむ）
雷や稲光がなくなる季節
第四十七候
蟄虫坏戸（ちつちゅうとをとざす）
虫が土中にもぐる季節
第四十八候
水始涸（みずはじめてかる）
水田の水がなくなる。即ち豊（みの）りの季節
２０１９年９月８日 白露
テイカカズラの紅葉
栴檀（せんだん）の数少ない実
七十二候のうち白露から秋分までの三候
第四十三候
鴻雁来（こうがんきたる）
雁が北から帰ってくる季節
第四十四候
玄鳥帰（げんちょうかえる）
玄鳥（つばめ）が南へ帰る季節
第四十五候
群鳥養羞（ぐんちょうしゅうをやしなう）
鳥たちが互いに擯出する季節
２０１９年９月１日 二百十日 防災の日
猛暑が再び戻ってきてなかなか秋の気配が感じられませんが、日脚が短くなり虫の音も大分賑やかになりました。
十五夜の月（9月13日）にちなんで設えを。
書額は師上條信山の「我心本如月、月亦如我心」
只管打坐（しかんだざ）
ただ一筋ひとつのことに専念する。
上善如水（じょうぜんはみずのごとし）
目標とする生き方は水に学ぼう。
２０１９年８月２３日 処暑
アスパラガス
三度目に咲いたシクラメン
七十二候のうち処暑から白露までの三候
第四十候
鷹乃祭鳥（たかいましとりをまつる）
鷹が鳥を捕らえて食べる季節
第四十一候
天地始粛（天地はじめてしじむ）
暑さが鎮まる季節
第四十二候
禾乃登（かいましみのる）
禾（か）（稲）がみのる季節
２０１９年８月８日 立秋
ヒメリンゴ
東福寺への下り道でみつけた栗
七十二候のうち立秋から処暑までの三候
第三十七候
涼風至（りょうふういたる）
秋風が始めて立ちはじめる季節
第三十八候
白露降（はくろくだる）
白い露が降りはじめる季節
第三十九候
寒蝉鳴（ひぐらしなく）
暑さをさけて寒蝉が鳴きはじめる季節
２０１９年８月１日 水の日
毎年水の日に思うことは水の大切さと恐ろしさ。
明治の書家宮島詠士の書額を久しぶりに飾り、師上條信山を偲びました。
中央に水琴窟の水音を聞きながらハマユウの花を添えてみました。
再びシクラメンの花が咲き前回の帰り花の種と。
心なしか葉っぱも活き活きとして数が増えているようです。
英華発外―２
２０１９年７月２３日 大暑
紅白のユリ
七十二候のうち大暑から立秋までの三候
第三十四候
腐草為蛍（ふそうほたるとなる）
腐った草が蛍になる季節
第三十五候
土潤溽暑（どじゅんじょくしょ）
土がじっとりして暑い季節
第三十六候
大雨時行（おおあめときにいく）
時として大雨が降る季節
２０１９年７月１３日 盆迎え火
ガーデンシクラメンの帰り花
萩の花
英華発（えいかはっす）
内面から自然に滲み出る英知
２０１９年７月７日 小暑 七夕
オオヤエクチナシ
ユリ
七十二候のうち小暑から大暑までの三候
第三十一候
温風至（うんぷういたる）
盛夏の後、風温が高くなる季節
第三十二候
蟋蟀居壁（しっそつかべにいる）
蟋蟀（キリギリス）が壁で鳴く季節
第三十三候
鷹乃学習（たかいましわざをならう）
鷹が飛ぶことを覚えて空に騰る（あがる）季節
２０１９年７月１日 七夕月
梅雨の訪れがまちまちで西日本や日本海側は集中豪雨で大変のようです。被害の少ないことを祈ります。
書は「光芒一閃」と七夜月を添えてみました。
アガパンサスと七変化（アジサイの異名）を。
彫琢復朴（ちょうたくふくぼく）荘子
いろいろ飾り立てても最後は素朴なものに復る。（普通の人間に戻ること）
２０１９年６月２２日 夏至
ガクアジサイ
ギンバイカ
七十二候のうち夏至から小暑までの三候
第二十八候
鹿角解（しかつのおつ）
鹿が角をおとす季節
第二十九候
蝉始鳴（せみはじめてなく）
蝉が樹木をとびまわって鳴きはじめる季節
第三十候
半夏生（はんげしょうず）
苗が生える季節でかなり暑さを感じる季節
２０１９年６月６日 芒種
八重咲きどくだみ
ガクアジサイとニホンアジサイ
七十二候のうち芒種から夏至までの三候
第二十五候
蟷螂生（とうろうしょうず）
蟷螂（かまきり）が生まれ出る季節
第二十六候
鵙始鳴（もずはじめてなく）
鵙などの禽（とり）が鳴きはじめる季節
第二十七候
反舌無声（はんぜつのこえなし）
反舌（うぐいす）鳴かなくなる季節
２０１９年６月１日 衣替え 気象記念日
そろそろ梅雨の季節ですが、本来の四季のある自然のありようが望まれます。
英華発外（えいかはつがい）「内面の美しさが現れる」の書額とアンティークの久留米籃胎のカゴを飾り野草（茅萱と野蒜と小判草）を添えました。
柏葉紫陽花（カシワバアジサイ）
額紫陽花（ガクアジサイ）
臥月眠雲（がげつみんうん）禅語
２０１９年５月２１日 小満
睡蓮
睡蓮
七十二候のうち小満から芒種までの三候
第二十二候
苦菜秀（にがなひいず）
苦菜が成り盛る季節
第二十三候
靡草死（ひぐさかる）
田の草が死（か）る季節
第二十四候
小暑至（しょうしょいたる）
天候が次第に暑くなる季節
２０１９年５月７日
七十二候のうち立夏から小満までの三候
第十九候
螻蟈鳴（ろうこくなく）
かえるが鳴いて産卵する季節
第二十候
蚯蚓出（きゅういんいず）
蚯蚓（みみず）が地上に這い出しはじめる季節
第二十一候
王瓜生（からすうりしょうず）
からすうりが生（な）りはじめる季節
２０１９年５月１日 新天皇即位 新元号令和元年
ヒメリンゴ
ハゴロモジャスミン
山水在清韻（さんすいにせいいんあり）
行住坐臥（こうじゅうざが）
日常の立ち居振る舞い
２０１９年４月２１日
御衣黄（ぎょいこう）（八重桜）
普賢象（ふげんぞう）（八重桜）
七十二候のうち穀雨から立夏までの三候
第十六候
萍始生（うきくさはじめてしょうず）
湖沼の萍（うきくさ）が芽をふきだしはじめる季節
第十七候
鳴鳩払其羽（めいきゅうそのはねをはらう）
鳩などが羽を払う季節
第十八候
戴勝降桑（たいしょうくわにくだる）
鳥が桑にとまって蚕を生む季節
２０１９年４月７日
著莪（シャガ）
花桃（ハナモモ）
七十二候の清明から穀雨までの三候
第十三候
桐始華（きりはじめてはなさく）
陽気が暖かくなり、桐の花がさきだす季節
第十四候
田鼠化為鴽（でんそかしてうずらとなる）
田の鼠が鴽（うずら）となる季節
第十五候
虹始見（にじはじめてあらわる）
雨のとき虹を見る季節
２０１９年４月１日 卯の花月
花冷えが続いて桜の花も３月２１日に開花の後なかなかぱっとは咲きません。
長く楽しみが続くようでそれはまた嬉しいことです。
「春和」の額と博多人形
三椏（ミツマタ）
白沈丁花（シロジンチョウゲ）
知者楽水（ちしゃらくすい）論語
仁者楽山（じんしゃらくざん）論語
２０１９年３月２２日
ほころび始めの紅木蓮
ムスカリ（ブドウヒアシンス）
七十二候のうち春分から清明までの三候
第十候
玄鳥至（げんちょういたる）
玄鳥（つばめ）が来る季節
第十一候
雷乃発声（かみなり、すなわちこえをはっす）
雷がなりひびく季節
第十二候
始電（はじめていなびかりす）
雷の声（おと）だけでなく、稲光りする季節
２０１９年３月７日
椿
早咲きの桜
七十二候の啓蟄から春分の間の三候
第七候
桃始華（ももはじめてさく）
桃の花がさきはじめる季節
第八候
倉庚鳴（ひばりなく）
倉庚（ひばり）が鳴きはじめる季節
第九候
鷹化為鳩（たかかしてはととなる）
鷹が春の気を感じて、鳩になる季節
２０１９年３月１日 弥生 三月 雛の月
お天気の定まらないなか、お日柄のよい日を選んで雛飾をしました。
ようやくほころび始めたおかめざくら
吹毛常磨（すいもうつねにます）
常に精神を研ぎ澄ませる努力をする。
２０１９年２月２０日
春告草（梅）
お天気の定まらないなか、お日柄のよい日を選んで雛飾をしました。
ようやくほころび始めたおかめざくら
吹毛常磨（すいもうつねにます）
常に精神を研ぎ澄ませる努力をする。
２０１９年２月２０日
春告草（梅）
七十二候の雨水から啓蟄の間の三つの候
第四候
獺祭魚（たつうおをまつる）
獺（かわうそ）が捕らえた魚を食べる季節。
第五候
鴻雁來（こうがんかえる）
雁が北に渡る季節。
第六候
草木萠動（そうもくもえうごく）
草木の芽が萠える季節。
まず立春から雨水の間の三つの候から始まります。
２０１９年２月５日
椿
椿
第一候
東風解凍（とうふうこおりをとく）
東の風が吹き始め、氷を溶かしはじめる季節。
第二候
蟄虫始振（ちつちゅうはじめてふるう）
土中にいた虫が蠢動を始める季節。
第三候
魚上氷（うおこおりにのぼる）
魚が肥えて躍る季節。
２０１９年２月１日 如月
寒さがピークとなり、着たうえに更に着るということで“衣更着”ともいいます。
２日が初午、３日が節分、４日が立春と気分的には早春を思わせてくれます。
節分
あたご柿
身心一如（しんじんいちにょ）
ひとつのものには両面がある。
２０１９年１月２０日 大寒 二十日正月
寒さもピークとなりました。
もうすぐ節分、立春と何となく春を待つ気分がつのります。
もうあと一息。
春がそこまで、ロウバイの香りが印象的でした。
初山河
初山河に富士山をと思っていたのですが、
年々近くから富士を望む場所がなくなり今年は海へ。
象の鼻パークより
水天碧（すいてんあおし）
２０１９年１月７日 七草
地元神奈川産の七草とゆず
心閑則為貴−２（禅語）（こころしずかなればすなわちたっとしとなす）
清音幽韻（せいおんゆういん）（文章の優れていること）
２０１９年１月１日 元日
恭賀新年
新しい歳を迎え心新たにまた次の課題を見つけ、
自然とともに歩み続けて参りたいと存じます。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
新年の設え
我が家の蝦蛄葉サボテン
該博（がいはく） 亥（い）の歳に因んで。
物事に広く通じていること。
２０１８年１２月２８日
いよいよ歳おさめの日が近づきました。よいお年を。
お正月飾りをしました。
お正月のリース
松の枝にはがきの木の実とナンテンの実をそえてみました。
ガーデンシクラメンのプレゼント
巣林一枝（そうりんいっし）
分に応じた生活をすること。鳥の巣は一枝。
心閑則為貴（こころしずかなればすなわちたっとしとなす）禅語
２０１８年１２月２０日
２２日の冬至を前に寒さが本格的になり冬の到来を実感しています。
師走の設え
プレミアムな贈り物と
ヒイラギモチの実
聡明叡智
２０１８年１２月１０日
２４節気の大雪（１２月７日）に合わせて北日本から西日本一帯に大雪が降り続いているようです。
当地はまだ晩秋と初冬が行きつ戻りつしています。
晩秋の長閑な鷺のいる風景（野毛山公園日本庭園）
ナリヒラヒイラギナンテン
錦木（にしきぎ）の紅葉
鏡花水月−��
実態のないものの喩え
熟思黙想
黙って静に考える
２０１８年１２月１日 師走 歳末助け合い運動
早いもので師走となりました。何となく気ぜわしい気分になります。
例年より暖かい冬だとか。
イルミネーションの美しいみなとみらい地区を巡る日が多くなりそうです。
この時期、特に来客が増えますので。
プリンセチア
シャコバサボテン
我が家のベランダで
風流人より葉つき枝つきのお庭のみかんをいただきました。
手舞足踏
高揚感を感じること。
心満意足
心身ともに非常に満足すること。
２０１８年１１月２２日 小雪
１１月が暖かく北海道でも例年よりだいぶ遅れて初雪を記録したとのこと。
東京だけに云われる木枯らし一号もまだのようです。
木々の葉も夏のダメージの後、ようやく黄落を始めました。
サザンカ三色
モミジバフウの紅葉
一葉知秋（いちようちしゅう）
一望千頃（いちぼうせんけい）
２０１８年１１月１９日 小品展のご報告
昨１１月１８日に港区の青山メディケアにて小品展を開きました。
作品の一部です。
ご来場いただきました皆様に厚く御礼申し上げます。
２０１８年１１月９日 秋の全国火災予防運動期間
久しぶりに暖かで穏やかな立冬（７日）でした。
火災予防運動も始まり今年は三の酉まであり、火の元には充分気をつけたいと思います。
ニシキギの紅葉と実
やっと見つけたカラスウリの実
隠忍自重
怒り苦しみをこらえ軽々しくしないこと。
古訓是式（こくんをこれのっとる）
古人の訓戒を大切に（詩経）
２０１８年１１月１日 古典の日 一の酉
霜ふり月ともいいますが陰暦なのでまだまだ先のようです。また、暑さが往きつ戻り
つの毎日です。夕ぐれは早くなり辺りはあっという間に暗闇となり驚くことがあります。
高山辰雄画伯の木版画「皓皓」を飾ってみました。夜のしじまを感じながら。
高山辰雄 「皓皓」（こうこう）
ホトケノザ
春の七草のひとつホトケノザが突然ひょろっと一本出てきて花を開きました。
唇形花の花でわずか数ミリ程、まわりのつぼみは1ミリにも満たないかわいらしさです。
寂滅為楽
安らかな悟りが楽しいものとなる。
光芒一閃
光が一瞬光るようにものごとが瞬時に変わること。
２０１８年１０月２６日
お知らせ
常設展示をして３年目となります東京青山メディケアに於いて下記のように第３回目の小品展を催します。是非お越しくださいませ。
２０１８年１０月２３日 霜降
中秋の名月は残念ながら雲の中でした。２１日の十三夜の月は見事でした。
ススキを手に入れ野の花ミズヒキと初冬の花サザンカをいけてみました。
秋が遅く実ものも少なく地味目です。（安納イモ、イチジク、柿、りんご）
二十四節気の霜降に合わせたかのように関東は初霜のたよりが届きました。
黙考（もくこう）
至道無為（しどうむい）
最高の道は「無為自然」である。（老子）
無為自然（むいしぜん）
作為がなくあるがまま。（老子）
２０１８年１０月８日 寒露 体育の日
運動会が春に移り体育の日もいまではあまりぴんと来ません。
また、２４節気の寒露も真夏日ではこれまたしっくりしません。
今年の気象状態は特別なのでしょうか。
シュウメイギク
ホトトギス
飲水思源（水を飲んで源を思う）
感奮興起
２０１８年１０月１日 衣替え 法の日
例年ですとスポーツに芸術にと心沸き立つ月ですが、
衣替えを前に急な寒さがおとずれ冬支度におおわらわ、
はたまた台風まで再来。
高山辰雄画伯の小品
母校創立１００周年の記念の為につくられたもの。
流水行雲
自然の成り行きに任せて
感奮興起
２０１８年９月２４日 十五夜
秋霖がつづきなかなか天候に恵まれぬ秋彼岸、
中秋の名月も危ぶまれます。
くず
すすき
銀杏
山容水態
自然の美しい様。
２０１８年９月１７日 敬老の日
急激に秋めいてきた昨今、虫の音もはっきりと聞こえるようになりました。
サンゴジュ
センニンソウ
延年転寿
万寿無彊（まんじゅむきょう）
長生きを祝う言葉
２０１８年９月８日 白露
次々と列島を襲う自然の猛威、防災月間まだまだ油断できません。
被災者の皆様へお見舞い申し上げます。
クサギ
アジサイの帰り花一輪
龍吟虎嘯
２０１８年９月１日 二百十日 防災の日
猛暑のまま９月に入りました。
昔から二百十日は台風の到来するころとされていましたが、
今年は既に２１号も発生し被害も膨大なものとなっています。
高山辰雄画伯の未公開のリトグラフ（６０ｃｍ×５０ｃｍ）。
画伯の命日（２００７年９月１４日）を前に飾りました。
同年同月、資生堂アートハウス（掛川市）にて開催された高山辰雄回顧展を見た折、画伯の１９９０年作の「椅子に」（大分市美術館所蔵）の作品を見つけ、このリトがその構想の元絵であると確信しました。
気韻生動
芸術作品に風格や気品が生き生きと表現されていること。
鏡花水月
実際には手に取ることができない奥深い趣き。
２０１８年８月２３日 処暑
一週間ぐらい秋の気配が続きほっとしていたところ、また、各地で猛暑が再来、
台風がダブルで発生と大変な事態です。
すべてが想定を超えている今年の気象状況、せめて一瞬でも暦どおりになってほしいと。
テッポウユリ
気炎万丈
意気込みが他を圧倒するほど盛んなること。
２０１８年８月１３日 月遅れ盆迎え火
相変わらず大気の不安定な日々が続きます。
毎日のようにどこかで最高気温が更新されたり、
ゲリラ豪雨や竜巻と怖いニュースが流れてきます。
災害により大切な命を落とされた方々の魂（みたま）が安らかならんと祈ります。
夾竹桃
清音幽韻（せいおんゆういん）
文章の優れていること。
２０１８年８月７日 立秋
立秋とは思えない猛暑ですが、秋の気立つとはうれしい言葉。暦のうえとはいえほっとする気分です。
今年は月遅れの七夕飾り。
復興を祈りつつ「七夜月」の書を添えて。
風流韻事（ふうりゅういんじ）
自然に親しみ優雅な趣にひたる。
２０１８年８月１日 水の日
相変わらず猛暑がつづいております。酷暑お見舞い申し上げます。
今年ほど水の怖さ、大切さを思い知らされたことはありません。
一層気を引き締めて参りたいと思います。
高山辰雄画伯（木版）「ひまわり」
真夏の雰囲気を。
６月２１日に載せたアスパラバス。1ヶ月経たってまた蕾がたくさん付き、次々と咲き出しました。
小さいつぶのかたまりが開きだすと、あっという間に散り急いで見落とすところでした。
猛暑のなかよくがんばったと元気をもらいました。
余情残心（新古今）
お互いが相手を思い、敬いの心で接すればその心が相手に伝わり相叶うことができる。
（言葉以上の心の表現）
２０１８年７月２３日 大暑
猛暑日と熱帯夜に苦しめられる毎日が続いています。真夏の百日紅も元気がありません。
百日紅（サルスベリ）
溽暑（じょくしょ）蒸し暑い
鼓舞激励（こぶげきれい）
２０１８年７月９日 浅草寺四万六千日 ほうずき市（９日、１０日）
想像を超えた気象状況が列島中をおそいかかり、季節を語るのも憚るような気持ちです。
ハリエンジュの大木
散り残った微かな花
落英濱粉（らくえいひんぷん）
はなびらがはらはらと散るさま。
２０１８年７月１日 国民安全の日
梅雨が明けました。
高山辰雄画伯の木版画・青衣の少女
日の丸に見立ててサムライブルーにエールを。
静謐（せいひつ）
静で安らかなること。
２０１８年６月２１日 夏至
こよみの上では夏のさ中ですが、5月から真夏日でその後の梅雨寒が今頃まで続いています。
ベランダのハンギングポットの中に珍しいかわいい花が突然咲き、調べてみるとアスパラガスでした。
1ミリにも満たないつぼみ、花も3ミリくらいでつい見落としそうな葉の中の一枝です。
アスパラガスのかわいい花
覧古考新（らんここうしん）漢書
古いものごとを深く思い新しいことを考える。
心織筆畊（しんしょくひっこう）
文筆で生計をたてる
２０１８年６月１５日
ご近所塀ごしの見事なぶどうの房に初夏を。
青山メディケアの作品を一部展示替え
玄鳥（つばくらめ）、孤竹
紫陽花
山静竹生韻 エントランス
２０１８年６月１０日 時の記念日
６月１１日は入梅です。関東地方は６日に梅雨入りが報じられ次の日より梅雨晴れでしたが、やはりこよみどおりの梅雨入りのようです。わがやの鉢植えもいろいろ戸惑っています。
先日一輪だけ咲いた八重咲きドクダミの別の株がまるでハンゲショウ（半夏生）のように白く色変わりをしてお花のような状態です。
ムラサキゴテン
毎年双子の花を付けます。
龍跳虎臥（りゅうちょうこが）
筆勢がなんの束縛も受けず自由自在。
意到筆随（いとうひつずい）
詩文など心のままに筆を動かすこと。
２０１８年６月１日 衣替え 気象記念日
梅雨の月、あじさいの月となりました。
５月があまりに暑かったのでほっと一息つきたい気分です。
久しぶりに高山辰雄画伯の絵を飾りました。
リトグラフ「想かげの女」
梅雨桔梗
梅雨のころに初めて開く花。
八重咲きドクダミ
大きな鉢にたった一輪だけ。
一望無垠（いちぼうむぎん）
水天一碧（すいてんいっぺき）
２０１８年５月２１日 小満
新緑が眩しいなか、気温だけ夏日が続きます。
我が家の栴檀の花
鉢植えのオダマキ
山紫水明
虚静恬淡（きょせいてんたん）
心静かで落ち着いているさま
２０１８年５月１０日 愛鳥週間（１０日〜１６日）
ゴールデンウイークも終わり平常が戻ってきました。
相変わらず大気は不安定な日々です。
シラン
シラーベルビアナ
亀と鴨
鸞翔鳳集（らんしょうほうしゅう）
優れた才能を持った人が集まること。
風光明媚
２０１８年５月１日
２日は八十八夜 ５日は立夏、端午。初夏らしい季節が続くことを願いつつ。
ベランダのドイツアヤメ
みなとみらいのこいのぼりと帆船日本丸
旧作「燕子花」（かきつばた）と五月人形
玄眇（げんびょう）
奥深きこと
受福無彊
限りない幸福を受ける
２０１８年４月２３日
全国的に真夏のような暑さとなり心身のバランスをとるのが大変な４月です。
大丁字莢蒾（おおちょうじがまずみ）
ハナミズキ
玄珠
奥深き誠の道理
心身一如
仏教では精神と肉体とは一体のもの。
２０１８年４月１５日
台風のような花嵐があったり夏日が突然きたりと、
相変わらず季節が激しく行きつ戻りつしている今年の四月。
平安の日々を願いつつ。
飛鳥と鳩とすずめが落した花びらと。
一路平安
心地乾浄
心の中が清らかなこと。
２０１８年４月８日 はなまつり
桜を思い切り満喫しているうちに花祭りを迎えました。
例年通り成田山へ出向きました。
成田山横浜別院野毛不動尊はなまつり風景
大岡川の桜
一碧万頃
水面が遥か広々としている様
意気自如
気持ちが普段と変わらず平静なる様
２０１８年４月１日 年度始め
漸くまた春がきました。
今まで耐えていた花たちが一斉に咲き誇りまさしく百花繚乱。
目移りがして大変です。
書額は「桃李春」
ハナモモ（花桃）
スモモ（李）
一片氷心（王昌齢）
穢れなく清らかな品行
雲合霧集（史記）
雲や霧が集まり湧くように多くのものが集まってくること。
２０１８年３月２４日
荒れ放題の気象の毎日で最後に大雪に見舞われました。
翌日やっと青山メディケアの春バージョンをセットしてきました。
少しは春らしくなったと思います。
スノーフレーク（鈴蘭水仙）我が家の鉢植えから。
桃李の春 エントランス
春来草自生 有趣 百花繚乱
花下遊楽 鳶飛魚躍
春遅柳暗催（はるおそくやなぎひそかにうながす）
古雅有余
水静
２０１８年３月１８日 彼岸の入り
彼岸の入りというのに寒の戻りがありましたが、またソメイヨシノの開花も聞かれるようになりました。
満開の玉縄桜 そろそろ葉も見え出しました。
睡蓮の葉がそろそろ顔を出し、青鷺が羽を休め水鏡が。
蓮池水禽
和風慶雲 穏やかな春の景色
２０１８年３月１０日
冬と夏との鬩ぎあいが春だというひとがいます。
今年はとくにその傾向が激しく、素敵なことばと季節とがすれ違う日々です。
暗香疎影
梅のほのかな香りが暗闇から
虚静恬淡
こころ静かでおちついている様
２０１８年３月３日 ひな祭り
雛飾り 書額は旧作「真朱」（まそほ）
真朱とは天然鉱物から造られたくすんだ朱色の顔料。古代雛の着物に用いられた色。
作品は内裏雛のイメージで。
立ち雛
豆雛
繭でできた高砂の翁（おきな）と媼（おうな）に陶雛と貝雛
神色自若（しんしょくじじゃく）平然として落ち着いているさま。
２０１８年２月１９日 雨水
氷雪が解けて雨水が温むころですが、今年は積雪が多く寒さも一入のようです。
暖かな春が待たれます。
種の残ったユリノキ
落葉高木に残された種がチューリップのように大空に向かって春を待っているようです。
（ユリノキは別名チューリップツリーとも呼ばれています。）
優游涵泳（ゆうゆうかんえい）
ゆったりと学問や芸術を味わう。
２０１８年２月１１日 建国記念の日
まだまだ余寒厳しい中漸く白梅の粒立ちが。
床の間に春をと思いおだまきの鉢植えを。書額も連翹（れんぎょう）と雪柳。
山容水態
山や川の美しい姿。
２０１８年２月１日 如月（衣更着・きさらぎともいう）
２月に入りました。３日は節分、４日は立春と暦のうえでは何となく春を思わせうれしくなります。
野毛山公園の霜柱と顔を出した水仙。
節分の設えを。
水仙 海蔵寺
知者不言（しるものはいわず） 老子
円覚寺さんの杉の実のついた枯れ枝をいただき、アレンジして柊の代わりの魔除けとしました。
２０１８年１月２０日 大寒 二十日正月
一度目の寒さの底が終わりましたが、まだ安心はできません。2度目の寒さがまた。
床の間飾りを替えてみました。
蝋梅（ろうばい）
春を呼ぶ椿一輪。青磁のお皿に浮かせてみました。
滴水成冰（てきすいせいひょう）
冬の厳しい寒さのたとえ。
温柔敦厚（おんじゅうとんこう）詩経
穏やかでやさしく人情が深いこと。
２０１８年１月５日 小寒
三が日を終えるともう小寒（５日）七草（７日）と、あっという間にお正月気分も遠のきます。
大自然の雄大さに心を惹かれ今年もがんばってまいります。
初山河
富士山 野毛山よりの眺め。
七草
今年は野菜が不作でいつもより少なめでレタスとトマトを添えて。
初花 つばき2種
歓天喜地（かんてんきち）
天にむかい歓び地にむかっても喜ぶ。
２０１８年１月１日 元旦
２０１８年の新年が明けました。穏やかな春が迎えられるよう「春和」の書額を飾りました。
皆様にとってよりよい年となりますようにお祈りいたします。
今年も一層のご訪問をお待ちしております。
床の間飾り
献寿
２０１７年１２月３１日 大晦日
今年もいよいよ終わりです。なんとなく落ち着かない1年だったように思われます。
佳いことはまた次へとつなげ、より良い年にしたいと願いつつ。
来年もよろしくお願いいたします。
送故迎新
２０１７年１２月２８日
正月飾りの準備ができました。
２０１７年１２月２２日 冬至
クリスマスリースを久しぶりに作りました。
公園の片隅に素枯れたアガパンサスの茎に絡んでいるヘクソカズラの実を見つけました。
銀梅花の実と花のようなピンクの花後。
新年の準備に青山メディケアの作品を一部展示替えしました。
墨妙筆精、介福（大いなる幸せ）、佳哉
照顧脚下
２０１７年１２月１５日
暖冬の例年とは大違いで寒波が居座っています。
頂き物を添えて
書額は旧作「鳶飛魚躍」
野毛山公園のいろはもみじ
刻露清秀
木の葉が落ちて空気が澄んでいる様。
菩提子
菩提樹の実のくるくると弥陀の前 石井綾子
菩提樹の実
撫子
かさねとは八重撫子の名成べし 曾良
ナデシコ
牛膝（イノコズチ）
ゐのこづちひとのししむらにもすがる 山口誓子
イノコズチ
２０１７年１２月７日 大雪
師走も半ば近くなり一段と寒さも増してまいりました。
名残の秋明菊
友人宅の庭から
風流韻事
自然に親しむ風雅な遊び
安柘榴（ざくろ）
柘榴割れさざめく沙のはるかなり 小桧山繁子
ザクロ
木賊（とくさ）
ゆうまぐれ蝿きらきらと木賊道 三谷 昭
とくさ
刈萱
かる萱の待つ事もなき風情かな 猿雖
かるかや
２０１７年１２月２日
２０１７年１１月１８日、１９日青山メディケアにて 小品展
ポスター
ご挨拶
吾喪我（われわれをうしなう）荘子
有無相生（うむそうしょう）
我忘吾（われわれをわすれる）荘子
一陽来復 雪花含彩新 玉雪開花
畏敬
養之如春
明鏡止水
和光同塵
裂古破今
和顔施
光陰可惜
玉響（たまゆら）万葉集
佳夢
幽雅
玉響（ぎょくきょう）美しい音楽
準備風景
エントランス 不老長寿
２０１７年１１月２３日 勤労感謝の日
22日は小雪、北のほうでは雪のたよりが聞こえてきます。当地ではいま紅葉がまっさかり。みなとみらいの街路樹モミジバフウの彩りを。
錦秋
錦繍（きんしゅう）
風霜高潔
清らかに澄んだ秋の景色
白英 ヒヨドリジョウゴの別名、ホロシとも云う。
山を下りて道に迷へるほろしかな 小田冷剣
ホロシの花
ヒヨドリジョウゴの実
山錦木（マユミ）の実
檀（マユミ）の実掌にころがしつ語りけり 南ひさ子
マユミの実
海桐（トベラ）
裂き割りて紅深き海桐の実 鈴木鵬子
トベラの実
２０１７年１１月１３日
ようやく深まり行く秋となりました。寒さがすぐそこまで来ているようです。
ざる菊
夜雨對牀（やうたいしょう）枕を並べて談笑
敗荷（やぶれはす）
蓮の実のきはめて青く雨ふれる 鳳ヨシタカ
蓮の実
鶏頭
鶏頭や暮色の中にとどまらず 山口誓子
ケイトウ
数珠玉
数珠玉となりしばかりはあをあをと 佐藤ゆき子
ずずご
２０１７年１１月１日 十三夜
収穫祭
野毛山公園日本庭園池 つがいの鴨
英華発外（えいかはつがい） 内なる優れた精神や美しさが表れ出ること。
鬼箭木（にしきぎ）
錦木の錦急なり昨日今日 柏禎
ニシキギ
実紫
うしろ手に一寸（ちょっと）紫式部の実 川崎展宏
ムラサキシキブの実
天井守 唐辛子の別名
富士失せて後ただ霧に唐辛子 篠田悌二郎
トウガラシ
２０１７年１０月２５日
昨年2月より常設展示（四季にあわせて）をしております青山メディケアのホールにて小品展を開催することになりました。作品は篆書による創作作品20点ほど。
２０１７年１０月２３日 霜降
霜降とは裏腹に時ならぬ大型台風に。
災害が広がらないよう祈ります。
お茶の木
意到筆随（いとうひつずい）詩文など心のままに筆がすすむこと。
嫁菜
わが傘の影の中こき野菊かな 杉田久女
嫁菜
金木犀
木犀や木の中はまだ雨が降る 八木荘一
金木犀
鹿鳴草（しかなぐさ）萩の別名
浪の間や小貝にまじる萩の塵 芭蕉
萩の花
２０１７年１０月９日 体育の日
１０月８日は寒露、朝晩めっきり冷え込みが強くなりました。目の前の野毛山公園の椚（くぬぎ）と馬刀葉椎（まてばしい）の実がたくさん落ちていました。
空空寂寂 心が何物にもとらわれないこと。
毛蓼（みずひき草の別名）
水引草目が合ひて猫立停る 石田波郷
ミズヒキ
花魁草（おいらんそう）
揚羽蝶おいらん草にぶら下る 高野素十
オイランソウ
犬蓼（アカマンマの別名）
筧水こぼるるところ赤のまま 高浜年尾
アカマンマ
２０１７年１０月１日 衣替え
10月に入り朝夕めっきり秋めいてまいりました。秋に先駆け筆柿をいただきました。
横浜増田窯琳派の秋バージョンを添えて。
ベゴニア
10月4日が中秋の名月
書は旧作「月弦」
嘯風弄月
風に吹かれて詩歌を口ずさみ月を眺めるさま。
真葛
葛咲くやいたるところに切通 下村槐太
葛
烏蘞苺（うれんぼ）ヤブカラシの漢名
藪からし枯れてゆく時みやびやか 細見綾子
ヤブカラシ
常山木（クサギ）
黒揚羽臭木の花を嗅ぎたがる 富田直治
クサギ
２０１７年９月２３日 秋分 秋分の日 彼岸中日
ヒガンバナ
書は旧作「禅」（心静かなる様）
安穏無事
何事もなく安らかで穏やかな日々を
緋衣草（ひごろもそう）サルビアの別名
サルビアの咲く猫町に出でにけり 平井照敏
サルビア
夕化粧 オシロイバナの別名
石蹴りの子におしろいの絞りかな 高木喬
オシロイバナ
秋海棠
臥して見る秋海棠の木末かな 遠藤梧逸
秋海棠
２０１７年９月１８日 敬老の日
センニンソウ
フヨウ
延年転寿 長寿を願い祈ること
穏やかな日々を願いつつ
曇華（どんげ） 花カンナのこと
真剣な貌が鉄打ち緋のカンナ 東鷹女
カンナ
玫瑰（はまなす）
玫瑰や今も沖には未来あり 中村草田男
ハマナス
ハマナス
蝦夷菊
独りゆきて吾子蝦夷菊を買ふほどに 星野立子
蝦夷菊
２０１７年９月１１日 二百二十日
セイヨウニンジンボク 大通り公園植え込み
オオイタビ 開港記念館生垣
めずらしい花と実を見つけました。
一望無垠（いちぼうむぎん）
果てしなく見渡せる美しい景色
虎杖（いたどり）
虎杖の花月光につめたしや 山口青邨
イタドリ
鉈豆（なたまめ）
刀豆の鋭きそりに澄む日かな 川端茅舎
ナタマメ
狗尾草（えのころぐさ）
いっせいに吹かれて海へねこぢゃらし 石寒太
ネコジャラシ
２０１７年９月８日 白露
爽涼
新涼灯火
相変わらず雨天の日が多くせめて雰囲気だけでも秋の気配をと。
9月7日青山メディケアの展示作品を秋バージョンに。
不老長寿 玄関ホール
秋扇、明月高秋迥（明月高く秋はるかなり）、龍笛
五風十雨、雨過天晴
天高群星近
２０１７年９月１日 防災の日
デュランタ
一路平安
台風の季節海も陸も平安な日々が送れますように。
百日紅
閼伽桶（あかおけ）はどれも漏るなり百日紅 高田蝶衣
サルスベリ
天竺牡丹（ダリアの花）
ダリア大輪ルヰ王朝に美女ありき 福田蓼汀
ダリア
竹煮草
竹煮草女の貌の変な時刻 長谷川かな女
タケニグサ
２０１７年８月２６日
アカメガシワの花
２３日処暑が過ぎ暑さが落ち着くところですが、長雨の冷夏一転猛暑日・熱帯夜が再来です。
水天一碧
晴れ渡った海。空と水がひとつになり見事な美しさ。
夾竹桃
夾竹桃しんかんたるに人をにくむ 加藤楸邨
夾竹桃（白）
夾竹桃
凌霄花（のうぜんか）
凌霄は妻恋ふ真昼のシャンデリヤ 中村草田男
ノウゼンカズラ
浜木綿
浜木綿や青水脈とほく沖へ伸ぶ 山口草堂
ハマユウ
２０１７年８月１６日 旧送り盆
ボタンクサギ 伊勢佐木町子育地蔵通
心織筆畊（しんしょくひっこう）（唐書・王勃伝）
心で織り筆で耕す
夏萩
夏萩やすいすい夕日通り抜け 大野林火
ミソハギ 歩道の片隅にひともと
白萩 僅かにつぼみが出始めて
擬宝珠（ぎぼうし）
這入りたる虻にふくるる花擬宝珠（はなぎぼし） 高浜虚子
ギボシ
紅荷（こうか）赤いハスの花
久遠の世へ消ゆる水輪や蓮の花 増葦雄
鎌倉鶴岡八幡宮の源平池の紅蓮
２０１７年８月１１日 山の日
アカメガシワの実
仁者楽山 論語 情けある人は山（静）を楽しむ
提灯花（別名つりがね草、蛍袋）
峡に入る荼毘所そこにもつりがね草 及川貞
ホタルブクロ
灸花
蛇籠より蛇籠へ渡り灸花 高野素十
ヤイトバナ
ヤイトバナ アップ（直径7ミリ）
薊花（けいか）
世をいとふ心薊を愛すかな 正岡子規
薊（アザミ）の花
２０１７年８月１日 水の日
各地で大洪水があり多くの犠牲者を出し、一方渇水により水不足が心配されている昨今、
改めて水の大切さを考える日としたいと。
コオニユリ
書額は旧作「天一水生」
水の日にちなんで水琴窟をあしらいました。かすかに涼しげな音色が聞こえています。
知者楽水 論語 英知のあるものは水（動）を楽しむ
向日葵
向日葵の空かがやけり波の群 水原秋桜子
ヒマワリ
捩花 モジズリの別名
ありそめし文字摺草や温泉（でゆ）の道 岡安迷子
モジズリ
ネジのようなアップ
泰山木
泰山木の花に身を載せ揺られたし 林昌華
タイサンボク
２０１７年７月２３日 大暑
暑中お見舞い申し上げます。
連日の暑さに辟易としていましたがふと朝顔が目にとまり一瞬心が洗われたようでした。
昔に戻った気分です。
アサガオ
アサガオ
心與月倶静（こころとつきとともにしずかなり）李調元の句
静かな夜心も月も澄む
蕺菜（どくだみ）
十薬を抜きすてし香につきあたる 中村汀女
ドクダミ（十薬）
酢漿（かたばみ）
かたばみの花より淋し住みわかれ 三橋鷹女
ハナカタバミ
薔薇
番傘の軽さ明るさ薔薇の雨 中村汀女
薔薇
２０１７年７月１３日 盆迎え火
吉田町の老舗の茶舗のハス
盂蘭盆会 書額は旧作「定命」
睡蓮
睡蓮の葉の押さへたる水に雨意 中村草田男
睡蓮
睡蓮
２０１７年７月８日
楽只君子（詩経）楽只（らくし）楽しむこと
梔子（くちなし）
今朝咲きしくちなしの又白きこと 星野立子
クチナシ
繍線菊（しもつけ）
繍線菊の道とほどほし富士の前 角川源義
シモツケ
沙羅
うちしきてあしたの沙羅のよごれなし 長谷川素逝
ヒメシャラ
２０１７年７月１日 七夕月
七夕飾り 書額は旧作「佳夢」
美しい贈り物
好古（こうこ） 論語
昔のものごとや学問を好む
古きよき時代に思いを馳せて
四葩（よひら）アジサイの異名
紫陽花はおもたからずや水の上 富沢赤黄男
ガクアジサイ
白丁花（ハクチョウゲ）
奥ふかく砂しく門や白丁花 無徳
ハクチョウゲ
海芋
万緑の墨のごとしや海芋咲き 山口青邨
カイウ
２０１７年６月２４日
ハンゲショウ
十年ぶりに半夏生（半化粧）が時を待たずに咲きました。
一株に3本の小さい房をつけました。
また、お化粧も始まり白い葉がしっかり目立っています。
本来は、梅雨明けの頃に白が映えてくるのですが。
ちなみに今年の雑節・半夏生は７月２日です。
天何言哉 天なにをかいわんや（論語）
天はものを言わずして万物生生流行する。
いま、世界中がなにかおかしい方向へと変化し、
目に余ることが多々ある日々。
なんとかよい方向へ。
榠樝（カリン）
清麗のひとのゆびさすくわりん咲き 佐野まもる
カリンの花
花茨
愁ひつつ岡にのぼれば花いばら 蕪村
ノイバラ
山藤
山藤や短き房の花ざかり 子規
藤
２０１７年６月１７日
６月１５日空梅雨のなか青山メディケアの作品を初夏の感じに展示替えをしました。
途中恵比寿駅アトレではアジサイが盛りだくさんディスプレーされていました。
玄関ホール 手毬花（てまりばな）アジサイの異名
紫陽花（アジサイ）篆書体 幽花香一泉（ゆうかいっせんにかおる）
玄鳥（つばくらめ）古代文字 燕の異名
蓮池遊魚
２０１７年６月１１日 入梅
関東地方は６月７日梅雨入り。わが家のキキョウも梅雨入りに合わせて一輪開きました。
この時期に咲くキキョウを梅雨桔梗といいます。
キキヨウ
勇猛果敢
5月下旬近くの中学に体育祭用垂れ幕があり、勇猛果敢の活字を目にしました。
その後、テレビの映像で日本の若者が卓球・テニスと小柄ながら外国の相手に好結果をだし感動しました。ますますの活躍にエールを。
繍毬花（オオデマリ）
雨の日は雨の色得つてまり花 山田佐人
オオデマリ
忍冬（スイカズラ）
忍冬の花うちからむくまでかな 白雄
スイカズラ
菩提樹
天蓋のごとく菩提樹咲きにけり 那須茂竹
菩提樹の実の陰に小さな花がまだ咲いていました。
菩提樹の大木
２０１７年６月１日 衣替え
間もなく梅雨入り。例年に咲く花も早めに満開を迎えています。
わが家のキンシバイ、書は旧作「蓮池遊魚」。
望景揣情 美しい景色を見ながらこころを鎮める。
花銀杏（はなぎんなん）
月けぶる銀杏の花匂ふ夜は 大竹孤悠
イチョウ 葉陰に小さな雌花がつくのですが、見つけられませんでした。
花樗（はなあふち）センダンの異名
どむみりとあふちや雨の花曇 芭蕉
センダンの花
花楓
雲のゐしあとか楓の花濡れつ 水原秋桜子
楓 花が終わって実になりました。
２０１７年５月２４日
大幅な気温の変動ですでに北も南も猛暑や真夏日が続いたり・・・・。
先人たちが残した美しい言葉も空しくなりそうです。
山紫水明
君子蘭
君子蘭蟻頭をふりて頂に 加藤秋邨
君子蘭
花卯木（はなうつぎ）
空は我を生みし蒼さや花卯つ木 渡辺水巴
ハコネウツギ
山苣（ヤマヂサ）の花 エゴノキの異名
えごの花ながれ溜ればにほひけり 中村草田男
エゴノキ
エゴノキ
２０１７年５月１３日
緑がまぶしく心地よい風が肌にやさしい季節がめぐってきました。
風光明媚
満天星（ドウダン）
満天星の花地に落ちて地の星に 中嶋蘭女
ドウダン
糸柳
縺らして又風が解く糸柳 竹村清野
柳
樝子（しどみ）
草木瓜の咲き入るままに氷室朽つ 馬場移公子
シドミ（草木瓜）
２０１７年５月１日
わが家のすずらん
端午の節句 書額は旧作「玄鳥」（つばくらめ）
鳶尾（いちはつ）
一八の（いちはつの）白きを活けて達磨の絵 正岡子規
あやめ
著莪（しゃが）
譲ることのみ多き日々著莪の花 塙 義子
シャガ
垂糸海棠（はなかいどう）
海棠の雨未だ磴を濡らさざる 三品壷中子
ハナカイドウ
２０１７年４月２３日
桜もそろそろ終わり辺りは新緑の候となりました。
松蒼柏翠
辛夷（こぶし）
一本の辛夷の落花堆し（うずたかし）谷野予志
辛夷
枝垂桜（篆書）
枝垂桜（行書）
まさをなる空よりしだれざくらかな 富安風生
シダレザクラ
連翹（れんぎょう）
連翹の下くぐるとき顔が黄に 松井百枝
レンギョウ
２０１７年４月１４日
4月始め春らしいお花を頂きました。
4月13日久しぶりに青山メディケアの作品展示替えをしてきました。
花下遊楽 玄関ホール
左から百花繚乱、明鏡止水、古木再花生 4階ホール正面
逢花打花
如春
２０１７年４月１０日
春爛漫さくらの花を謳歌しつつも花散らしの雨もあり相変わらず寒暖の差の激しい毎日です。ガーデンフェスの美しい花たちが少々気掛かりです。来客のご案内で忙しい日々を楽しんでいます。
博雅（書序）学問博く道正し
汽車道運河のハナモモ（思いのまま）
瓢箪草（イヌフグリの異名）
いぬふぐり星のまたたく如くなり（高浜虚子）
イヌフグリ
白木蓮
白木蓮ひらくよすべて天に向き（野瀬潤子）
白木蓮
木蓮
木蓮のごはと崩れし宙宇かな（日野草城）
紫木蓮
紫木蓮
２０１７年４月１日 年度始め
おちこちで桜のたよりが聞こえてきました。日本人にとって独特の心躍る季節感に浸れるとき、穏やかに過ごせたらと願いつつ。
旧作「春和」
深紅のフリージア
シクラメン
ジュリアン
身逸心曠
身心がやすらかで広いこと
迎春花（黄梅の異名）
生花の師匠黄梅かかへ来し 大岡久之
黄梅
蝋弁花（土佐みづきの異名）
土佐みづき箱根細工を刳る（わる）音す 水原秋桜子
土佐みづき
黄水仙
黄水仙みな横向くはよそよそし 長谷川照子
黄水仙
２０１７年３月２０日 春分 春分の日 彼岸の中日
暑さ寒さも彼岸まで季節の変わり目。どんどん暖かくなって欲しいものです。
心身一如（しんしんいちにょ）行書
心身一如（しんしんいちにょ）篆書
ものごとに向かって集中すること。
蒲公英
蒲公英や激浪寄せて防波堤 水原秋桜子
たんぽぽ
馬酔木（あしび）
馬酔木咲く丘は野となり丘となる 山口波津女
馬酔木
薺（なずな）
よく見れば薺花さく垣根かな 芭蕉
ナズナ
２０１７年３月１２日
寒さが冴え返り冴え返りしている昨今、3月７日の啓蟄が過ぎてもあまり虫達を見ることがありません。暖かくなるのを待っているのでしょうか。
心地乾浄（しんちかんじょう）
心境が清潔なること。
紅椿
落ざまに水こぼしけり花椿 芭蕉
椿
蕗の薹（フキノトウ）
ほとばしる水のほとりの蕗の薹 野村泊月
フキノトウ
瑞香（沈丁花の異名）
沈丁に帚さはりて匂ひけり 高浜虚子
沈丁花（ジンチョウゲ）
２０１７年３月1日 雛の月
不順な天候の続いた２月が終わりようやく春が訪れました。心穏やかな日々が送れますように。
3月の設え
立ち雛
貝雛
受福無彊（ふくをうくるにかぎりなし）篆書
限りなく幸福を受けること。
紅梅 篆書
紅梅
僧とてもこころときめく紅梅花 山口誓子
白梅 篆書
匂ひくる梅に吾より寄って行く 梅本景太郎
白梅
２０１７年２月１８日 雨水
相変わらず気温の乱高下が激しく春一番が吹いたり雪害の映像があったり。
まだまだ冬の名残があちらこちらに。
枯葉
枯葉鳴るくぬ木林の月夜哉 子規
クヌギの落葉
落葉（おちば）
山茶花の垣に銀杏の落葉哉 子規
サザンカ
残菊
爐開けて残菊いけし一人哉 子規
残花
２０１７年２月１１日 建国記念の日
相変わらず寒い日が続きあたりも冬景色の様相。
野毛山公園の文殊と紅梅が例年より早く開花。
文殊
紅梅
冬もみじ
冬紅葉
冬紅葉冬のひかりをあつめけり 久保田万太郎
冬木立
冬木立
冬木立影おく中のおのが影 桂樟蹊子
枯野
枯野
吾が影の吹かれて長き枯れ野かな 夏目漱石
２０１７年２月１日 旧正月
２月３日は節分、４日は立春、暦のうえでは春ですが、現実はまだまだ各地で寒さが続くようです。
２月の設え
書は旧作「壽徳」（篆書）と春を呼ぶサクラソウのてんこ盛り
呵凍（かとう）（天宝遺事）
寒中に凍った硯を暖めて揮毫する。
枇杷（篆書）
枇杷の花
枇杷の花散るいとまなく雪降れり 武笠美人蕉
２０１７年１月２０日 二十日正月 大雪
寒中お見舞い申し上げます。
厳しい寒波が列島に押し寄せ大雪の被害が出ています。
春はまだ先のようです。
水仙（行書）
水仙（篆書）
水仙
水仙の咲き継いでゐる更地かな 水谷ひさ江
いつからか人住まぬ家水仙花 岩月優美子
寒椿（篆書）
寒椿
暗がりの葉を揺らぎ出て寒椿 佐々木六戈（ささき・ろっか）
海近き道の起伏や寒椿 佐藤春夫
寒木瓜（篆書）
寒木瓜
寒木瓜の鮮かな紅衰へず 山口波津女
２０１７年１月１５日 小正月 女正月
設え
金の折鶴を飾りスイセンと福寿草のアートフラワー
蝋梅（臘梅ともいう）
臘梅
臘梅の臘の花弁のやはらかき 鎌田健一
２０１７年１月７日 七草
神奈川産の七草とかわいい柚子。イタリヤ製トールペイントのチェストと。
七種（ななくさ）
白粥に入れし七種鮮やかに 石川春枝
２０１７年１月４日 御用始
穏やかな日和のなか初詣に出かけました。
成田山横浜別院
伊勢山皇大神宮
冬薔薇
明日1月５日は早や小寒です。
冬薔薇（ふゆそうび）
冬薔薇石の天使に石の羽根 中村草田男
２０１７年1月１日 元日
謹賀新年 元旦
今年こそ穏やかな一年でありますようにと願いつつ新年を迎えることができました。
皆様にとりましても幸多き年となりますようにお祈りいたします。
本年もなにとぞよろしくお願い申し上げます。
野毛山からの霊峰富士
飛翔
ナンテン（難を転ずる）
お正月の設え
書額は「介福 （易）」大いなる幸せ
左の枝ものはタラヨウ（はがきの木）
鵲瑞（じゃくずい）
カササギの声は喜びの瑞兆だという。
２０１６年１２月３１日 大晦日
今年も相変わらず世相も気象も不安定な一年であったように思われます。そのような中、ささやかなわたくしの書作活動は恙なく楽しみながら終われそうです。皆様には多数ご訪問頂きありがとう存じました。また、来年も引き続きよろしくお尋ねくださいませ。
よいお年を。
陳去新来（ふるきがさりあたらしきがきたる）
２０１６年１２月２８日
お正月飾り
２０１６年１２月２３日
青山メディケアの展示作品を新年用に架け替えました。
梅一枝（うめいっし）
新年を迎えて初花として愛でる花。
和光同塵（わこうどうじん）（老子） 烈古破今（いにしえをさきいまをやぶる） （禅語）
無中生有（むのなかにゆうをしょうず）
鳥（古代文字）
酉年なので昨年に引き続き展示。
２０１６年１２月２１日 冬至
冬の真っ盛りですが陽射しがのびて少しずつ日暮れが遅くなるのがうれしいです。
でも季節的には益々厳しい日々となるでしょう。
冬至の設え
書は旧作「一陽来復」 神奈川産のゆずを添えて。
絶塵 淮南子
俗世間のけがれを絶つこと。
２０１６年１２月１４日
連日の乾燥注意報のなか漸く雨模様となり、室内の山茶花がにっこりとしだしました。
一重の白花が原種の山茶花で赤い花は全て改良品種だとか。
枯木立や常緑樹の景色のなかに紅一点。大好きな冬の花です。
サザンカ
プリンセチア
淖約（しゃくやく）荘子 （行書体）
たおやか、しなやか
淖約（しゃくやく）荘子 （篆書体）
２０１６年１２月１日
うれしい冬の贈り物
書は旧作「玉響」（ぎょっきょう）美しい響き
1年越しのわが家のプリンセチア
楽只（らくし）詩経
楽しむこと。
天楽 荘子
自然の楽しみ。
２０１６年１１月２３日 勤労感謝の日
盆栽のイチョウ
猛暑に耐えたわが家のベランダで黄葉が一株。そろそろ黄落も始まりました。
�麟ァ覆�んこう） 心にゆとりがあって静かなこと。
希静（しずかをねがう） 心境のしずかなことを求める。
２０１６年１１月１５日 七五三
立冬が過ぎ木枯らしが吹き横浜も順調に冬の足音が聞こえてきました。１１月の花、菊華も咲き始めました。
白花サルスベリの紅葉 野毛坂
菊 藤棚
野菊 野毛山
高潔
気高く清らか 菊を愛でることば
韜照（ひかりをつつむ）
自己の才智をつつみかくす
２０１６年１１月３日 文化の日
本格的な冬が突然訪れた今年の１１月、紅葉が待たれます。
蔦の紅葉
雲鶴
優れた人物のたとえ 雲中白鶴（宋史）より
考槃（こうはん）（楷書体）
気の向くままに山水の間に遊び楽しむ（詩経）
考槃 （篆書体）
２０１６年１０月２６日
ハロウィンが近づいたので久しぶりにリースを。
２０１６年１０月２５日
９月より青山メディケアにて作品を展示しました。１０月２１日、入居者の方々を囲んで作品鑑賞と筆に親しむ会が開かれました。理事長ご夫妻始め職員の方、見学にいらしたご家族、メディアの方等多数参加され和やかなひと時でした。
花謝樹無影 敬天愛人 百花為誰開（右から）
無心 花天月地 合掌
逢花打花 無中生有 美點凝視 鳥（古代文字）
良月 天一水生 自証自悟
坐花酔月
会場風景（設営中）
２０１６年１０月１３日 十三夜
赤レンガ倉庫前のパンパスグラス
十三夜の設え
栗名月ですがギンナンをかわりに。額は旧作「無双」 宇多天皇が愛でた言葉。
幻塵
夢まぼろしのような儚い世の中（円覚経）
拙誠
下手でも真心がこもっている。
２０１６年１０月１日 衣替え
収穫の秋 ギンナンを拾いました。猛暑を耐えたベランダのバラ２輪。書は旧作「野花弄閑幽」
微明（びみょう）老子
仄かな明るさ。また微妙に奥深い英知。
見素抱樸（そをみてぼくをいだく）老子
飾り気のない心で見て素朴な性質を持ち続ける。
９月２９日青山メディケアの作品展示替えをしました。
百花為誰開 敬天愛人 花謝樹無影
合掌 花天月地 無心
鳥
２０１６年９月２２日 秋分 秋分の日 彼岸中日
漸く咲いたヒガンバナ
藤棚・願成寺の大銀杏とススキ
山光悦鳥性（さんこうちょうせいよろこぶ）
鳥性とは鳥の心
林幽偏聚鳥（はやししずかにしてひとえにとりあつまる）
２０１６年９月２１日
今年の仲秋の名月は９月１５日十五夜、９月１７日が満月でした。いずれも雨でなかなか月が見られませんでしたが、束の間のチャンスを見つけました。
中秋の名月は残念ながら雲の中でした。２１日の十三夜の月は見事でした。
ススキを手に入れ野の花ミズヒキと初冬の花サザンカをいけてみました。
秋が遅く実ものも少なく地味目です。（安納イモ、イチジク、柿、りんご）
二十四節気の霜降に合わせたかのように関東は初霜のたよりが届きました。
黙考（もくこう）
至道無為（しどうむい）
最高の道は「無為自然」である。（老子）
無為自然（むいしぜん）
作為がなくあるがまま。（老子）
２０１８年１０月８日 寒露 体育の日
運動会が春に移り体育の日もいまではあまりぴんと来ません。
また、２４節気の寒露も真夏日ではこれまたしっくりしません。
今年の気象状態は特別なのでしょうか。
シュウメイギク
ホトトギス
飲水思源（水を飲んで源を思う）
感奮興起
２０１８年１０月１日 衣替え 法の日
例年ですとスポーツに芸術にと心沸き立つ月ですが、
衣替えを前に急な寒さがおとずれ冬支度におおわらわ、
はたまた台風まで再来。
高山辰雄画伯の小品
母校創立１００周年の記念の為につくられたもの。
流水行雲
自然の成り行きに任せて
感奮興起
２０１８年９月２４日 十五夜
秋霖がつづきなかなか天候に恵まれぬ秋彼岸、
中秋の名月も危ぶまれます。
くず
すすき
銀杏
山容水態
自然の美しい様。
２０１８年９月１７日 敬老の日
急激に秋めいてきた昨今、虫の音もはっきりと聞こえるようになりました。
サンゴジュ
センニンソウ
延年転寿
万寿無彊（まんじゅむきょう）
長生きを祝う言葉
２０１８年９月８日 白露
次々と列島を襲う自然の猛威、防災月間まだまだ油断できません。
被災者の皆様へお見舞い申し上げます。
クサギ
アジサイの帰り花一輪
龍吟虎嘯
２０１８年９月１日 二百十日 防災の日
猛暑のまま９月に入りました。
昔から二百十日は台風の到来するころとされていましたが、
今年は既に２１号も発生し被害も膨大なものとなっています。
高山辰雄画伯の未公開のリトグラフ（６０ｃｍ×５０ｃｍ）。
画伯の命日（２００７年９月１４日）を前に飾りました。
同年同月、資生堂アートハウス（掛川市）にて開催された高山辰雄回顧展を見た折、画伯の１９９０年作の「椅子に」（大分市美術館所蔵）の作品を見つけ、このリトがその構想の元絵であると確信しました。
気韻生動
芸術作品に風格や気品が生き生きと表現されていること。
鏡花水月
実際には手に取ることができない奥深い趣き。
２０１８年８月２３日 処暑
一週間ぐらい秋の気配が続きほっとしていたところ、また、各地で猛暑が再来、
台風がダブルで発生と大変な事態です。
すべてが想定を超えている今年の気象状況、せめて一瞬でも暦どおりになってほしいと。
テッポウユリ
気炎万丈
意気込みが他を圧倒するほど盛んなること。
２０１８年８月１３日 月遅れ盆迎え火
相変わらず大気の不安定な日々が続きます。
毎日のようにどこかで最高気温が更新されたり、
ゲリラ豪雨や竜巻と怖いニュースが流れてきます。
災害により大切な命を落とされた方々の魂（みたま）が安らかならんと祈ります。
夾竹桃
清音幽韻（せいおんゆういん）
文章の優れていること。
２０１８年８月７日 立秋
立秋とは思えない猛暑ですが、秋の気立つとはうれしい言葉。暦のうえとはいえほっとする気分です。
今年は月遅れの七夕飾り。
復興を祈りつつ「七夜月」の書を添えて。
風流韻事（ふうりゅういんじ）
自然に親しみ優雅な趣にひたる。
２０１８年８月１日 水の日
相変わらず猛暑がつづいております。酷暑お見舞い申し上げます。
今年ほど水の怖さ、大切さを思い知らされたことはありません。
一層気を引き締めて参りたいと思います。
高山辰雄画伯（木版）「ひまわり」
真夏の雰囲気を。
６月２１日に載せたアスパラバス。1ヶ月経たってまた蕾がたくさん付き、次々と咲き出しました。
小さいつぶのかたまりが開きだすと、あっという間に散り急いで見落とすところでした。
猛暑のなかよくがんばったと元気をもらいました。
余情残心（新古今）
お互いが相手を思い、敬いの心で接すればその心が相手に伝わり相叶うことができる。
（言葉以上の心の表現）
２０１８年７月２３日 大暑
猛暑日と熱帯夜に苦しめられる毎日が続いています。真夏の百日紅も元気がありません。
百日紅（サルスベリ）
溽暑（じょくしょ）蒸し暑い
鼓舞激励（こぶげきれい）
２０１８年７月９日 浅草寺四万六千日 ほうずき市（９日、１０日）
想像を超えた気象状況が列島中をおそいかかり、季節を語るのも憚るような気持ちです。
ハリエンジュの大木
散り残った微かな花
落英濱粉（らくえいひんぷん）
はなびらがはらはらと散るさま。
２０１８年７月１日 国民安全の日
梅雨が明けました。
高山辰雄画伯の木版画・青衣の少女
日の丸に見立ててサムライブルーにエールを。
静謐（せいひつ）
静で安らかなること。
２０１８年６月２１日 夏至
こよみの上では夏のさ中ですが、5月から真夏日でその後の梅雨寒が今頃まで続いています。
ベランダのハンギングポットの中に珍しいかわいい花が突然咲き、調べてみるとアスパラガスでした。
1ミリにも満たないつぼみ、花も3ミリくらいでつい見落としそうな葉の中の一枝です。
アスパラガスのかわいい花
覧古考新（らんここうしん）漢書
古いものごとを深く思い新しいことを考える。
心織筆畊（しんしょくひっこう）
文筆で生計をたてる
２０１８年６月１５日
ご近所塀ごしの見事なぶどうの房に初夏を。
青山メディケアの作品を一部展示替え
玄鳥（つばくらめ）、孤竹
紫陽花
山静竹生韻 エントランス
２０１８年６月１０日 時の記念日
６月１１日は入梅です。関東地方は６日に梅雨入りが報じられ次の日より梅雨晴れでしたが、やはりこよみどおりの梅雨入りのようです。わがやの鉢植えもいろいろ戸惑っています。
先日一輪だけ咲いた八重咲きドクダミの別の株がまるでハンゲショウ（半夏生）のように白く色変わりをしてお花のような状態です。
ムラサキゴテン
毎年双子の花を付けます。
龍跳虎臥（りゅうちょうこが）
筆勢がなんの束縛も受けず自由自在。
意到筆随（いとうひつずい）
詩文など心のままに筆を動かすこと。
２０１８年６月１日 衣替え 気象記念日
梅雨の月、あじさいの月となりました。
５月があまりに暑かったのでほっと一息つきたい気分です。
久しぶりに高山辰雄画伯の絵を飾りました。
リトグラフ「想かげの女」
梅雨桔梗
梅雨のころに初めて開く花。
八重咲きドクダミ
大きな鉢にたった一輪だけ。
一望無垠（いちぼうむぎん）
水天一碧（すいてんいっぺき）
２０１８年５月２１日 小満
新緑が眩しいなか、気温だけ夏日が続きます。
我が家の栴檀の花
鉢植えのオダマキ
山紫水明
虚静恬淡（きょせいてんたん）
心静かで落ち着いているさま
２０１８年５月１０日 愛鳥週間（１０日〜１６日）
ゴールデンウイークも終わり平常が戻ってきました。
相変わらず大気は不安定な日々です。
シラン
シラーベルビアナ
亀と鴨
鸞翔鳳集（らんしょうほうしゅう）
優れた才能を持った人が集まること。
風光明媚
２０１８年５月１日
２日は八十八夜 ５日は立夏、端午。初夏らしい季節が続くことを願いつつ。
ベランダのドイツアヤメ
みなとみらいのこいのぼりと帆船日本丸
旧作「燕子花」（かきつばた）と五月人形
玄眇（げんびょう）
奥深きこと
受福無彊
限りない幸福を受ける
２０１８年４月２３日
全国的に真夏のような暑さとなり心身のバランスをとるのが大変な４月です。
大丁字莢蒾（おおちょうじがまずみ）
ハナミズキ
玄珠
奥深き誠の道理
心身一如
仏教では精神と肉体とは一体のもの。
２０１８年４月１５日
台風のような花嵐があったり夏日が突然きたりと、
相変わらず季節が激しく行きつ戻りつしている今年の四月。
平安の日々を願いつつ。
飛鳥と鳩とすずめが落した花びらと。
一路平安
心地乾浄
心の中が清らかなこと。
２０１８年４月８日 はなまつり
桜を思い切り満喫しているうちに花祭りを迎えました。
例年通り成田山へ出向きました。
成田山横浜別院野毛不動尊はなまつり風景
大岡川の桜
一碧万頃
水面が遥か広々としている様
意気自如
気持ちが普段と変わらず平静なる様
２０１８年４月１日 年度始め
漸くまた春がきました。
今まで耐えていた花たちが一斉に咲き誇りまさしく百花繚乱。
目移りがして大変です。
書額は「桃李春」
ハナモモ（花桃）
スモモ（李）
一片氷心（王昌齢）
穢れなく清らかな品行
雲合霧集（史記）
雲や霧が集まり湧くように多くのものが集まってくること。
２０１８年３月２４日
荒れ放題の気象の毎日で最後に大雪に見舞われました。
翌日やっと青山メディケアの春バージョンをセットしてきました。
少しは春らしくなったと思います。
スノーフレーク（鈴蘭水仙）我が家の鉢植えから。
桃李の春 エントランス
春来草自生 有趣 百花繚乱
花下遊楽 鳶飛魚躍
春遅柳暗催（はるおそくやなぎひそかにうながす）
古雅有余
水静
２０１８年３月１８日 彼岸の入り
彼岸の入りというのに寒の戻りがありましたが、またソメイヨシノの開花も聞かれるようになりました。
満開の玉縄桜 そろそろ葉も見え出しました。
睡蓮の葉がそろそろ顔を出し、青鷺が羽を休め水鏡が。
蓮池水禽
和風慶雲 穏やかな春の景色
２０１８年３月１０日
冬と夏との鬩ぎあいが春だというひとがいます。
今年はとくにその傾向が激しく、素敵なことばと季節とがすれ違う日々です。
暗香疎影
梅のほのかな香りが暗闇から
虚静恬淡
こころ静かでおちついている様
２０１８年３月３日 ひな祭り
雛飾り 書額は旧作「真朱」（まそほ）
真朱とは天然鉱物から造られたくすんだ朱色の顔料。古代雛の着物に用いられた色。
作品は内裏雛のイメージで。
立ち雛
豆雛
繭でできた高砂の翁（おきな）と媼（おうな）に陶雛と貝雛
神色自若（しんしょくじじゃく）平然として落ち着いているさま。
２０１８年２月１９日 雨水
氷雪が解けて雨水が温むころですが、今年は積雪が多く寒さも一入のようです。
暖かな春が待たれます。
種の残ったユリノキ
落葉高木に残された種がチューリップのように大空に向かって春を待っているようです。
（ユリノキは別名チューリップツリーとも呼ばれています。）
優游涵泳（ゆうゆうかんえい）
ゆったりと学問や芸術を味わう。
２０１８年２月１１日 建国記念の日
まだまだ余寒厳しい中漸く白梅の粒立ちが。
床の間に春をと思いおだまきの鉢植えを。書額も連翹（れんぎょう）と雪柳。
山容水態
山や川の美しい姿。
２０１８年２月１日 如月（衣更着・きさらぎともいう）
２月に入りました。３日は節分、４日は立春と暦のうえでは何となく春を思わせうれしくなります。
野毛山公園の霜柱と顔を出した水仙。
節分の設えを。
水仙 海蔵寺
知者不言（しるものはいわず） 老子
円覚寺さんの杉の実のついた枯れ枝をいただき、アレンジして柊の代わりの魔除けとしました。
２０１８年１月２０日 大寒 二十日正月
一度目の寒さの底が終わりましたが、まだ安心はできません。2度目の寒さがまた。
床の間飾りを替えてみました。
蝋梅（ろうばい）
春を呼ぶ椿一輪。青磁のお皿に浮かせてみました。
滴水成冰（てきすいせいひょう）
冬の厳しい寒さのたとえ。
温柔敦厚（おんじゅうとんこう）詩経
穏やかでやさしく人情が深いこと。
２０１８年１月５日 小寒
三が日を終えるともう小寒（５日）七草（７日）と、あっという間にお正月気分も遠のきます。
大自然の雄大さに心を惹かれ今年もがんばってまいります。
初山河
富士山 野毛山よりの眺め。
七草
今年は野菜が不作でいつもより少なめでレタスとトマトを添えて。
初花 つばき2種
歓天喜地（かんてんきち）
天にむかい歓び地にむかっても喜ぶ。
２０１８年１月１日 元旦
２０１８年の新年が明けました。穏やかな春が迎えられるよう「春和」の書額を飾りました。
皆様にとってよりよい年となりますようにお祈りいたします。
今年も一層のご訪問をお待ちしております。
床の間飾り
献寿
２０１７年１２月３１日 大晦日
今年もいよいよ終わりです。なんとなく落ち着かない1年だったように思われます。
佳いことはまた次へとつなげ、より良い年にしたいと願いつつ。
来年もよろしくお願いいたします。
送故迎新
２０１７年１２月２８日
正月飾りの準備ができました。
２０１７年１２月２２日 冬至
クリスマスリースを久しぶりに作りました。
公園の片隅に素枯れたアガパンサスの茎に絡んでいるヘクソカズラの実を見つけました。
銀梅花の実と花のようなピンクの花後。
新年の準備に青山メディケアの作品を一部展示替えしました。
墨妙筆精、介福（大いなる幸せ）、佳哉
照顧脚下
２０１７年１２月１５日
暖冬の例年とは大違いで寒波が居座っています。
頂き物を添えて
書額は旧作「鳶飛魚躍」
野毛山公園のいろはもみじ
刻露清秀
木の葉が落ちて空気が澄んでいる様。
菩提子
菩提樹の実のくるくると弥陀の前 石井綾子
菩提樹の実
撫子
かさねとは八重撫子の名成べし 曾良
ナデシコ
牛膝（イノコズチ）
ゐのこづちひとのししむらにもすがる 山口誓子
イノコズチ
２０１７年１２月７日 大雪
師走も半ば近くなり一段と寒さも増してまいりました。
名残の秋明菊
友人宅の庭から
風流韻事
自然に親しむ風雅な遊び
安柘榴（ざくろ）
柘榴割れさざめく沙のはるかなり 小桧山繁子
ザクロ
木賊（とくさ）
ゆうまぐれ蝿きらきらと木賊道 三谷 昭
とくさ
刈萱
かる萱の待つ事もなき風情かな 猿雖
かるかや
２０１７年１２月２日
２０１７年１１月１８日、１９日青山メディケアにて 小品展
ポスター
ご挨拶
吾喪我（われわれをうしなう）荘子
有無相生（うむそうしょう）
我忘吾（われわれをわすれる）荘子
一陽来復 雪花含彩新 玉雪開花
畏敬
養之如春
明鏡止水
和光同塵
裂古破今
和顔施
光陰可惜
玉響（たまゆら）万葉集
佳夢
幽雅
玉響（ぎょくきょう）美しい音楽
準備風景
エントランス 不老長寿
２０１７年１１月２３日 勤労感謝の日
22日は小雪、北のほうでは雪のたよりが聞こえてきます。当地ではいま紅葉がまっさかり。みなとみらいの街路樹モミジバフウの彩りを。
錦秋
錦繍（きんしゅう）
風霜高潔
清らかに澄んだ秋の景色
白英 ヒヨドリジョウゴの別名、ホロシとも云う。
山を下りて道に迷へるほろしかな 小田冷剣
ホロシの花
ヒヨドリジョウゴの実
山錦木（マユミ）の実
檀（マユミ）の実掌にころがしつ語りけり 南ひさ子
マユミの実
海桐（トベラ）
裂き割りて紅深き海桐の実 鈴木鵬子
トベラの実
２０１７年１１月１３日
ようやく深まり行く秋となりました。寒さがすぐそこまで来ているようです。
ざる菊
夜雨對牀（やうたいしょう）枕を並べて談笑
敗荷（やぶれはす）
蓮の実のきはめて青く雨ふれる 鳳ヨシタカ
蓮の実
鶏頭
鶏頭や暮色の中にとどまらず 山口誓子
ケイトウ
数珠玉
数珠玉となりしばかりはあをあをと 佐藤ゆき子
ずずご
２０１７年１１月１日 十三夜
収穫祭
野毛山公園日本庭園池 つがいの鴨
英華発外（えいかはつがい） 内なる優れた精神や美しさが表れ出ること。
鬼箭木（にしきぎ）
錦木の錦急なり昨日今日 柏禎
ニシキギ
実紫
うしろ手に一寸（ちょっと）紫式部の実 川崎展宏
ムラサキシキブの実
天井守 唐辛子の別名
富士失せて後ただ霧に唐辛子 篠田悌二郎
トウガラシ
２０１７年１０月２５日
昨年2月より常設展示（四季にあわせて）をしております青山メディケアのホールにて小品展を開催することになりました。作品は篆書による創作作品20点ほど。
２０１７年１０月２３日 霜降
霜降とは裏腹に時ならぬ大型台風に。
災害が広がらないよう祈ります。
お茶の木
意到筆随（いとうひつずい）詩文など心のままに筆がすすむこと。
嫁菜
わが傘の影の中こき野菊かな 杉田久女
嫁菜
金木犀
木犀や木の中はまだ雨が降る 八木荘一
金木犀
鹿鳴草（しかなぐさ）萩の別名
浪の間や小貝にまじる萩の塵 芭蕉
萩の花
２０１７年１０月９日 体育の日
１０月８日は寒露、朝晩めっきり冷え込みが強くなりました。目の前の野毛山公園の椚（くぬぎ）と馬刀葉椎（まてばしい）の実がたくさん落ちていました。
空空寂寂 心が何物にもとらわれないこと。
毛蓼（みずひき草の別名）
水引草目が合ひて猫立停る 石田波郷
ミズヒキ
花魁草（おいらんそう）
揚羽蝶おいらん草にぶら下る 高野素十
オイランソウ
犬蓼（アカマンマの別名）
筧水こぼるるところ赤のまま 高浜年尾
アカマンマ
２０１７年１０月１日 衣替え
10月に入り朝夕めっきり秋めいてまいりました。秋に先駆け筆柿をいただきました。
横浜増田窯琳派の秋バージョンを添えて。
ベゴニア
10月4日が中秋の名月
書は旧作「月弦」
嘯風弄月
風に吹かれて詩歌を口ずさみ月を眺めるさま。
真葛
葛咲くやいたるところに切通 下村槐太
葛
烏蘞苺（うれんぼ）ヤブカラシの漢名
藪からし枯れてゆく時みやびやか 細見綾子
ヤブカラシ
常山木（クサギ）
黒揚羽臭木の花を嗅ぎたがる 富田直治
クサギ
２０１７年９月２３日 秋分 秋分の日 彼岸中日
ヒガンバナ
書は旧作「禅」（心静かなる様）
安穏無事
何事もなく安らかで穏やかな日々を
緋衣草（ひごろもそう）サルビアの別名
サルビアの咲く猫町に出でにけり 平井照敏
サルビア
夕化粧 オシロイバナの別名
石蹴りの子におしろいの絞りかな 高木喬
オシロイバナ
秋海棠
臥して見る秋海棠の木末かな 遠藤梧逸
秋海棠
２０１７年９月１８日 敬老の日
センニンソウ
フヨウ
延年転寿 長寿を願い祈ること
穏やかな日々を願いつつ
曇華（どんげ） 花カンナのこと
真剣な貌が鉄打ち緋のカンナ 東鷹女
カンナ
玫瑰（はまなす）
玫瑰や今も沖には未来あり 中村草田男
ハマナス
ハマナス
蝦夷菊
独りゆきて吾子蝦夷菊を買ふほどに 星野立子
蝦夷菊
２０１７年９月１１日 二百二十日
セイヨウニンジンボク 大通り公園植え込み
オオイタビ 開港記念館生垣
めずらしい花と実を見つけました。
一望無垠（いちぼうむぎん）
果てしなく見渡せる美しい景色
虎杖（いたどり）
虎杖の花月光につめたしや 山口青邨
イタドリ
鉈豆（なたまめ）
刀豆の鋭きそりに澄む日かな 川端茅舎
ナタマメ
狗尾草（えのころぐさ）
いっせいに吹かれて海へねこぢゃらし 石寒太
ネコジャラシ
２０１７年９月８日 白露
爽涼
新涼灯火
相変わらず雨天の日が多くせめて雰囲気だけでも秋の気配をと。
9月7日青山メディケアの展示作品を秋バージョンに。
不老長寿 玄関ホール
秋扇、明月高秋迥（明月高く秋はるかなり）、龍笛
五風十雨、雨過天晴
天高群星近
２０１７年９月１日 防災の日
デュランタ
一路平安
台風の季節海も陸も平安な日々が送れますように。
百日紅
閼伽桶（あかおけ）はどれも漏るなり百日紅 高田蝶衣
サルスベリ
天竺牡丹（ダリアの花）
ダリア大輪ルヰ王朝に美女ありき 福田蓼汀
ダリア
竹煮草
竹煮草女の貌の変な時刻 長谷川かな女
タケニグサ
２０１７年８月２６日
アカメガシワの花
２３日処暑が過ぎ暑さが落ち着くところですが、長雨の冷夏一転猛暑日・熱帯夜が再来です。
水天一碧
晴れ渡った海。空と水がひとつになり見事な美しさ。
夾竹桃
夾竹桃しんかんたるに人をにくむ 加藤楸邨
夾竹桃（白）
夾竹桃
凌霄花（のうぜんか）
凌霄は妻恋ふ真昼のシャンデリヤ 中村草田男
ノウゼンカズラ
浜木綿
浜木綿や青水脈とほく沖へ伸ぶ 山口草堂
ハマユウ
２０１７年８月１６日 旧送り盆
ボタンクサギ 伊勢佐木町子育地蔵通
心織筆畊（しんしょくひっこう）（唐書・王勃伝）
心で織り筆で耕す
夏萩
夏萩やすいすい夕日通り抜け 大野林火
ミソハギ 歩道の片隅にひともと
白萩 僅かにつぼみが出始めて
擬宝珠（ぎぼうし）
這入りたる虻にふくるる花擬宝珠（はなぎぼし） 高浜虚子
ギボシ
紅荷（こうか）赤いハスの花
久遠の世へ消ゆる水輪や蓮の花 増葦雄
鎌倉鶴岡八幡宮の源平池の紅蓮
２０１７年８月１１日 山の日
アカメガシワの実
仁者楽山 論語 情けある人は山（静）を楽しむ
提灯花（別名つりがね草、蛍袋）
峡に入る荼毘所そこにもつりがね草 及川貞
ホタルブクロ
灸花
蛇籠より蛇籠へ渡り灸花 高野素十
ヤイトバナ
ヤイトバナ アップ（直径7ミリ）
薊花（けいか）
世をいとふ心薊を愛すかな 正岡子規
薊（アザミ）の花
２０１７年８月１日 水の日
各地で大洪水があり多くの犠牲者を出し、一方渇水により水不足が心配されている昨今、
改めて水の大切さを考える日としたいと。
コオニユリ
書額は旧作「天一水生」
水の日にちなんで水琴窟をあしらいました。かすかに涼しげな音色が聞こえています。
知者楽水 論語 英知のあるものは水（動）を楽しむ
向日葵
向日葵の空かがやけり波の群 水原秋桜子
ヒマワリ
捩花 モジズリの別名
ありそめし文字摺草や温泉（でゆ）の道 岡安迷子
モジズリ
ネジのようなアップ
泰山木
泰山木の花に身を載せ揺られたし 林昌華
タイサンボク
２０１７年７月２３日 大暑
暑中お見舞い申し上げます。
連日の暑さに辟易としていましたがふと朝顔が目にとまり一瞬心が洗われたようでした。
昔に戻った気分です。
アサガオ
アサガオ
心與月倶静（こころとつきとともにしずかなり）李調元の句
静かな夜心も月も澄む
蕺菜（どくだみ）
十薬を抜きすてし香につきあたる 中村汀女
ドクダミ（十薬）
酢漿（かたばみ）
かたばみの花より淋し住みわかれ 三橋鷹女
ハナカタバミ
薔薇
番傘の軽さ明るさ薔薇の雨 中村汀女
薔薇
２０１７年７月１３日 盆迎え火
吉田町の老舗の茶舗のハス
盂蘭盆会 書額は旧作「定命」
睡蓮
睡蓮の葉の押さへたる水に雨意 中村草田男
睡蓮
睡蓮
２０１７年７月８日
楽只君子（詩経）楽只（らくし）楽しむこと
梔子（くちなし）
今朝咲きしくちなしの又白きこと 星野立子
クチナシ
繍線菊（しもつけ）
繍線菊の道とほどほし富士の前 角川源義
シモツケ
沙羅
うちしきてあしたの沙羅のよごれなし 長谷川素逝
ヒメシャラ
２０１７年７月１日 七夕月
七夕飾り 書額は旧作「佳夢」
美しい贈り物
好古（こうこ） 論語
昔のものごとや学問を好む
古きよき時代に思いを馳せて
四葩（よひら）アジサイの異名
紫陽花はおもたからずや水の上 富沢赤黄男
ガクアジサイ
白丁花（ハクチョウゲ）
奥ふかく砂しく門や白丁花 無徳
ハクチョウゲ
海芋
万緑の墨のごとしや海芋咲き 山口青邨
カイウ
２０１７年６月２４日
ハンゲショウ
十年ぶりに半夏生（半化粧）が時を待たずに咲きました。
一株に3本の小さい房をつけました。
また、お化粧も始まり白い葉がしっかり目立っています。
本来は、梅雨明けの頃に白が映えてくるのですが。
ちなみに今年の雑節・半夏生は７月２日です。
天何言哉 天なにをかいわんや（論語）
天はものを言わずして万物生生流行する。
いま、世界中がなにかおかしい方向へと変化し、
目に余ることが多々ある日々。
なんとかよい方向へ。
榠樝（カリン）
清麗のひとのゆびさすくわりん咲き 佐野まもる
カリンの花
花茨
愁ひつつ岡にのぼれば花いばら 蕪村
ノイバラ
山藤
山藤や短き房の花ざかり 子規
藤
２０１７年６月１７日
６月１５日空梅雨のなか青山メディケアの作品を初夏の感じに展示替えをしました。
途中恵比寿駅アトレではアジサイが盛りだくさんディスプレーされていました。
玄関ホール 手毬花（てまりばな）アジサイの異名
紫陽花（アジサイ）篆書体 幽花香一泉（ゆうかいっせんにかおる）
玄鳥（つばくらめ）古代文字 燕の異名
蓮池遊魚
２０１７年６月１１日 入梅
関東地方は６月７日梅雨入り。わが家のキキョウも梅雨入りに合わせて一輪開きました。
この時期に咲くキキョウを梅雨桔梗といいます。
キキヨウ
勇猛果敢
5月下旬近くの中学に体育祭用垂れ幕があり、勇猛果敢の活字を目にしました。
その後、テレビの映像で日本の若者が卓球・テニスと小柄ながら外国の相手に好結果をだし感動しました。ますますの活躍にエールを。
繍毬花（オオデマリ）
雨の日は雨の色得つてまり花 山田佐人
オオデマリ
忍冬（スイカズラ）
忍冬の花うちからむくまでかな 白雄
スイカズラ
菩提樹
天蓋のごとく菩提樹咲きにけり 那須茂竹
菩提樹の実の陰に小さな花がまだ咲いていました。
菩提樹の大木
２０１７年６月１日 衣替え
間もなく梅雨入り。例年に咲く花も早めに満開を迎えています。
わが家のキンシバイ、書は旧作「蓮池遊魚」。
望景揣情 美しい景色を見ながらこころを鎮める。
花銀杏（はなぎんなん）
月けぶる銀杏の花匂ふ夜は 大竹孤悠
イチョウ 葉陰に小さな雌花がつくのですが、見つけられませんでした。
花樗（はなあふち）センダンの異名
どむみりとあふちや雨の花曇 芭蕉
センダンの花
花楓
雲のゐしあとか楓の花濡れつ 水原秋桜子
楓 花が終わって実になりました。
２０１７年５月２４日
大幅な気温の変動ですでに北も南も猛暑や真夏日が続いたり・・・・。
先人たちが残した美しい言葉も空しくなりそうです。
山紫水明
君子蘭
君子蘭蟻頭をふりて頂に 加藤秋邨
君子蘭
花卯木（はなうつぎ）
空は我を生みし蒼さや花卯つ木 渡辺水巴
ハコネウツギ
山苣（ヤマヂサ）の花 エゴノキの異名
えごの花ながれ溜ればにほひけり 中村草田男
エゴノキ
エゴノキ
２０１７年５月１３日
緑がまぶしく心地よい風が肌にやさしい季節がめぐってきました。
風光明媚
満天星（ドウダン）
満天星の花地に落ちて地の星に 中嶋蘭女
ドウダン
糸柳
縺らして又風が解く糸柳 竹村清野
柳
樝子（しどみ）
草木瓜の咲き入るままに氷室朽つ 馬場移公子
シドミ（草木瓜）
２０１７年５月１日
わが家のすずらん
端午の節句 書額は旧作「玄鳥」（つばくらめ）
鳶尾（いちはつ）
一八の（いちはつの）白きを活けて達磨の絵 正岡子規
あやめ
著莪（しゃが）
譲ることのみ多き日々著莪の花 塙 義子
シャガ
垂糸海棠（はなかいどう）
海棠の雨未だ磴を濡らさざる 三品壷中子
ハナカイドウ
２０１７年４月２３日
桜もそろそろ終わり辺りは新緑の候となりました。
松蒼柏翠
辛夷（こぶし）
一本の辛夷の落花堆し（うずたかし）谷野予志
辛夷
枝垂桜（篆書）
枝垂桜（行書）
まさをなる空よりしだれざくらかな 富安風生
シダレザクラ
連翹（れんぎょう）
連翹の下くぐるとき顔が黄に 松井百枝
レンギョウ
２０１７年４月１４日
4月始め春らしいお花を頂きました。
4月13日久しぶりに青山メディケアの作品展示替えをしてきました。
花下遊楽 玄関ホール
左から百花繚乱、明鏡止水、古木再花生 4階ホール正面
逢花打花
如春
２０１７年４月１０日
春爛漫さくらの花を謳歌しつつも花散らしの雨もあり相変わらず寒暖の差の激しい毎日です。ガーデンフェスの美しい花たちが少々気掛かりです。来客のご案内で忙しい日々を楽しんでいます。
博雅（書序）学問博く道正し
汽車道運河のハナモモ（思いのまま）
瓢箪草（イヌフグリの異名）
いぬふぐり星のまたたく如くなり（高浜虚子）
イヌフグリ
白木蓮
白木蓮ひらくよすべて天に向き（野瀬潤子）
白木蓮
木蓮
木蓮のごはと崩れし宙宇かな（日野草城）
紫木蓮
紫木蓮
２０１７年４月１日 年度始め
おちこちで桜のたよりが聞こえてきました。日本人にとって独特の心躍る季節感に浸れるとき、穏やかに過ごせたらと願いつつ。
旧作「春和」
深紅のフリージア
シクラメン
ジュリアン
身逸心曠
身心がやすらかで広いこと
迎春花（黄梅の異名）
生花の師匠黄梅かかへ来し 大岡久之
黄梅
蝋弁花（土佐みづきの異名）
土佐みづき箱根細工を刳る（わる）音す 水原秋桜子
土佐みづき
黄水仙
黄水仙みな横向くはよそよそし 長谷川照子
黄水仙
２０１７年３月２０日 春分 春分の日 彼岸の中日
暑さ寒さも彼岸まで季節の変わり目。どんどん暖かくなって欲しいものです。
心身一如（しんしんいちにょ）行書
心身一如（しんしんいちにょ）篆書
ものごとに向かって集中すること。
蒲公英
蒲公英や激浪寄せて防波堤 水原秋桜子
たんぽぽ
馬酔木（あしび）
馬酔木咲く丘は野となり丘となる 山口波津女
馬酔木
薺（なずな）
よく見れば薺花さく垣根かな 芭蕉
ナズナ
２０１７年３月１２日
寒さが冴え返り冴え返りしている昨今、3月７日の啓蟄が過ぎてもあまり虫達を見ることがありません。暖かくなるのを待っているのでしょうか。
心地乾浄（しんちかんじょう）
心境が清潔なること。
紅椿
落ざまに水こぼしけり花椿 芭蕉
椿
蕗の薹（フキノトウ）
ほとばしる水のほとりの蕗の薹 野村泊月
フキノトウ
瑞香（沈丁花の異名）
沈丁に帚さはりて匂ひけり 高浜虚子
沈丁花（ジンチョウゲ）
２０１７年３月1日 雛の月
不順な天候の続いた２月が終わりようやく春が訪れました。心穏やかな日々が送れますように。
3月の設え
立ち雛
貝雛
受福無彊（ふくをうくるにかぎりなし）篆書
限りなく幸福を受けること。
紅梅 篆書
紅梅
僧とてもこころときめく紅梅花 山口誓子
白梅 篆書
匂ひくる梅に吾より寄って行く 梅本景太郎
白梅
２０１７年２月１８日 雨水
相変わらず気温の乱高下が激しく春一番が吹いたり雪害の映像があったり。
まだまだ冬の名残があちらこちらに。
枯葉
枯葉鳴るくぬ木林の月夜哉 子規
クヌギの落葉
落葉（おちば）
山茶花の垣に銀杏の落葉哉 子規
サザンカ
残菊
爐開けて残菊いけし一人哉 子規
残花
２０１７年２月１１日 建国記念の日
相変わらず寒い日が続きあたりも冬景色の様相。
野毛山公園の文殊と紅梅が例年より早く開花。
文殊
紅梅
冬もみじ
冬紅葉
冬紅葉冬のひかりをあつめけり 久保田万太郎
冬木立
冬木立
冬木立影おく中のおのが影 桂樟蹊子
枯野
枯野
吾が影の吹かれて長き枯れ野かな 夏目漱石
２０１７年２月１日 旧正月
２月３日は節分、４日は立春、暦のうえでは春ですが、現実はまだまだ各地で寒さが続くようです。
２月の設え
書は旧作「壽徳」（篆書）と春を呼ぶサクラソウのてんこ盛り
呵凍（かとう）（天宝遺事）
寒中に凍った硯を暖めて揮毫する。
枇杷（篆書）
枇杷の花
枇杷の花散るいとまなく雪降れり 武笠美人蕉
２０１７年１月２０日 二十日正月 大雪
寒中お見舞い申し上げます。
厳しい寒波が列島に押し寄せ大雪の被害が出ています。
春はまだ先のようです。
水仙（行書）
水仙（篆書）
水仙
水仙の咲き継いでゐる更地かな 水谷ひさ江
いつからか人住まぬ家水仙花 岩月優美子
寒椿（篆書）
寒椿
暗がりの葉を揺らぎ出て寒椿 佐々木六戈（ささき・ろっか）
海近き道の起伏や寒椿 佐藤春夫
寒木瓜（篆書）
寒木瓜
寒木瓜の鮮かな紅衰へず 山口波津女
２０１７年１月１５日 小正月 女正月
設え
金の折鶴を飾りスイセンと福寿草のアートフラワー
蝋梅（臘梅ともいう）
臘梅
臘梅の臘の花弁のやはらかき 鎌田健一
２０１７年１月７日 七草
神奈川産の七草とかわいい柚子。イタリヤ製トールペイントのチェストと。
七種（ななくさ）
白粥に入れし七種鮮やかに 石川春枝
２０１７年１月４日 御用始
穏やかな日和のなか初詣に出かけました。
成田山横浜別院
伊勢山皇大神宮
冬薔薇
明日1月５日は早や小寒です。
冬薔薇（ふゆそうび）
冬薔薇石の天使に石の羽根 中村草田男
２０１７年1月１日 元日
謹賀新年 元旦
今年こそ穏やかな一年でありますようにと願いつつ新年を迎えることができました。
皆様にとりましても幸多き年となりますようにお祈りいたします。
本年もなにとぞよろしくお願い申し上げます。
野毛山からの霊峰富士
飛翔
ナンテン（難を転ずる）
お正月の設え
書額は「介福 （易）」大いなる幸せ
左の枝ものはタラヨウ（はがきの木）
鵲瑞（じゃくずい）
カササギの声は喜びの瑞兆だという。
２０１６年１２月３１日 大晦日
今年も相変わらず世相も気象も不安定な一年であったように思われます。そのような中、ささやかなわたくしの書作活動は恙なく楽しみながら終われそうです。皆様には多数ご訪問頂きありがとう存じました。また、来年も引き続きよろしくお尋ねくださいませ。
よいお年を。
陳去新来（ふるきがさりあたらしきがきたる）
２０１６年１２月２８日
お正月飾り
２０１６年１２月２３日
青山メディケアの展示作品を新年用に架け替えました。
梅一枝（うめいっし）
新年を迎えて初花として愛でる花。
和光同塵（わこうどうじん）（老子） 烈古破今（いにしえをさきいまをやぶる） （禅語）
無中生有（むのなかにゆうをしょうず）
鳥（古代文字）
酉年なので昨年に引き続き展示。
２０１６年１２月２１日 冬至
冬の真っ盛りですが陽射しがのびて少しずつ日暮れが遅くなるのがうれしいです。
でも季節的には益々厳しい日々となるでしょう。
冬至の設え
書は旧作「一陽来復」 神奈川産のゆずを添えて。
絶塵 淮南子
俗世間のけがれを絶つこと。
２０１６年１２月１４日
連日の乾燥注意報のなか漸く雨模様となり、室内の山茶花がにっこりとしだしました。
一重の白花が原種の山茶花で赤い花は全て改良品種だとか。
枯木立や常緑樹の景色のなかに紅一点。大好きな冬の花です。
サザンカ
プリンセチア
淖約（しゃくやく）荘子 （行書体）
たおやか、しなやか
淖約（しゃくやく）荘子 （篆書体）
２０１６年１２月１日
うれしい冬の贈り物
書は旧作「玉響」（ぎょっきょう）美しい響き
1年越しのわが家のプリンセチア
楽只（らくし）詩経
楽しむこと。
天楽 荘子
自然の楽しみ。
２０１６年１１月２３日 勤労感謝の日
盆栽のイチョウ
猛暑に耐えたわが家のベランダで黄葉が一株。そろそろ黄落も始まりました。
�麟ァ覆�んこう） 心にゆとりがあって静かなこと。
希静（しずかをねがう） 心境のしずかなことを求める。
２０１６年１１月１５日 七五三
立冬が過ぎ木枯らしが吹き横浜も順調に冬の足音が聞こえてきました。１１月の花、菊華も咲き始めました。
白花サルスベリの紅葉 野毛坂
菊 藤棚
野菊 野毛山
高潔
気高く清らか 菊を愛でることば
韜照（ひかりをつつむ）
自己の才智をつつみかくす
２０１６年１１月３日 文化の日
本格的な冬が突然訪れた今年の１１月、紅葉が待たれます。
蔦の紅葉
雲鶴
優れた人物のたとえ 雲中白鶴（宋史）より
考槃（こうはん）（楷書体）
気の向くままに山水の間に遊び楽しむ（詩経）
考槃 （篆書体）
２０１６年１０月２６日
ハロウィンが近づいたので久しぶりにリースを。
２０１６年１０月２５日
９月より青山メディケアにて作品を展示しました。１０月２１日、入居者の方々を囲んで作品鑑賞と筆に親しむ会が開かれました。理事長ご夫妻始め職員の方、見学にいらしたご家族、メディアの方等多数参加され和やかなひと時でした。
花謝樹無影 敬天愛人 百花為誰開（右から）
無心 花天月地 合掌
逢花打花 無中生有 美點凝視 鳥（古代文字）
良月 天一水生 自証自悟
坐花酔月
会場風景（設営中）
２０１６年１０月１３日 十三夜
赤レンガ倉庫前のパンパスグラス
十三夜の設え
栗名月ですがギンナンをかわりに。額は旧作「無双」 宇多天皇が愛でた言葉。
幻塵
夢まぼろしのような儚い世の中（円覚経）
拙誠
下手でも真心がこもっている。
２０１６年１０月１日 衣替え
収穫の秋 ギンナンを拾いました。猛暑を耐えたベランダのバラ２輪。書は旧作「野花弄閑幽」
微明（びみょう）老子
仄かな明るさ。また微妙に奥深い英知。
見素抱樸（そをみてぼくをいだく）老子
飾り気のない心で見て素朴な性質を持ち続ける。
９月２９日青山メディケアの作品展示替えをしました。
百花為誰開 敬天愛人 花謝樹無影
合掌 花天月地 無心
鳥
２０１６年９月２２日 秋分 秋分の日 彼岸中日
漸く咲いたヒガンバナ
藤棚・願成寺の大銀杏とススキ
山光悦鳥性（さんこうちょうせいよろこぶ）
鳥性とは鳥の心
林幽偏聚鳥（はやししずかにしてひとえにとりあつまる）
２０１６年９月２１日
今年の仲秋の名月は９月１５日十五夜、９月１７日が満月でした。いずれも雨でなかなか月が見られませんでしたが、束の間のチャンスを見つけました。
雲間からの十五夜の月
１７日の満月
２０１６年９月１９日 敬老の日 彼岸の入り
珊瑚樹の実 野毛山
仙人草 野毛山
白雲朝影静
山晴花更繁
２０１６年９月１５日 十五夜
お月見
明月夜光浮
浩歌待明月
大いに歌い明月を待つ
２０１６年９月７日 白露
セイロンランティア
野毛坂イタリアンレストラン
潭影空人心（たんえいはじんしんをむなしくする）潭影は淵にうつる影
淵に映る影が心の塵を洗い清めてくれる。
禅房花木深（ぜんぼうかぼくふかし）
２０１６年９月１日 防災の日
思いがけぬ台風が東北・北海道へ重ねて上陸し大変な被害を齎しました。
被災の皆様に心からお見舞い申し上げます。
野毛山周辺のザクロの実
雲臥（雲とねる）
世を超越する様。（鮑照の詩）
退密（たいみつ）
ひっそりと静かな境地に引退する。（易経）
游藝（ゆうげい）
芸術に心を寄せる。（論語）
停雲（ていうん）
親友を思う情をいう。（陶淵明）
２０１６年８月２３日 処暑
野毛山動物園にて（８月１９日） 秋が少し訪れたようです。
飄風不終朝（ひょうふうはあさをおえず）老子
突風は朝中は吹いていない。じきに止む。
行不言之教（ふげんのおしえをおこなう）老子
無為自然の教えを施す。
不知老将至（おいのまさにいたらんとするをしらず）論語
年をとるのも忘れて学問修養に没頭する。
２０１６年８月１５日 月遅れ盆
吉田町の老舗の茶舗の蓮の花
蓮に種が
墨禅
禅は仏教で静慮のこと。わずらいの全てを捨て専心する者。
空劫
万物は皆空（くう）に帰する。
心画
言は心の声なり、書は心の画なり。（揚子法言）
２０１６年８月７日 立秋
残暑お見舞い申し上げます。
長者橋の百日紅（さるすべり）
伊勢佐木モールのエンジュの木
エンジュの花
花が終わりかけて豆状の種
子不語（しかたらず）
孔子は常道を逸したことは語ろうとしなかった。（論語に「子不語怪力乱神」）
青冰（せいひょう）荀子の勧学篇
青は藍より青し。氷は水より冷たい。元から出たものより優れたもののこと。
２０１６年8月１日 水の日
8月の設え 額は「天はじめに水を生ず」
１７日の満月
２０１６年９月１９日 敬老の日 彼岸の入り
珊瑚樹の実 野毛山
仙人草 野毛山
白雲朝影静
山晴花更繁
２０１６年９月１５日 十五夜
お月見
明月夜光浮
浩歌待明月
大いに歌い明月を待つ
２０１６年９月７日 白露
セイロンランティア
野毛坂イタリアンレストラン
潭影空人心（たんえいはじんしんをむなしくする）潭影は淵にうつる影
淵に映る影が心の塵を洗い清めてくれる。
禅房花木深（ぜんぼうかぼくふかし）
２０１６年９月１日 防災の日
思いがけぬ台風が東北・北海道へ重ねて上陸し大変な被害を齎しました。
被災の皆様に心からお見舞い申し上げます。
野毛山周辺のザクロの実
雲臥（雲とねる）
世を超越する様。（鮑照の詩）
退密（たいみつ）
ひっそりと静かな境地に引退する。（易経）
游藝（ゆうげい）
芸術に心を寄せる。（論語）
停雲（ていうん）
親友を思う情をいう。（陶淵明）
２０１６年８月２３日 処暑
野毛山動物園にて（８月１９日） 秋が少し訪れたようです。
飄風不終朝（ひょうふうはあさをおえず）老子
突風は朝中は吹いていない。じきに止む。
行不言之教（ふげんのおしえをおこなう）老子
無為自然の教えを施す。
不知老将至（おいのまさにいたらんとするをしらず）論語
年をとるのも忘れて学問修養に没頭する。
２０１６年８月１５日 月遅れ盆
吉田町の老舗の茶舗の蓮の花
蓮に種が
墨禅
禅は仏教で静慮のこと。わずらいの全てを捨て専心する者。
空劫
万物は皆空（くう）に帰する。
心画
言は心の声なり、書は心の画なり。（揚子法言）
２０１６年８月７日 立秋
残暑お見舞い申し上げます。
長者橋の百日紅（さるすべり）
伊勢佐木モールのエンジュの木
エンジュの花
花が終わりかけて豆状の種
子不語（しかたらず）
孔子は常道を逸したことは語ろうとしなかった。（論語に「子不語怪力乱神」）
青冰（せいひょう）荀子の勧学篇
青は藍より青し。氷は水より冷たい。元から出たものより優れたもののこと。
２０１６年8月１日 水の日
8月の設え 額は「天はじめに水を生ず」
オシロイバナ
我忘吾（荘子）我われをわすれる
吾喪我（荘子）吾われをうしなう
自分の存在を忘れるほど深い思索に沈む
自分に執着しない無念無想の境地
２０１６年７月２２日 大暑
野毛山公園日本庭園に蒲の穂が
清雲却炎暉（せいうんえんきしりぞく）
碧梧含早涼（へきごそうりょうふくむ）
２０１６年７月１５日 盂蘭盆会
菱花清澗月（りょうかせいかんのつき）
荷葉小亭風（かようしょうていのかぜ）
２０１６年７月７日 七夕 小暑
避暑竹風涼（暑を避け竹風すずし）
清風灑修竹（清風修竹にそそぐ）
２０１６年７月1日 半夏生（はんげしょう）
我が家のハンゲショウがようやく新芽がでましたが、お化粧はまだです。
７月の設え 竹をあしらって
有無相生（うむあいしょうず）（老子）
有があってこそ無があり、無があってこそ有がある。この世の全ては相対的なもので絶対的なものではない。
荷浄（荷は蓮の花のこと）
２０１６年６月３０日 夏越祭
伊勢山皇大神宮で６月晦日（みそか30日）夏越（なごし）の大祓（おおはらえ）神事が行われました。
茅の輪
茅の輪くぐり
２０１６年６月２３日
夏至の前日の満月・ストロベリームーン 雲間からの一瞬でした。
２０１６年６月２１日 夏至
梅雨なのに水不足が心配される今日このごろです。
幽花香一泉（ゆうかいっせんにかおる）
静けさのある水辺の風景
再び四君子の画題
舞風臨流（蘭）
清影揺風（竹）
高払烟梢（菊）
黄蕊星羅（梅）
２０１６年６月１０日 入梅 時の記念日
今年は梅雨入りが早くアジサイがことのほか色濃く大きく人目を引きます。
カシワバアジサイ（柏葉紫陽花）
アナベル
以上横浜中央図書館の植込み
琴韻書声
閑かな雨のひととき音楽を聴いたり書物に耽ったり。
青山メディケアの一部展示替え
壽徳 （エントランス）
４階フロアー
我逢人 逢花打花 山静竹生韻
簡浄素朴 恩寵
墨妙筆精
２０１６年６月１日 衣替え
アボカドの実生の新芽
八重咲きドクダミ
６月の設え 「紫陽花」の書額と庭のアジサイ
和気治祥
恵風和暢
梅雨入りを控えて束の間の心和らぐさま。
２０１６年５月２０日 小満
陽気盛んなる日。初夏の花が美しく。
ベニイロアジサイ
キンシバイ
いずれもわが庭の初花
好風
心地よき風
美意延年（びいえんねん）荀子
美しい心をもって楽しく過ごしていれば長生きにつながる。
２０１６年５月１０日 愛鳥週間（１０日〜１６日）
立夏も過ぎ初夏らしくなりました。数年前に鳥が運んできた実生のセンダンが初めて咲きました。
センダン
ガクウツギ
引き続き四君子の題語より
雙鈎倚石（蘭）
廻風帯雨（竹）
秋耀金華（菊）
老幹抽條（梅）
２０１６年５月１日 八十八夜
ジャーマンアイリス
みなとみらい日本丸を背景に鯉のぼり
５月の設え
不忘敬（敬うことを忘れず）
２０１６年４月２０日 穀雨
大いなる天変地異がまた起きてしまいました。
平安なる日々が一日でも早く訪れますようにと願いつつ。
ドイツ文目（あやめ）
禅語「百花誰がために開く」のとおり季節の花がたくさん咲いています。
続きは「紅雨の横浜花散歩２」をご覧ください。
四君子の題語から
幽節孤芳（蘭）
交幹拂雲（竹）
香飄風外（菊）
暗香籠月（梅）
２０１６年４月８日 花まつり 釈迦誕生の日
横浜成田山別院
潅仏会（かんぶつえ）花まつりの別名
龍華会（りゅうげえ）花まつりの別名
カリン
ボケ
フウの花
佳趣
「花は半開を看、酒は微酔に飲む、此の中に大いに佳趣あり。」（洪自誠 菜根譚の一節より）
２０１６年４月７日
ハナズオウ 戸部
続きは「紅雨の横浜花散歩２」へ
２０１６年４月４日 清明
花冷えの雨の土日を無事に耐え満開に咲き誇った桜。大岡川を再び。
束の間の青空に出会いました。
水と
空と
遊覧船と
京急と
オオシマザクラとヨコハマヒザクラ
昨年の10回展をご覧いただき、その際のご依頼で港区南青山の光輝会青山メディケア様ホールに作品を飾ることとなりました。折々の季節にふさわしい言葉をと心がけて。
我逢人、逢花打花、春来草自生
簡浄素朴
無双
春和
２０１６年４月１日 年度始
寒暖の差の激しい3月が終わり、いよいよ4月新年度が始まります。草木や花、人も。
生きとし生けるものに春のやさしい光が届きますように。
琳派の春の絵皿
熙怡（きい）やわらぎよろこぶ
暢神（ちょうしん）のびやかなる精神
２０１６年３月３１日
古代より大和ごころを揺り動かしてきた桜。
現代人にも老若それぞれ特別な感情が沸き上がります。
満開の後の蕊（しべ）を逞しく残し、一年間生命の源を蓄え、
翌年一番気候の良い時にぱっと咲きそして散る。
今年もまた出会うことができました。
野毛山公園 まだ３分咲きです。
花散歩をどうぞご覧ください。
２０１６年３月３０日
春らしいお花をいただきました。
２０１６年３月２３日
彼岸の終わりに季節が逆転しまたしばらく寒の戻りがあるとのこと。開花した桜が足踏みしそう。
四君子の題語から
芳馥乗風（蘭）
直節千霄（竹）
垂英初拆（菊）
帯雨争妍（梅）
２０１６年３月１２日
今年はうぐいすの初鳴きが早いとか。ここ野毛山でもベランダ越しにすぐ近くから初鳴きを聞くことができました。その後しばらく寒の戻りで残念です。早咲きのさくらはどうしているでしょう。
清楽
春晴閑
２０１６年３月１日 雛の月
春和（長閑な春）の書額を添えて雛の設え
四君子の題語を書にしました。
文人画において蘭、竹、菊、梅の４種を草木のなかの君子として讃え四君子としました。四君子の高潔な趣が愛好され、それぞれの花の絵の題語（画題）として四言句が添えられています。
迎風帯露（蘭）
快雪照影（竹）
素心竹石（菊）
墨影含芳（梅）
２０１６年２月１９日 雨水
日新
雪が雨に変わる日 雨水に因み
雪汀水禽
雪のイメージが強い2月でしたので。
野毛山公園日本庭園のアオサギ
大岡川に飛んできたカモメ
水鳥を撮りにいきました。好天に恵まれのんびりと羽をやすめている鳥たちです。
２０１６年２月１１日 建国記念の日
弘明寺の枝垂れ梅
枝をズームアップすると枝垂れ梅のたおやかさと主幹の逞しさの対比に驚かされます。
梅一枝
鬼手仏心
２０１６年２月１日 如月 3日節分 4日立春
文殊（野毛山公園）
寒紅梅（野毛山公園）
暖冬の後の急激な寒さが花を早く咲かせ、季節どおりの早春の梅の花に出会えました。
初花月 2月の異名
空明雪映
２０１６年１月２０日 二十日正月 ２１日 大寒
野毛山公園からの富士山
ふうの紅葉 野毛山公園の陽射しを浴びて。
華節
渓山瑞雲
２０１６年１月１５日 小正月 女正月
花車 県民共済プラザホール
野毛坂の寄せ植え 鮮やかな瑠璃色が春の気配を感じさせます。
枝をズームアップすると枝垂れ梅のたおやかさと主幹の逞しさの対比に驚かされます。
梅一枝
鬼手仏心
２０１６年２月１日 如月 3日節分 4日立春
文殊（野毛山公園）
寒紅梅（野毛山公園）
暖冬の後の急激な寒さが花を早く咲かせ、季節どおりの早春の梅の花に出会えました。
初花月 2月の異名
空明雪映
２０１６年１月２０日 二十日正月 ２１日 大寒
野毛山公園からの富士山
ふうの紅葉 野毛山公園の陽射しを浴びて。
華節
渓山瑞雲
２０１６年１月１５日 小正月 女正月
花車 県民共済プラザホール
野毛坂の寄せ植え 鮮やかな瑠璃色が春の気配を感じさせます。
瑞色鮮
２０１６年1月7日 七草
１月４日御用始に神社を巡りました。
伊勢山皇大神宮
成田山横浜別院
横浜橋大鷲神社
70×70cm
心機一転
年頭に当たり心機一転を願い書にしたためました。
２０１６年 元旦
謹賀新年
無事２０１６年の新年を迎えることができました。昨年１２月には１０回展を盛会のうちに終えることができ幸せな年でした。また、サイトにも多くの皆様にご訪問いただき、今年も新たな気持ちで制作に励んでまいります。どうぞ引き続きよろしくお願い申し上げます。
新春の設え
迎新
瑞色含春
年頭に当たり心機一転を願い書にしたためました。
２０１６年 元旦
謹賀新年
無事２０１６年の新年を迎えることができました。昨年１２月には１０回展を盛会のうちに終えることができ幸せな年でした。また、サイトにも多くの皆様にご訪問いただき、今年も新たな気持ちで制作に励んでまいります。どうぞ引き続きよろしくお願い申し上げます。
新春の設え
迎新
瑞色含春
２０１５年
２０１５年１２月３１日 大晦日
完成間近の成田山横浜別院。深夜には除夜の鐘が。
除夜
２０１５年１２月２８日 正月飾り
月寒
２０１５年１２月２４日 クリスマスイブ
みなとみらいマークイズのクリスマスイベント
馬車道の花たちを撮りました。「紅雨の花散歩２」をどうぞ。
２０１５年１２月１９日
ウインターコスモス
枯木疏篁（こぼくそこう）
木も竹も葉を落とし寒々しい風景
雪江詩意（せっこうしい）
雪が川を覆い詩情豊かな情景
冬景遥山（とうけいやまはるか）
遠い山々もすっかり冬景色
２０１５年１２月７日
第１０回個展は５日間の会期を終え昨日終了いたしました。
たくさんのご来場まことにありがとうございました。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
２０１５年１２月５日
第１０回個展が横浜「みなとみらいギャラリー」にて始まりました。
明日５時までです。是非お出かけください。
会場のスナップをお届けいたします。
いずれ個展の頁に作品を展示いたします。
下記第10回個展は終了したしました。
第10回個展のお知らせ
本年12月2日（水）から12月6日（日）まで
第10回個展「 関口紅雨書の世界 光・水・花 PartX 」
（みなとみらいギャラリー）
を開催いたします。（ビエンナーレヨコハマ第4回展）
２０１５年１２月１日 極月 忙月
今年も12月に突入いよいよ個展が始まります。
是非のご来場をお待ち申し上げております。
ポインセチア
極月
忙月
冬籠
２０１５年１１月１４日
ノコンギク
秋の名残りの花を見つけました。
直心是道場（じきしんこれどうじょう）禅語
まっすぐな気持ちで臨めばどんな環境でも学びの場にも、幸せな場にもなるのでは。
看脚下（かんきゃっか）禅語
自分の立場に悩んだら足元を見つめなおし正しい道を求めてみては。
２０１５年１１月１日 神帰月 神楽月
ミヤギノハギとノコンギク
神帰月
神楽月
暮秋
裂古破今（いにしえをさきいまをやぶる）禅語
古さや新しさを超えよいものを見極める。
伝統も大切ですがそれに縛られず自由な発想をもち
新しい文化を次世代に繋げようではありませんか。
ほんとうによいものは自然に引き継がれることでしょう。
（上は第10回個展のご案内はがきに使用。下は個展に展示した作品です。）
２０１５年１０月２５日 十三夜
すすきとアキノノゲシ
十三夜の花として一本ずつあった道端の花を生けました。
花謝樹無影（はなしゃしてきにかげなし）禅語
花が散るのは次の命を育むため。季節が巡ればまた花を咲かせる。
悟無好悪（さとればこうおなし）禅語
人や物の本質を知り好き嫌いをきめず受け入れてみる。
２０１５年１０月１７日
見事に色付いたナンテンの葉と実 馬車道駅近く
萬竹秋声
里山の竹林や雑木林にも漸く秋の気配が。
一無位真人（いちむいのしんにん）禅語
人と比べて落ち込んだり悩まず
ほんとうの自分を信ずることにより自分の存在を大切にできるはず。
２０１５年１０月８日 寒露
秋らしくなり実ものがあちこちで目につくようになりました。
ギンナン（馬車道にたくさん落ちていました。）、すだち（四国から届きました。）コブシの大きな実。弾けると真っ赤になります。
秋嶺帰雲
莫妄想（まくもうぞう）禅語 妄想するなかれ。
妄想とはつまらない雑念のこと。ひとつのことに集中すれば妄想することもないでしょう。
２０１５年１０月１日 神無月 神去月
神無月
神去月
秋雨
荒れ狂った天候に振り回された夏が過ぎ漸く初秋。本来の爽やかな毎日が続きますように。
野毛山公園日本庭園の鴨のつがい
２０１５年９月２７日 中秋の名月
ススキがやっと見つかりました。シラハギ、カンゾウ、イタドリとうさぎ。
クラフトの秋草と満月の屏風
横浜焼・増田窯の四季シリーズ・秋草
秋の実りを少々
吾心似秋月
秋山對月
２０１５年９月２０日 彼岸入り
ヒガンバナ（野毛山公園の土手）
センニンソウ（鉢植え）
彼岸の入りに合わせて季節の花が咲きました。
時時勤払拭（じじにつとめてふっしきせよ） 禅語
怠けていると心もだんだんけがれます。こまめに磨きつづけ心をますます輝かせたいと。
２０１５年９月１８日
久しぶりの友人の来訪
朝採りのゴーヤも頂きました。
蕭雨（しょうう）さびしい秋の雨。
忘筌（ぼうせん）禅語
筌は魚を捕るためのかご。
目的と手段を履き違えないように。
２０１５年９月８日 白露
人間好事節（にんげんのこうじせつ）禅語
日本に本来ある美しい四季の移ろいに目を向け、常にあかるく毎日を過ごせる自分を取り戻したいと。
雲出洞中明（くもいでてどうちゅうあきらかなり）禅語
雲が晴れると太陽が顔を出すように、時がくれば心の曇りも必ず晴れるでしょう。
２０１５年９月１日 菊月 月見月 二百十日
菊月
月見月
8月半ば突然猛暑から転じて10月の陽気へと急降下して一瞬ヒヤっとするくらい。しかしまた本来の初秋の陽気へと戻ってきました。
日本の四季は待っていれば来るんですね。
新冷
２０１５年８月２３日 処暑
せみ時雨れが夜遅くまで続く中、秋の虫、アオマツムシの音色が目立つようになり、漸く秋がちかづいてきたようです。家のまわりで秋の花を見つけました。
カラスウリ
ススキ
八風吹不動（はっぷうふけどもどうぜず） 禅語
人の心をざわめかせる八種類の風を八風という。
自分をしっかり持ちどんな状態にも動じないように。
忍辱（にんにく） 仏教の言葉
どんな困難も忍んで心を平静に保つ努力をすれば道は拓ける。
禅定（ぜんじょう） 仏教の言葉
心を落ち着かせて精神を統一し自分の心を強くもつ。
２０１５年８月１５日
夾竹桃
物故となられた多くのかたがたに思いを馳せる特別な日と感じ仏教の言葉を書にしてみました。
和顔施（わがんせ）
穏やかな顔で人と接しましょう。相手の方への安らかな気持ちとやさしい笑顔が一番です。
慈悲
どんな人にも幸せになってほしいと願う心とまた人の苦しみや悲しみを取り除いてあげたいと思う気遣いの心。
不生不滅
不垢不浄
不増不減
２０１５年８月８日 立秋
相変わらず猛暑日がつづき秋の気配は全く感じられません。花もやっと見つけました。
百日紅
啐啄同時（そったくどうじ）禅語
思い通りにいかないときは機が熟すのをまちましょう。
名利共休（みょうりともにきゅうす）禅語
名声や利益を求めず無欲であること。
心頭滅却
２０１５年８月１日 壮月 草津月 水の日
連日猛暑日、熱帯夜と筆舌に尽くしがたい暑さに何か言葉をと思っても浮かびません。せめて夕涼みの雰囲気を。
ハマオモト（ハマユウ）
壮月
草津月
天一水生（てんはじめにみずをしょうず）
水の日にちなみ天から授かった一滴の水からはじまった地球上の生物であることを自覚して。
２０１５年７月２３日 大暑
涼を求めて
池清蘭自香
遐福（かふく）
ながくつづく幸福（詩経・降爾遐福）
２０１５年７月１３日 盂蘭盆会迎え火
一陽来復
２０１５年7月7日 七夕 小暑
梅雨前線が発達しおまけに台風が３つも発生して全国的に雨模様です。
せめて涼しげなイメージにと笹竹に風を。
七夕飾り
竹風
爽竹
自証自悟
禅語の「冷暖自知」と同意語、自身で確かめ行動すること。
２０１５年7月２日 半夏生（ハンゲショウ）
7月にはいり梅雨らしく雨が多くなり季節が前後しています。
ハンゲショウの花は今年も間に合わず、やっと新葉が一枚。
せめて爽やかにと思いトルコキキョウを添えました。
また、竹林の静けさも。
ハンゲショウ
トルコキキョウ
竹林
山静竹生韻
２０１５年７月1日 文月 蘭月
文月
蘭月
２０１５年６月３０日 夏越祭 大祓
朝のしじま 伊勢山皇大神宮 夏越大祓の茅の輪
２０１５年６月２２日 夏至
簡浄素朴（かんじょうそぼく）
誠実で飾り気がなく、簡潔でわかりやすい。
隻手音声（せきしゅおんじょう）禅語
両手をたたいて音はでても片手では音はでない。しかし、片手の音を聞けと。
それは常識を破ること。
２０１５年６月１１日 入梅
暦の上では入梅ですが、関東地方は6月８日に梅雨入り。
つゆの花アジサイ
２０１５年6月１０日 時の記念日
冷暖自知 （禅語）
何事も自分で触れてみて感ずること。
曠達
心がやさしく広いこと。
２０１５年６月１日 橘月 葵月 衣替え
不順な天候のなか早や６月、衣替えの季節を迎えました。
ガラス細工とアジサイで6月のイメージを。
書額は「古雅有餘」
橘月
葵月
逢花打花（はなにあえばはなをたす） 禅語
打す（たす）とはうつという意味でなく物事にしっかり向き合うこと。
花を見たらよく見つめる。生活の中でもひとつのことに集中するように。
6月１日早朝大切に育てているキキョウの蕾がひとつだけ大きく膨らみ、
お昼ごろ見るとぽっと開いて咲き誇っていました。
梅雨入り間近の予兆でしょうか。
２０１５年５月２３日
花謝樹無影 （はなしゃしてきにかげなし）禅語
花が散るのはつぎの命を育むため。季節が巡ればまた花を咲かせます。
完成間近の成田山横浜別院。深夜には除夜の鐘が。
除夜
２０１５年１２月２８日 正月飾り
月寒
２０１５年１２月２４日 クリスマスイブ
みなとみらいマークイズのクリスマスイベント
馬車道の花たちを撮りました。「紅雨の花散歩２」をどうぞ。
２０１５年１２月１９日
ウインターコスモス
枯木疏篁（こぼくそこう）
木も竹も葉を落とし寒々しい風景
雪江詩意（せっこうしい）
雪が川を覆い詩情豊かな情景
冬景遥山（とうけいやまはるか）
遠い山々もすっかり冬景色
２０１５年１２月７日
第１０回個展は５日間の会期を終え昨日終了いたしました。
たくさんのご来場まことにありがとうございました。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
２０１５年１２月５日
第１０回個展が横浜「みなとみらいギャラリー」にて始まりました。
明日５時までです。是非お出かけください。
会場のスナップをお届けいたします。
いずれ個展の頁に作品を展示いたします。
下記第10回個展は終了したしました。
第10回個展のお知らせ
本年12月2日（水）から12月6日（日）まで
第10回個展「 関口紅雨書の世界 光・水・花 PartX 」
（みなとみらいギャラリー）
を開催いたします。（ビエンナーレヨコハマ第4回展）
２０１５年１２月１日 極月 忙月
今年も12月に突入いよいよ個展が始まります。
是非のご来場をお待ち申し上げております。
ポインセチア
極月
忙月
冬籠
２０１５年１１月１４日
ノコンギク
秋の名残りの花を見つけました。
直心是道場（じきしんこれどうじょう）禅語
まっすぐな気持ちで臨めばどんな環境でも学びの場にも、幸せな場にもなるのでは。
看脚下（かんきゃっか）禅語
自分の立場に悩んだら足元を見つめなおし正しい道を求めてみては。
２０１５年１１月１日 神帰月 神楽月
ミヤギノハギとノコンギク
神帰月
神楽月
暮秋
裂古破今（いにしえをさきいまをやぶる）禅語
古さや新しさを超えよいものを見極める。
伝統も大切ですがそれに縛られず自由な発想をもち
新しい文化を次世代に繋げようではありませんか。
ほんとうによいものは自然に引き継がれることでしょう。
（上は第10回個展のご案内はがきに使用。下は個展に展示した作品です。）
２０１５年１０月２５日 十三夜
すすきとアキノノゲシ
十三夜の花として一本ずつあった道端の花を生けました。
花謝樹無影（はなしゃしてきにかげなし）禅語
花が散るのは次の命を育むため。季節が巡ればまた花を咲かせる。
悟無好悪（さとればこうおなし）禅語
人や物の本質を知り好き嫌いをきめず受け入れてみる。
２０１５年１０月１７日
見事に色付いたナンテンの葉と実 馬車道駅近く
萬竹秋声
里山の竹林や雑木林にも漸く秋の気配が。
一無位真人（いちむいのしんにん）禅語
人と比べて落ち込んだり悩まず
ほんとうの自分を信ずることにより自分の存在を大切にできるはず。
２０１５年１０月８日 寒露
秋らしくなり実ものがあちこちで目につくようになりました。
ギンナン（馬車道にたくさん落ちていました。）、すだち（四国から届きました。）コブシの大きな実。弾けると真っ赤になります。
秋嶺帰雲
莫妄想（まくもうぞう）禅語 妄想するなかれ。
妄想とはつまらない雑念のこと。ひとつのことに集中すれば妄想することもないでしょう。
２０１５年１０月１日 神無月 神去月
神無月
神去月
秋雨
荒れ狂った天候に振り回された夏が過ぎ漸く初秋。本来の爽やかな毎日が続きますように。
野毛山公園日本庭園の鴨のつがい
２０１５年９月２７日 中秋の名月
ススキがやっと見つかりました。シラハギ、カンゾウ、イタドリとうさぎ。
クラフトの秋草と満月の屏風
横浜焼・増田窯の四季シリーズ・秋草
秋の実りを少々
吾心似秋月
秋山對月
２０１５年９月２０日 彼岸入り
ヒガンバナ（野毛山公園の土手）
センニンソウ（鉢植え）
彼岸の入りに合わせて季節の花が咲きました。
時時勤払拭（じじにつとめてふっしきせよ） 禅語
怠けていると心もだんだんけがれます。こまめに磨きつづけ心をますます輝かせたいと。
２０１５年９月１８日
久しぶりの友人の来訪
朝採りのゴーヤも頂きました。
蕭雨（しょうう）さびしい秋の雨。
忘筌（ぼうせん）禅語
筌は魚を捕るためのかご。
目的と手段を履き違えないように。
２０１５年９月８日 白露
人間好事節（にんげんのこうじせつ）禅語
日本に本来ある美しい四季の移ろいに目を向け、常にあかるく毎日を過ごせる自分を取り戻したいと。
雲出洞中明（くもいでてどうちゅうあきらかなり）禅語
雲が晴れると太陽が顔を出すように、時がくれば心の曇りも必ず晴れるでしょう。
２０１５年９月１日 菊月 月見月 二百十日
菊月
月見月
8月半ば突然猛暑から転じて10月の陽気へと急降下して一瞬ヒヤっとするくらい。しかしまた本来の初秋の陽気へと戻ってきました。
日本の四季は待っていれば来るんですね。
新冷
２０１５年８月２３日 処暑
せみ時雨れが夜遅くまで続く中、秋の虫、アオマツムシの音色が目立つようになり、漸く秋がちかづいてきたようです。家のまわりで秋の花を見つけました。
カラスウリ
ススキ
八風吹不動（はっぷうふけどもどうぜず） 禅語
人の心をざわめかせる八種類の風を八風という。
自分をしっかり持ちどんな状態にも動じないように。
忍辱（にんにく） 仏教の言葉
どんな困難も忍んで心を平静に保つ努力をすれば道は拓ける。
禅定（ぜんじょう） 仏教の言葉
心を落ち着かせて精神を統一し自分の心を強くもつ。
２０１５年８月１５日
夾竹桃
物故となられた多くのかたがたに思いを馳せる特別な日と感じ仏教の言葉を書にしてみました。
和顔施（わがんせ）
穏やかな顔で人と接しましょう。相手の方への安らかな気持ちとやさしい笑顔が一番です。
慈悲
どんな人にも幸せになってほしいと願う心とまた人の苦しみや悲しみを取り除いてあげたいと思う気遣いの心。
不生不滅
不垢不浄
不増不減
２０１５年８月８日 立秋
相変わらず猛暑日がつづき秋の気配は全く感じられません。花もやっと見つけました。
百日紅
啐啄同時（そったくどうじ）禅語
思い通りにいかないときは機が熟すのをまちましょう。
名利共休（みょうりともにきゅうす）禅語
名声や利益を求めず無欲であること。
心頭滅却
２０１５年８月１日 壮月 草津月 水の日
連日猛暑日、熱帯夜と筆舌に尽くしがたい暑さに何か言葉をと思っても浮かびません。せめて夕涼みの雰囲気を。
ハマオモト（ハマユウ）
壮月
草津月
天一水生（てんはじめにみずをしょうず）
水の日にちなみ天から授かった一滴の水からはじまった地球上の生物であることを自覚して。
２０１５年７月２３日 大暑
涼を求めて
池清蘭自香
遐福（かふく）
ながくつづく幸福（詩経・降爾遐福）
２０１５年７月１３日 盂蘭盆会迎え火
一陽来復
２０１５年7月7日 七夕 小暑
梅雨前線が発達しおまけに台風が３つも発生して全国的に雨模様です。
せめて涼しげなイメージにと笹竹に風を。
七夕飾り
竹風
爽竹
自証自悟
禅語の「冷暖自知」と同意語、自身で確かめ行動すること。
２０１５年7月２日 半夏生（ハンゲショウ）
7月にはいり梅雨らしく雨が多くなり季節が前後しています。
ハンゲショウの花は今年も間に合わず、やっと新葉が一枚。
せめて爽やかにと思いトルコキキョウを添えました。
また、竹林の静けさも。
ハンゲショウ
トルコキキョウ
竹林
山静竹生韻
２０１５年７月1日 文月 蘭月
文月
蘭月
２０１５年６月３０日 夏越祭 大祓
朝のしじま 伊勢山皇大神宮 夏越大祓の茅の輪
２０１５年６月２２日 夏至
簡浄素朴（かんじょうそぼく）
誠実で飾り気がなく、簡潔でわかりやすい。
隻手音声（せきしゅおんじょう）禅語
両手をたたいて音はでても片手では音はでない。しかし、片手の音を聞けと。
それは常識を破ること。
２０１５年６月１１日 入梅
暦の上では入梅ですが、関東地方は6月８日に梅雨入り。
つゆの花アジサイ
２０１５年6月１０日 時の記念日
冷暖自知 （禅語）
何事も自分で触れてみて感ずること。
曠達
心がやさしく広いこと。
２０１５年６月１日 橘月 葵月 衣替え
不順な天候のなか早や６月、衣替えの季節を迎えました。
ガラス細工とアジサイで6月のイメージを。
書額は「古雅有餘」
橘月
葵月
逢花打花（はなにあえばはなをたす） 禅語
打す（たす）とはうつという意味でなく物事にしっかり向き合うこと。
花を見たらよく見つめる。生活の中でもひとつのことに集中するように。
6月１日早朝大切に育てているキキョウの蕾がひとつだけ大きく膨らみ、
お昼ごろ見るとぽっと開いて咲き誇っていました。
梅雨入り間近の予兆でしょうか。
２０１５年５月２３日
花謝樹無影 （はなしゃしてきにかげなし）禅語
花が散るのはつぎの命を育むため。季節が巡ればまた花を咲かせます。
ベルエトワール再び登場です。
昨年知らぬ間に抜かれていました。すぐに移し変えて不安のなかに今年の初夏を迎えました。
今までにない見事な咲きぶりに思わず感動しています。
花にも心が通じたのでしょうか。
２０１５年５月１６日
無心
鳶飛魚躍
ベルエトワール（セイヨウニオイウツギ）
不安定な天候のなかでも生き物たちの逞しい姿に感動を覚えます。
２０１５年５月１２日 愛鳥週間
野毛山公園日本庭園の菩提樹の古木
ヘラ状の苞が目立っています。
鳥（古代文字）
野毛音楽通りの軒下のツバメの巣、親鳥の尻尾がみえます。
野毛坂の街路樹のヤマボウシ
四照花（中国ではヤマボウシのこと）
四つの白い花弁に見えるが、総苞片という。四方が照らされて明るくなることから四照花という。
柘（つみ）（万葉植物名）ヤマボウシのこと
この「柘」（つみ）は 山桑の古名ともいわれるがヤマボウシとする説もある。
この夕べ柘のさ枝の流れ来ば 梁は打たずて 取らずかもあらむ
いにしへに梁打つひとの無かりせば ここにもあらまし 柘のえだはも
万葉集にヤマボウシの歌が二首詠まれていました。
２０１５年５月５日 こどもの日 端午
２日に八十八夜が過ぎ、６日はもう立夏、初夏らしい季節がやっと暦どおりに来た気がします。
書は龍鱗（りょうりん）
鯉のぼりを飾るのは鯉が龍のように空へ昇りたかったからなのでは。
百花為誰開（ひゃっかたがためにひらく）禅語
花はただ無心に咲いています。わたしたちも他人の目を気にせず自分を知ること。
昨年知らぬ間に抜かれていました。すぐに移し変えて不安のなかに今年の初夏を迎えました。
今までにない見事な咲きぶりに思わず感動しています。
花にも心が通じたのでしょうか。
２０１５年５月１６日
無心
鳶飛魚躍
ベルエトワール（セイヨウニオイウツギ）
不安定な天候のなかでも生き物たちの逞しい姿に感動を覚えます。
２０１５年５月１２日 愛鳥週間
野毛山公園日本庭園の菩提樹の古木
ヘラ状の苞が目立っています。
鳥（古代文字）
野毛音楽通りの軒下のツバメの巣、親鳥の尻尾がみえます。
野毛坂の街路樹のヤマボウシ
四照花（中国ではヤマボウシのこと）
四つの白い花弁に見えるが、総苞片という。四方が照らされて明るくなることから四照花という。
柘（つみ）（万葉植物名）ヤマボウシのこと
この「柘」（つみ）は 山桑の古名ともいわれるがヤマボウシとする説もある。
この夕べ柘のさ枝の流れ来ば 梁は打たずて 取らずかもあらむ
いにしへに梁打つひとの無かりせば ここにもあらまし 柘のえだはも
万葉集にヤマボウシの歌が二首詠まれていました。
２０１５年５月５日 こどもの日 端午
２日に八十八夜が過ぎ、６日はもう立夏、初夏らしい季節がやっと暦どおりに来た気がします。
書は龍鱗（りょうりん）
鯉のぼりを飾るのは鯉が龍のように空へ昇りたかったからなのでは。
百花為誰開（ひゃっかたがためにひらく）禅語
花はただ無心に咲いています。わたしたちも他人の目を気にせず自分を知ること。
２０１５年５月1日 早月、田草月
早月
田草月
惺惺着 （せいせいじゃく） （禅語）
新年度を迎えた後、五月病というやる気を失う状態が続くことが。つい眠ってしまいそうな自分の本心を励まし問いかけ乗り越えよう。
大岡川長者橋のこいのぼり
五月の設え
早月
田草月
惺惺着 （せいせいじゃく） （禅語）
新年度を迎えた後、五月病というやる気を失う状態が続くことが。つい眠ってしまいそうな自分の本心を励まし問いかけ乗り越えよう。
大岡川長者橋のこいのぼり
五月の設え
ハナビシソウ
5年目のモッコウバラ
２０１５年４月２３日
墨妙筆精（ぼくみょうひっせい）
書をつくる楽しみ
拈華微笑（ねんげみしょう）（禅語）
言葉でなくとも伝わるもの。それはひとつの花とほほえみ。
蒲公英（たんぽぽ）の絮毛（わたげ）
２０１５年４月５日
水月空華（すいげつくうげ）（禅語）
実体のないものに囚われぬよう。見方をかえれば自分が見えてくる。
緑堤春柳
桜満開の中柳も枝垂れて花をつけ始めました。（石川町堀川）
２０１５年4月１日 卯月 鳥月 年度始め
大岡川にかかるソメイヨシノ
卯月
鳥月
歩歩是道場 （禅語）
その場所を道場と思い一歩一歩踏み出すこと。
２０１５年３月２６日
花芳柳暗
足踏みをしていた春がようやく。桜と柳のコラボレーションを。
ヨコハマヒザクラ
柳（大岡川弁天橋）
天禄 天の恵み
ラッパスイセンと諸葛菜
春を呼ぶ見事な黄、紫。天からの贈り物のよう。
２０１５年３月２１日 春分 春分の日 彼岸中日
悟無好悪 悟れば好悪なし （禅語）
人や物の本質を知り好き嫌いを決めず受け入れてみる。
一無位真人 （禅語）
人と比べて自分を見ない。自分自身の存在を大切に。
桃花淥水 (とうかろくすい)淥水は澄み切った水のこと
花桃（伊勢山皇大神宮）
湧水（伊勢山皇大神宮）
２０１５年３月１３日
春和駘蕩
カタバミ
野毛山動物園通りから野毛山公園の土手に春を呼ぶ黄色の花。
２０１５年３月３日 雛祭り
桃李春
春酒介寿
春のお酒は寿命を長くする。
豆雛と１００年程前の古薩摩徳利（薩摩慶田焼）
立ち雛
２０１５年３月１日 弥生 桃月
雛の月となりました。
弥生
桃月
桃の花
２０１５年２月２３日
花裡春禽（かりしゅんきん）
花に遊ぶ小鳥
梅にきたメジロ
梅にすずめ
椿
文字通り春といえば椿、いろいろ集めてみました。
オトメツバキ
ヤブツバキと早咲きのツルギキョウ
ワビスケ
２０１５年２月１９日 旧暦１月１日 雨水
一日一生
天台宗延暦寺酒井法主のことば
一日一日を一生と思い生きてつぎへ繋ぐ。
照顧脚下（しょうこきゃっか）禅語
まずは立っているところを確かめてから行動を。
ほころび始めた紅梅一枝（野毛山の住宅）
雨水の頃に雛飾りをする風習があります。
手拭に染めた雛のタペストリーを中心に、貝合わせと木彫りの小さな雛などを。
２０１５年２月１３日
孤雲本無心（こうんもとむしん） 禅語
ぽっかり浮かぶ雲を見つめ自由な気持ちで。
百卉含英（ひゃっきがんえい）
すべての草が美しく花をつける。
横浜球場正門のジャノメエリカ、クリスマスパレードエリカなどエリカの寄せ植え。
三寒四温のなか１２日久しぶりに散歩をして。
２０１５年２月４日 立春
春来草自生 禅語 自然の為せる技
雪に覆われた土の中でも草木は生命を育んでいます。
もうすぐ春がきて美しい花を咲かせることでしょう。
フユシラズ
こぼれ種から芽吹き漸く一輪の花を咲かせました。
ボケ 崖のそばの小道に
２０１５年２月３日 節分
節分の設え
伊勢山皇大神宮の節分
節分祭
豆まき
２０１５年２月１日 如月 麗月
如月
麗月
文殊（梅）
オカメザクラ
1月末ここ横浜にもうっすらと雪が積もりました。
早くも節分・立春と少しは春を感じられるようになりました。
まだ硬い蕾ですが、
文殊（梅）、オカメザクラが色づき始めました。
２０１５年１月１５日 小正月 女正月・花正月ともいう
小正月
繭玉をつくり飾る風習があった。餅玉をつくり飾ることも。
小正月の夕焼け富士
キャラボクの実が色づきはじめたので紅白の玉に見立てて。
２０１５年1月７日 七草
七草
七草飾り
２０１５年1月5日 御用始
初山河
初山河
年頭にあたり野毛山から遠く富士を望む
２０１５年1月1日 新年
迎福
墨妙筆精（ぼくみょうひっせい）
書をつくる楽しみ
拈華微笑（ねんげみしょう）（禅語）
言葉でなくとも伝わるもの。それはひとつの花とほほえみ。
蒲公英（たんぽぽ）の絮毛（わたげ）
２０１５年４月５日
水月空華（すいげつくうげ）（禅語）
実体のないものに囚われぬよう。見方をかえれば自分が見えてくる。
緑堤春柳
桜満開の中柳も枝垂れて花をつけ始めました。（石川町堀川）
２０１５年4月１日 卯月 鳥月 年度始め
大岡川にかかるソメイヨシノ
卯月
鳥月
歩歩是道場 （禅語）
その場所を道場と思い一歩一歩踏み出すこと。
２０１５年３月２６日
花芳柳暗
足踏みをしていた春がようやく。桜と柳のコラボレーションを。
ヨコハマヒザクラ
柳（大岡川弁天橋）
天禄 天の恵み
ラッパスイセンと諸葛菜
春を呼ぶ見事な黄、紫。天からの贈り物のよう。
２０１５年３月２１日 春分 春分の日 彼岸中日
悟無好悪 悟れば好悪なし （禅語）
人や物の本質を知り好き嫌いを決めず受け入れてみる。
一無位真人 （禅語）
人と比べて自分を見ない。自分自身の存在を大切に。
桃花淥水 (とうかろくすい)淥水は澄み切った水のこと
花桃（伊勢山皇大神宮）
湧水（伊勢山皇大神宮）
２０１５年３月１３日
春和駘蕩
カタバミ
野毛山動物園通りから野毛山公園の土手に春を呼ぶ黄色の花。
２０１５年３月３日 雛祭り
桃李春
春酒介寿
春のお酒は寿命を長くする。
豆雛と１００年程前の古薩摩徳利（薩摩慶田焼）
立ち雛
２０１５年３月１日 弥生 桃月
雛の月となりました。
弥生
桃月
桃の花
２０１５年２月２３日
花裡春禽（かりしゅんきん）
花に遊ぶ小鳥
梅にきたメジロ
梅にすずめ
椿
文字通り春といえば椿、いろいろ集めてみました。
オトメツバキ
ヤブツバキと早咲きのツルギキョウ
ワビスケ
２０１５年２月１９日 旧暦１月１日 雨水
一日一生
天台宗延暦寺酒井法主のことば
一日一日を一生と思い生きてつぎへ繋ぐ。
照顧脚下（しょうこきゃっか）禅語
まずは立っているところを確かめてから行動を。
ほころび始めた紅梅一枝（野毛山の住宅）
雨水の頃に雛飾りをする風習があります。
手拭に染めた雛のタペストリーを中心に、貝合わせと木彫りの小さな雛などを。
２０１５年２月１３日
孤雲本無心（こうんもとむしん） 禅語
ぽっかり浮かぶ雲を見つめ自由な気持ちで。
百卉含英（ひゃっきがんえい）
すべての草が美しく花をつける。
横浜球場正門のジャノメエリカ、クリスマスパレードエリカなどエリカの寄せ植え。
三寒四温のなか１２日久しぶりに散歩をして。
２０１５年２月４日 立春
春来草自生 禅語 自然の為せる技
雪に覆われた土の中でも草木は生命を育んでいます。
もうすぐ春がきて美しい花を咲かせることでしょう。
フユシラズ
こぼれ種から芽吹き漸く一輪の花を咲かせました。
ボケ 崖のそばの小道に
２０１５年２月３日 節分
節分の設え
伊勢山皇大神宮の節分
節分祭
豆まき
２０１５年２月１日 如月 麗月
如月
麗月
文殊（梅）
オカメザクラ
1月末ここ横浜にもうっすらと雪が積もりました。
早くも節分・立春と少しは春を感じられるようになりました。
まだ硬い蕾ですが、
文殊（梅）、オカメザクラが色づき始めました。
２０１５年１月１５日 小正月 女正月・花正月ともいう
小正月
繭玉をつくり飾る風習があった。餅玉をつくり飾ることも。
小正月の夕焼け富士
キャラボクの実が色づきはじめたので紅白の玉に見立てて。
２０１５年1月７日 七草
七草
七草飾り
２０１５年1月5日 御用始
初山河
初山河
年頭にあたり野毛山から遠く富士を望む
２０１５年1月1日 新年
迎福
山下公園にて
あけましておめでとうございます。
昨年も多くの方々のご訪問を頂きまことにありがとうございました。本年も工夫をしつつ1年を通しての自然を見守り作品に反映させて活動をしていく所存です。本年も多数のご訪問をお待ちしております。皆様のご多幸をお祈り申し上げます。
短冊の書は「祥雲瑞日」。ハボタンは羊に見立てて白に。
祝月（いわいづき）（楷書）
初月（はじめづき）（篆書）
初春月（はつはるづき）（行書）
昨年も多くの方々のご訪問を頂きまことにありがとうございました。本年も工夫をしつつ1年を通しての自然を見守り作品に反映させて活動をしていく所存です。本年も多数のご訪問をお待ちしております。皆様のご多幸をお祈り申し上げます。
短冊の書は「祥雲瑞日」。ハボタンは羊に見立てて白に。
祝月（いわいづき）（楷書）
初月（はじめづき）（篆書）
初春月（はつはるづき）（行書）
２０１４年
２０１４年１２月３１日
今年も大晦日となりました。昨年末の第9回個展のあとの1年間は充電期間と思い自然を見つめなおし特に大好きな花と触れ合い続けました。先人の詠んだ句に相応しい月々の花を2種選び書作にし、花の撮影を試み12ヶ月24種類をまとめてみました。
（残念ながら1月の福寿草、2月の節分草は近くで見つけることができませんでした。）
皆様のたくさんのご訪問を感謝いたしますとともに、来年もまた宜しくお願い申し上げます。
光陰矢の如し
ハボタンとお飾り
２０１４年１２月２５日
聖夜
みなとみらいホール横のクリスマスツリー
タラヨウ（はがきの木）の実
２０１４年１２月２２日 冬至
一陽来復
冬至のこと。陰から陽にかわること。冬が終わり春が来ること。幸運に向かうこと。
ゆずとカボチャを飾ってみました。無病息災を願って。
柊
柊の葉の間よりこぼれ花（高浜虚子）
ヒイラギの花
あっという間に散るので見つけるのが大変でした。
柊の実
開港広場の教会のお庭。見事な実を見つけました。（10月１０日）
きっと今頃は赤く色付いていることでしょう。
２０１４年１２月７日 大雪
１１月２５日より一週間、指導しているニチレイの「創立記念日作品展」
が本社ホールにて開催されました。
作品は後日掲載いたします。
クリックすると大きくなります。
蕭瑟（しょうひつ）
寂しい風音
寒椿
１２月の花
寒椿目覚めて今日も生き得しと （山畑禄郎）
寒椿（早咲きのつばきをいう）
２０１４年１２月１日 雪見月
季冬
旧暦１２月の異名
師走
篝火草（かがりびそう）（シクラメンの別名）
12月の花
シクラメン弱きひかりの華やげり （藤井冨美子）
シクラメン
２０１４年１１月２８日
蕭颯（しょうさつ）
秋風の寂しく吹く様
吹き寄せ （掃部山公園にて）
秋山落木
掃部山の枯木立
草紅葉
エノコログサの草紅葉（みなとみらいの空き地）
２０１４年１１月２２日 小雪 二の酉
二の酉を迎え年の瀬が近づいてくる気がして。
花八手
花八ツ手まぢかき星のよく光る （石橋秀野）
ヤツデ
酉の市の熊手にかえてヤツデを。
帰花
うかうかと咲き出でしこの帰り花 （高浜虚子）
タンポポ
キリシマツツジ
シャリンバイ
２０１４年１１月１５日 七五三
揺落
野毛山公園中村汀女句碑にかかる落ち葉の様
山茶花
１１月の花
山茶花の紅と白とがともに散る （吉岡草葉子）
サザンカ（赤）
サザンカ（白）
２０１４年１１月５日 後の十三夜 閏月による１７１年に一度の日
後の十三夜の設え
書は「月弦」（旧作） みちのくより秋の収穫が届きました。
月めでる昔人（せきじん）の粋（すい）今宵（いま）吾も（自詠）
月静林無葉
２０１４年１１月３日 文化の日
雲寒菊有花
菊（スプレーマム） 野毛山にて
２０１４年１１月１日 霜降月
木枯らしも吹きいよいよ初冬の佇まいを感じるころとなりました。
仲冬
旧暦１１月の異名
薄紅葉
野毛坂のサルスベリの紅葉
石蕗（ツワブキ)
11月の花
曾良の墓自生の石蕗の花黄なり （中村節代）
ツワブキ
２０１４年１０月２７日
枯荷復送雨（こかまたあめをおくる） 枯荷とは枯れた蓮の葉
素枯れ始めた蓮池の風景
松風泉韻
野紺菊
10月の花
おもかげのかりに野菊と名づけんか （高浜虚子）
ノコンギク
２０１４年１０月１５日
重ねての大型台風に見舞われ、被害にあわれた方々には心からお見舞い申し上げます。
台風一過のみなとみらい、野毛山公園展望台より。
野毛山公園から大山と富士山が望めました。
金木犀
10月の花
金木犀そこここ入日道の果（大野林火）
キンモクセイ
２０１４年１０月１３日 体育の日
仰月
このところ大型台風が次々に発生し9月の十五夜、10月の十三夜ともに曇天の夜空を仰ぎ一瞬の雲間の月を探し、漸く見ることができました。皆既月食も然り。
揺落
野毛山公園中村汀女句碑にかかる落ち葉の様
山茶花
１１月の花
山茶花の紅と白とがともに散る （吉岡草葉子）
サザンカ（赤）
サザンカ（白）
２０１４年１１月５日 後の十三夜 閏月による１７１年に一度の日
後の十三夜の設え
書は「月弦」（旧作） みちのくより秋の収穫が届きました。
月めでる昔人（せきじん）の粋（すい）今宵（いま）吾も（自詠）
月静林無葉
２０１４年１１月３日 文化の日
雲寒菊有花
菊（スプレーマム） 野毛山にて
２０１４年１１月１日 霜降月
木枯らしも吹きいよいよ初冬の佇まいを感じるころとなりました。
仲冬
旧暦１１月の異名
薄紅葉
野毛坂のサルスベリの紅葉
石蕗（ツワブキ)
11月の花
曾良の墓自生の石蕗の花黄なり （中村節代）
ツワブキ
２０１４年１０月２７日
枯荷復送雨（こかまたあめをおくる） 枯荷とは枯れた蓮の葉
素枯れ始めた蓮池の風景
松風泉韻
野紺菊
10月の花
おもかげのかりに野菊と名づけんか （高浜虚子）
ノコンギク
２０１４年１０月１５日
重ねての大型台風に見舞われ、被害にあわれた方々には心からお見舞い申し上げます。
台風一過のみなとみらい、野毛山公園展望台より。
野毛山公園から大山と富士山が望めました。
金木犀
10月の花
金木犀そこここ入日道の果（大野林火）
キンモクセイ
２０１４年１０月１３日 体育の日
仰月
このところ大型台風が次々に発生し9月の十五夜、10月の十三夜ともに曇天の夜空を仰ぎ一瞬の雲間の月を探し、漸く見ることができました。皆既月食も然り。
十三夜・無双の月
皆既月食
郷愁
東京を離れて10年余り久しぶりに昔の同門だった方々のグループ展に出かけ、物故となられた師の小品とみなさんの作品に触れ思わずノスタルジックになり。
２０１４年１０月６日 十三夜
十三夜の設え
「無双」の書と栗名月にちなみ、栗を山ほど。
無双とは宇多法皇が9月13日の月を愛で無双と称したことから。
桜木町の県民共済プラザのエントランスに十五夜の設えを見つけて。月遅れですが。
秋桜
10月の花
水のごと心澄む日よ秋桜 （原子順）
コスモス
２０１４年１０月１日 紅葉月
孟冬
旧暦１０月をいう
懐遠 遠くにある人を懐かしく思う。
２０１４年９月２３日 秋分の日 彼岸中日 秋分
秋彼岸を迎え「定命」の書と奈良古墨「般若波羅蜜多」、「空」。
煎茶竹送風
静かなひと時茶を立て外気を入れ風を感じる。
ヒガンバナ
法師蝉秋を分ける日しのび鳴く （自詠）
２０１４年９月１８日
桔梗（ききょう、きちこうとも読む）
９月の花
キキョウ
紫のふっとふくらむ桔梗かな （子規）
９月１９日は子規忌
桔梗の花咲時ポンと言ひさうな （千代女）
我が家の鉢植えのキキョウがかわいい蕾を持ち、見ている間に開きました。
俳人の的確な観察眼に敬意を表して。
２０１４年９月１５日 敬老の日
タイムリーにセンニンソウが開花したので「寿徳」の書に添えて。
小物は書にまつわる思い出の品々を少々。
蝉吟一院秋
深まり行く秋の古寺にセミの鳴き収めのひと声が。
２０１４年９月８日 十五夜 白露
お月見の設え
満月を期待して「一輪明月」を飾りクラフトの小物を添えました。
ススキは残念ながら穂がないので葉のみ。葛の花をあしらって。
坐聴松風（坐して松風を聴く）
長く続いた暑さが漸くおさまり、少しの風の音に秋を感じるひと時が。
月輪（がちりん）在り狭き視界の天心に （自詠）
２０１４年９月１日 夜長月 防災の日
季秋
旧暦9月をいう
天私無（てんにわたくしなし）
大自然には我（が）や欲（よく）が無い。自己主張ばかりせず他人への思い遣りを。
芙蓉
9月の花
さはやかに芙蓉は花を了りけり （久保田万太郎）
芙蓉
２０１４年８月２５日
無常迅速 禅語
人生あっという間、一瞬一瞬を大切に。
２０１４年８月１５日 旧盆
回光返照（えこうへんしょう）禅語
自分の実力を磨こう。
遠花火
音きこゆ夏の名残か遠花火 （自詠）
白粉花（おしろいばな）
８月の花
白粉花の実をつぶす指若しとす （金子兜太）
オシロイバナ
２０１４年８月７日 立秋
残暑お見舞い申し上げます。
立秋が死語のような気のする猛暑日が続いております。
皆様くれぐれもご自愛くださいませ。
平常心是道（へいじょうしんぜどう） 禅語
人生に近道なし。当たり前のことを大切に日々を送る。
百日紅
８月の花
散れば咲き散れば咲きして百日紅（千代女）
百日紅（サルスベリ）
２０１４年８月１日 女郎花月（おみなえしづき）
仲秋
旧暦8月のこと
放下着（ほうげじゃく） 禅語
すべてを捨てても生きられる人こそ本物。
竹涼
参道の竹林わたる風涼し（自詠）
伊勢山皇大神宮裏参道
２０１４年7月２６日
暑中お伺い
看脚下（脚下を見よ）禅語
一歩を踏み出すのは自身。足元を見て。
２０１４年７月１３日 盂蘭盆会迎え火
先祖供養
俳人の的確な観察眼に敬意を表して。
２０１４年９月１５日 敬老の日
タイムリーにセンニンソウが開花したので「寿徳」の書に添えて。
小物は書にまつわる思い出の品々を少々。
蝉吟一院秋
深まり行く秋の古寺にセミの鳴き収めのひと声が。
２０１４年９月８日 十五夜 白露
お月見の設え
満月を期待して「一輪明月」を飾りクラフトの小物を添えました。
ススキは残念ながら穂がないので葉のみ。葛の花をあしらって。
坐聴松風（坐して松風を聴く）
長く続いた暑さが漸くおさまり、少しの風の音に秋を感じるひと時が。
月輪（がちりん）在り狭き視界の天心に （自詠）
２０１４年９月１日 夜長月 防災の日
季秋
旧暦9月をいう
天私無（てんにわたくしなし）
大自然には我（が）や欲（よく）が無い。自己主張ばかりせず他人への思い遣りを。
芙蓉
9月の花
さはやかに芙蓉は花を了りけり （久保田万太郎）
芙蓉
２０１４年８月２５日
無常迅速 禅語
人生あっという間、一瞬一瞬を大切に。
２０１４年８月１５日 旧盆
回光返照（えこうへんしょう）禅語
自分の実力を磨こう。
遠花火
音きこゆ夏の名残か遠花火 （自詠）
白粉花（おしろいばな）
８月の花
白粉花の実をつぶす指若しとす （金子兜太）
オシロイバナ
２０１４年８月７日 立秋
残暑お見舞い申し上げます。
立秋が死語のような気のする猛暑日が続いております。
皆様くれぐれもご自愛くださいませ。
平常心是道（へいじょうしんぜどう） 禅語
人生に近道なし。当たり前のことを大切に日々を送る。
百日紅
８月の花
散れば咲き散れば咲きして百日紅（千代女）
百日紅（サルスベリ）
２０１４年８月１日 女郎花月（おみなえしづき）
仲秋
旧暦8月のこと
放下着（ほうげじゃく） 禅語
すべてを捨てても生きられる人こそ本物。
竹涼
参道の竹林わたる風涼し（自詠）
伊勢山皇大神宮裏参道
２０１４年7月２６日
暑中お伺い
看脚下（脚下を見よ）禅語
一歩を踏み出すのは自身。足元を見て。
２０１４年７月１３日 盂蘭盆会迎え火
先祖供養
お盆に禅語を紐解いて
我逢人（がほうじん）出逢いこそ命
睡蓮 ７月の花
睡蓮の余せし水の無聊かな（渡辺 啓二郎）
野毛山公園の睡蓮
２０１４年７月７日 七夕 星祭にちなんで
水琴窟をそえて
竹窓（ちくそう）
鄙（ひな）の里障子に映る笹の影 （自詠）
星光（ほしひかる）
古（いにしえ）の光届きし七夜月 （自詠）
木槿（むくげ） ７月の花
それがしも其の日暮しぞ花木槿（小林一茶）
ムクゲ
２０１４年７月１日 七夜月
孟秋（もうしゅう）
「孟」は初めの意。初秋のことで旧暦７月のこと。
「孟秋の候」９月の手紙の慣用句です。
同様に「仲秋」、「季秋」となります。
蓮池遊魚
野毛山公園和風庭園の池の睡蓮に遊ぶ鯉
２０１４年６月３０日 夏越祭（なごしのまつり）
大祓（おおはらへ）神事茅（ち）の輪くぐり
伊勢山皇大神宮
同
大祓神事茅の輪くぐり
２０１４年６月２３日
手毬花（アジサイのこと）の書にアジサイと木目込みの手毬をあしらって。
捩花（ネジバナ）モジズリソウ
小蝶添ひてややに紅濃き文字摺草（もじずりそう）（東郷喜久子）
ネジバナ
２０１４年６月２０日
鴨足草（ゆきのした） 6月の花
ふもと井や湯女につまるる鴨足草 （飯田蛇笏）
ユキノシタ 花弁の下二枚が大きく蜂の飛ぶ姿にも。
槐（えんじゅ）
一夜々々星高くある槐かな （長谷川零余子）
伊勢佐木モールのエンジュの樹。花の時期ではありませんでした。
７月３１日 花が咲いていました。
余花（よか）
季節が遅れて夏山に咲く桜をいう。春の残花に対しあえて余花ということばがある。
余花に逢ふ再び逢ひし人のごと （虚子）
２０１４年６月11日 入梅
我が家のあじさいと蛙
栗花落（ついり） 当て字で「つゆいり」をいう。
霖雨 降り続く雨
紫陽花（あじさい） 6月の花
紫陽花や白よりいでし浅みどり （渡辺水巴）
アジサイ
２０１４年６月９日
百花繚乱
激しい雨の日がつづきようやく晴れ間がでました。
野毛山周辺での咲き競う花たちをご覧ください。
ロージーカーペット
マツバギク
ジキタリス
ポーチュラカ
２０１４年６月５日
梅雨桔梗
６月１１日の入梅を前に真夏日がありすぐ梅雨入り発表。なんとも腑に落ちぬ今年の入梅。我が家の桔梗がそれに合わせて今日咲きました。秋咲く花が梅雨入りを待って咲くことを
「梅雨桔梗」（つゆぎきょう）と。まさしくこの一輪が。
梅雨桔梗夕べの風の湿りがち （野田ゆたか）
桔梗の花
２０１４年６月１日 五月雨月
季夏 旧暦６月のこと
杜鵑花（さつき） 6月の花
襖除り（ふすまとり）杜鵑花（さつき）あかりに圧されけり （阿波野青畝）
オオサカヅキ（大杯）
キコウシ（貴公子）
２０１４年５月２６日
忍冬（すいかずら）
忍冬二花づつのよき香り （高野素十）
スイカズラ
天女花（おおやまれんげ）
大空に天女花ひかりたれ（原 石鼎）
オオヤマレンゲの蕾と集合果
オオヤマレンゲ
２０１４年５月２２日
茅花（つばな）
三日月のほのかに白し茅花の穂 （子規）
茅花咲く岡にのぼれば風の吹く （村上鬼城）
ツバナ
２０１４年５月１０日
風光明媚
鎌倉円覚寺庭園
２０１４年５月８日
若葉風
五月晴れの日ばかりではありませんがつかの間の陽の光を探して。
紫雲英（げんげ）れんげ草
レンゲの花を見ることはなくなりましたが、なんだかとても懐かしく呼び名と文字にひかれて書き残してみようと。
２０１４年５月３日
茶烟永日香（ちゃえんえいじつかぐわし）
静かなひと時に一服のお茶を。八十八夜を迎え茶摘のあとにはきっとこの光景が。
燕子花（かきつばた） 五月の花
赤犬の欠伸のさきやかきつばた（一茶）
我が家のかきつばた
２０１４年５月１日 菖蒲月
仲夏
旧暦5月のこと
躑躅（ツツジ）（5月のはな）
近道へ出てうれし野の躑躅哉（蕪村）
リュウキュウツツジ
5月飾り
端午の節句のしつらえを 書は「蓮池遊魚」（新作）
イチハツ（鳶尾）あやめ科の多年草、端午の節句にさきがけ真っ先に咲く花。野毛山公園で。
２０１４年４月１８日
山吹（4月の花）
ほろほろと山吹散るか滝の音（芭蕉）
山吹 野毛山公園
花水木（4月の花）
花みづき紅白風も二タ岐れ（ふたわかれ）（塙毅比古）
茅花（つばな）
三日月のほのかに白し茅花の穂 （子規）
茅花咲く岡にのぼれば風の吹く （村上鬼城）
ツバナ
２０１４年５月１０日
風光明媚
鎌倉円覚寺庭園
２０１４年５月８日
若葉風
五月晴れの日ばかりではありませんがつかの間の陽の光を探して。
紫雲英（げんげ）れんげ草
レンゲの花を見ることはなくなりましたが、なんだかとても懐かしく呼び名と文字にひかれて書き残してみようと。
２０１４年５月３日
茶烟永日香（ちゃえんえいじつかぐわし）
静かなひと時に一服のお茶を。八十八夜を迎え茶摘のあとにはきっとこの光景が。
燕子花（かきつばた） 五月の花
赤犬の欠伸のさきやかきつばた（一茶）
我が家のかきつばた
２０１４年５月１日 菖蒲月
仲夏
旧暦5月のこと
躑躅（ツツジ）（5月のはな）
近道へ出てうれし野の躑躅哉（蕪村）
リュウキュウツツジ
5月飾り
端午の節句のしつらえを 書は「蓮池遊魚」（新作）
イチハツ（鳶尾）あやめ科の多年草、端午の節句にさきがけ真っ先に咲く花。野毛山公園で。
２０１４年４月１８日
山吹（4月の花）
ほろほろと山吹散るか滝の音（芭蕉）
山吹 野毛山公園
花水木（4月の花）
花みづき紅白風も二タ岐れ（ふたわかれ）（塙毅比古）
ハナミズキ赤 横浜美術館前
ハナミズキ白 横浜美術館前
２０１４年４月９日
柳緑花紅
ものごとが自然のままに
柳緑花紅
ものごとが自然のままに
柳
ベニバナトキワマンサク
２０１４年４月６日
古木再花生（古木再び花を生ず）
花下月影
桜花爛漫
２０１４年４月1日 花残月
孟夏
旧暦4月のこと
春日華麗
雛の月３月が終わり、いただいた手作りの木目込み人形を飾りました。
額は「恩寵」（思いやりと慈しみ）
２０１４年３月２４日
春風駘蕩
野毛山公園の数本の杏が満開となりました。
２０１４年３月１９日
連翹（３月の花）
連翹に見えているなり隠れんぼ（高浜虚子）
レンギョウ
豪華客船クイーンエリザベス大桟橋に。（３月１６日深夜から１７日深夜まで）
２０１４年３月１５日
花天月地
花は天に向かって咲き月は地を照らす。
幸せを呼ぶアンブレラツリーの水栽培です。
２０１４年３月１０日
春隣（はるどなり）
再返り再返りして春を待つ。春はもうそこまで、お隣りまで来ています。
雪柳（3月の花）
暮れてゆく花のかたまり雪柳（湯浅桃邑）
ユキヤナギ（雪柳）
２０１４年３月１日 花見月
季春 旧暦３月のこと
雛飾り
今年は年代物の雛に胡蝶蘭とジュリアンとクリスマスローズを添えました。
みなとみらいの帆船日本丸
突然の春の陽気に映えて（2月２８日）
２０１４年２月２０日
水仙（2月の花）
一茎の水仙の花相背く（大橋越央子）
港の見える丘公園近くの土手に咲く水仙
ここ野毛山公園にも大雪が降りました。水墨画のようです。
２０１４年２月１５日
寒月照梅花(寒月梅花を照らす）
昨日の大雪ではとても寒月に梅という雰囲気はありませんが。
２０１４年2月１１日 建国記念の日
寒い日々がつづきます。
象の鼻公園から
大桟橋の豪華客船クリスタルセレニティー（バハマ船籍）
２０１４年２月１日 初花月
仲春 旧暦２月のこと
節分草（2月の花）
山里に隠れる如く節分草 （須賀敏子）
「梅一枝」の書と共に節分の設えを
ヒイラギナンテンの一枝と残花をそえて
２０１４年１月２０日 二十日正月 大寒
天一生水（天はじめに水を生ず）
天ははじめに水をこの星（地球）に。
この星の生命体は全てその水により生きながらえているのでは。
臘梅（蝋梅）（１月の花）
臘梅の臘の花弁のやはらかき（鎌田健一）
鎌倉大巧寺の和臘梅
２０１４年1月１０日 十日戎
鎌倉まで足を伸ばし戎様を祭っている本覚寺へ詣で、無病息災の瓢（ふくべ）を求めてきました。
布袋様と並べて笹と南天（難を転ずる）を添えて。
古木再花生（古木再び花を生ず）
花下月影
桜花爛漫
２０１４年４月1日 花残月
孟夏
旧暦4月のこと
春日華麗
雛の月３月が終わり、いただいた手作りの木目込み人形を飾りました。
額は「恩寵」（思いやりと慈しみ）
２０１４年３月２４日
春風駘蕩
野毛山公園の数本の杏が満開となりました。
２０１４年３月１９日
連翹（３月の花）
連翹に見えているなり隠れんぼ（高浜虚子）
レンギョウ
豪華客船クイーンエリザベス大桟橋に。（３月１６日深夜から１７日深夜まで）
２０１４年３月１５日
花天月地
花は天に向かって咲き月は地を照らす。
幸せを呼ぶアンブレラツリーの水栽培です。
２０１４年３月１０日
春隣（はるどなり）
再返り再返りして春を待つ。春はもうそこまで、お隣りまで来ています。
雪柳（3月の花）
暮れてゆく花のかたまり雪柳（湯浅桃邑）
ユキヤナギ（雪柳）
２０１４年３月１日 花見月
季春 旧暦３月のこと
雛飾り
今年は年代物の雛に胡蝶蘭とジュリアンとクリスマスローズを添えました。
みなとみらいの帆船日本丸
突然の春の陽気に映えて（2月２８日）
２０１４年２月２０日
水仙（2月の花）
一茎の水仙の花相背く（大橋越央子）
港の見える丘公園近くの土手に咲く水仙
ここ野毛山公園にも大雪が降りました。水墨画のようです。
２０１４年２月１５日
寒月照梅花(寒月梅花を照らす）
昨日の大雪ではとても寒月に梅という雰囲気はありませんが。
２０１４年2月１１日 建国記念の日
寒い日々がつづきます。
象の鼻公園から
大桟橋の豪華客船クリスタルセレニティー（バハマ船籍）
２０１４年２月１日 初花月
仲春 旧暦２月のこと
節分草（2月の花）
山里に隠れる如く節分草 （須賀敏子）
「梅一枝」の書と共に節分の設えを
ヒイラギナンテンの一枝と残花をそえて
２０１４年１月２０日 二十日正月 大寒
天一生水（天はじめに水を生ず）
天ははじめに水をこの星（地球）に。
この星の生命体は全てその水により生きながらえているのでは。
臘梅（蝋梅）（１月の花）
臘梅の臘の花弁のやはらかき（鎌田健一）
鎌倉大巧寺の和臘梅
２０１４年1月１０日 十日戎
鎌倉まで足を伸ばし戎様を祭っている本覚寺へ詣で、無病息災の瓢（ふくべ）を求めてきました。
布袋様と並べて笹と南天（難を転ずる）を添えて。
２０１４年１月７日 七草
干支の午の絵を飾りお正月のしつらえを変えてみました。
きのうは寒の入り。しばらく一年で一番寒いとき。
七草粥で体を温め胃を休め先人の知恵はすばらしいと思います。
芹、薺（なずな）、御形、繁縷（はこべら）、仏の座、菘（すずな）、蘿蔔（すずしろ）
春の七草。
２０１４年 元旦 初春月
恭賀新年
「典雅」の書と正月飾り
また新しい年を迎えることができました。
今年は心新たに一味違った角度から自然をみつめ研鑽を重ねてまいりたく存じております。
昨年は第9回個展を終えて、みなさまからいただいたさまざまなエールを胸にして、また新たなときめきを覚えながらつぎの作品につなげたいと早くも意欲を燃やしております。
是非みなさまのご訪問をお待ち申し上げております。
皆様のご多幸をお祈り申し上げます。
孟春 旧暦１月のことをいいます。
福寿草（１月の花）
なにもなき床に置きけり福寿草 （高浜虚子）
干支の午の絵を飾りお正月のしつらえを変えてみました。
きのうは寒の入り。しばらく一年で一番寒いとき。
七草粥で体を温め胃を休め先人の知恵はすばらしいと思います。
芹、薺（なずな）、御形、繁縷（はこべら）、仏の座、菘（すずな）、蘿蔔（すずしろ）
春の七草。
２０１４年 元旦 初春月
恭賀新年
「典雅」の書と正月飾り
また新しい年を迎えることができました。
今年は心新たに一味違った角度から自然をみつめ研鑽を重ねてまいりたく存じております。
昨年は第9回個展を終えて、みなさまからいただいたさまざまなエールを胸にして、また新たなときめきを覚えながらつぎの作品につなげたいと早くも意欲を燃やしております。
是非みなさまのご訪問をお待ち申し上げております。
皆様のご多幸をお祈り申し上げます。
孟春 旧暦１月のことをいいます。
福寿草（１月の花）
なにもなき床に置きけり福寿草 （高浜虚子）
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